劣等感。
こんにちはちゅーるい。いおりです。
今回は愚痴……というほどでもないですが、最近感じたことを書こうと思います。
自分で言うのもなんですが、私は小学生のときから「勉強のできるいい子」で通ってきました。
成績は常にトップ、志望校はA判定、先生からの評価も高い。
部活で伸び悩んだり、人間関係で苦しんだりはしましたが、自分は努力すればある程度できるようになるんだと信じて疑いませんでした。
ところがどっこい。
大学に入ると話はがらっと変わります。
仲の良い友人がたくさんでき、成績優秀者に選ばれるほどの好成績を残して、一見順風満帆。
でも、私は常に劣等感を覚えるようになりました。
高校までには存在しなかった概念。
そう、アルバイトです。
私はASD傾向とADHD傾向、加えて強度のHSPとフルコンボの生きにくさが揃っています。
別にこいつらのせいにしたいわけではありません。むしろ自分の性質のせいにしたくなくて、めちゃくちゃ努力してきました。
空気読めないと言われれば膨大な会話のマニュアルを作り。
どれだけ具合が悪くても表情や会話にはにじませないよう気を配り。
聞き取れない電話も全力で頑張り、音がうるさければ耳栓で対処し、蛍光灯の点滅が気になればそこから離れ……エトセトラ。
今まではこれでよかったんです。
でも、アルバイトではそうもいきませんでした。
最初に働いたのはドラッグストア。圧迫面接ながらも品出しでの就労を勝ち取ったはずが、なぜかほぼ全てレジ担当に。一日6時間立ってた時もありました。
お客様からの変則的な質問、カゴの中身を把握してうまく詰めるという変則的な仕事、ざわつく店内、全てが刺激。
苦しくてたまりませんでした。
努力でなにも解決できない経験は初めてでした。
どれだけ工夫を凝らしても苦しさはほとんど減らず、出勤前には過呼吸をおこすように。
加えて店長とお局からの嫌がらせもあり、初のアルバイトは3か月で幕を閉じました。
そう、私の特性とアルバイトは非常に相性が悪かったのです。
周りの友人ががっつり働いて稼ぐ中、自分だけ合う職場を探して転々としていました。
アルバイトがつらいと知っているからこそ、耐えられる友人と耐えられない自分を比べて、「私はなんてダメなんだ」と責め続けました。
勉強だけできても何の役にも立たない。特技だと思っていたことさえ信じられなくて、何もできない人間であるという意識だけが日ごとに刷り込まれていきました。
書きながら涙出てきちゃったよ。
紆余曲折を経て、今は週2で家庭教師のアルバイトをしています。静かな場所で、勉強という分野でならなんとかなると気づくことができました。長時間労働もできないので、今が最善の形かなあとは思っています。
なんで働くってこんなに難しいんでしょうね。
ところで今私大学4年生なんですが。
内定ひとつも決まってません。
この話もおいおい書きます。その前に就活しろって? ははは。
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