見出し画像

高校時代、日常的に早弁をしていた

早弁。
昼食時間より前に弁当を食べること。

私は高校時代、日常的に早弁をしていた。高校時代って異常にお腹が空いていた気がするのだが、私だけだろうか。

大体、2時間目が終わったあたりで、ちょっとお腹空いたな~という気分になる。すると、いそいそとお弁当を取り出して食べる。普通に食べる。
ちなみに共学で男子もいたが、異性の目なんて全く気にしていなかった。だってお腹が空くんですもの、仕方なくないですか?(誰)

3時間目が終わっても、ちょっと食べる。昼の時間にお弁当がなくなってしまっていた時もあった。そんな時は昼休みは学食へ行って、普通に素うどん(大)を注文。食べすぎだと思うが、相撲部とかだった訳ではない。バレー部所属で、別に太ってもいなかった。高校時代の代謝、恐るべし。

友人も馬鹿にするでもなく、すごくナチュラルに受け入れてくれていたと記憶している。そういえば早弁してたな、くらいのなんてことない高校時代のメモリー。

先日、夫とどういう流れだったか忘れたが、早弁の話になった。

「高校の時、早弁してたんやろ?」

「うん。そうやで。別に普通ちゃうん。してなかったん?」

「いや、早弁してたのなんか、野球部のやつらしかおらんかったで。それも昼休みの練習があるから、みたいな理由があったと思う」

「え!!??」

私は軽い衝撃を受けた。夫の出身高校の野球部は、甲子園にも出場していたような強豪。その男子たちくらいしか、許されないものなのか?早弁。私は普通の公立高校バレー部ですけど。

そもそも、なぜ夫が私の早弁を知っているかというと、話は結婚式にさかのぼる。
尊敬レベルで面白い友人に簡単なスピーチを頼んだところ、当日漫談のようなものをしてくれ、その中にMY早弁エピソードをぶち込んでくれたのだ。みんな笑ってたから、全く気にしてなかったけど、よく考えたらスピーチに織り込むということはTOPICとして強いと判断された訳だ。

記憶をたぐりよせる。

確かに早弁は誰かとしていた訳ではなく、一人でしていたような気がする。一人でこっそりとかではなく、友人たちと談笑している輪の中で一人早弁をしていたような気がする。早弁仲間がいた訳ではない。

しかし、私は恥ずかしがらずにナチュラルに早弁をしていた。誰かに何かを言われた記憶もない。お腹が減っては授業にも集中できない。(めっちゃ寝てた癖に)
高校時代、おもしろい子が盛りだくさんで、何でもありな空気だったので私も安心していたのであろう。のびのびと高校時代を送っていたようで何よりだ。

何の話やねん、という感じになってきていて申し訳ない。ただ単純に早弁仲間を見つけたい!という気持ちもあり、この記事を書いている。(どなたかいらっしゃいませんか……?)

今も在宅ワークをしていると、ちょこちょことお菓子に手が伸びてしまうのは、早弁時代の名残かもしれない。食欲に忠実。

今までは良かったが、40手前に差し掛かってきた今、食欲に溺れるとどうなるか。自明である。どんどん転がって立派な雪だるまの完成。それだけは避けなくてはいけない。
いつまでも早弁時代をひきづっているようでは危険だということは、自覚している。


#オープン学級通信



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?