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「傷つきたくない」人のメンタルが秒で救われる、「相手のせいにする」逆転の発想法

ゆる物書きサロン
文章のパーソナルトレーナー
文系女子&男子のたまり場コミュニティ
「考えて・話して・書く」=思考と対話の場
……それが「おとなの寺子屋〜文章教室〜」です。次回は、7月23日(土)19時〜、開催。【初回参加無料です、ぜひ!】

https://peatix.com/event/3287016/view


現代において、多くの人が「失敗したくない」「傷つきたくない」という理由から、行動をためらっています。

断られたらいやだから人に頼まず自分でやってしまう。

失敗したら自分が立ち直れないので、新しいアイディアを思いつかなかったことにしてしまう。

すべては「自分の気持ち」を最優先に考えてしまうのが、現代のトレンドです。
 
その際、いろいろとやらない・できない理由をつけてあきらめようとします。

「だって、なんだか忙しそうだから話しかけなかった」

「時期尚早だと思ったんで、アイディアを口に出さなかった」

などなど。「どうせ相手はNOというだろう」と想定し、その言い訳で、行動できない自分を納得させます。「弱腰」「勇気がない」という後悔ではなく、むしろ「私は気が効く、先が見通せる」という自負とともに。
 
友人の会社経営者は、「忙しそうだったんで」「こういうのは、気に入らないかと思ったんで」と、勝手にこっちを慮って発言・働きかけをしない部下をとても嫌います。

曰く「忙しいかどうか、気に入るかどうか、オレが決める」と。「いいから言ってこい。もちろんすべてを受け入れるわけではない。でも、いいか・悪いを決めるのはこっちだから、そっちはなにも考えずに発言しろ」と。極めてシンプルでフェアな考えの彼は、そのかわり、部下の発言をとがめたり、それで気分を害したりということはないのだそうです。
 
似たようなエピソードをもうひとつ。

ある友人が気になる女の子をデートに誘うかどうか迷った際、「オレなんかが誘ってもいいのかな?」と弱気だったので、「誘ってもいいかどうかは、相手が決めること。まずは誘え」とハッパをかけたことがあります。

これなども「誘って断られたときに傷つくのが怖い」という気持ちを、「誘う権利があるかどうか」という問題にすり替えている例。その後彼は、勇気を出して告白、みごと玉砕しました(笑)。
 
「いいか・悪いかは相手が決める」「自分の臆病さを相手のせいにしない」 この二つを心がけるだけで、日々の生活の中でぐっと行動しやすくなり、自分の弱い心と向き合いやすくなります。試してみてください!

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※おとなの寺子屋の体験ワークショップ、次回は7月23日開催!


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