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理想と妄想④

私はテーブル横の椅子に腰掛け足を組む。
「さぁ、来なさい」
全裸で正座していた君は四つん這いでゆっくりと近付き、私の前に来て正座する。
カチャ…と首輪を締め、次に手枷を装着し、足枷も着ける。まだ拘束はしない。
「ほら、ご挨拶だよ。本日もご調教よろしくお願いします。…でしょ?」
言われた通りに繰り返し、頭を下げ額を床につける。無防備な君の背中に軽く爪を立て、腰から首元へと滑らしていくと、君は鳥肌を立てた。


「今日のお散歩は途中までは完璧だった。…なのに、お前は私の脚に水滴を落としたね?…どうしてくれるんだい?」
君はゴクリと生唾を飲み込んだ。


天井から縄を吊るし、縄で蝋燭を固定しぶら下げる。君は蝋燭の下で正座をし、後ろ手に手足枷で拘束する。猿轡を咥えさせ、吊るした蝋燭に火をつける。
蝋燭と君の太ももの間の距離は約20㎝。数秒でポタポタと蝋が太ももに落ちた。
蝋が落ちる度に小さな喘ぎ声が猿轡から漏れ出ると、じわじわと口内に溜まった唾液が滲み出る。
「このまま放っておいたら、どんどん蝋燭が短くなって縄が燃えてしまうよ?さて、どうする?」
うぅ、うぅ…と困った表情で私を見つめる。
「そんな目をしても無駄だよ!自分で考えな!」
バシンッと背中を鞭で叩く。
情けない叫び声と共に猿轡の穴から唾液が飛び散った。
「あら?唾液が溜まっているね。という事は、どうするべきかわかるよね?」
ぶら下げられた蝋燭に唾液を垂らそうと前屈みになる君。その背中を鞭で叩く私。
君の呻き声と私の笑い声が交互に響く。

「早くしないと縄が燃えてしまうよ!縄をダメにするつもり?」
バシンバシンと鞭を打つ。
震える君の太ももは蝋に染まり唾液で汚れる。炎の熱で顔を歪ませながら必死に猿轡から溢れる唾液で炎を消そうとするも、鞭で打たれなかなか当たらない。
「ほら、早く!!」
どんどんと急かす私は鞭を打つ速度を速くする。情けない声を出しながら必死に唾液を垂らし、やっと炎が消えた。

「消すのが遅いから背中がミミズ腫れだらけよ」と笑いながら猿轡を外す。
喋れるようになった君は、…消すのが遅くなりごめんなさい。水滴を脚に落としてしまい、申し訳ございませんでした。…と震えた声で土下座した。
「わかればよろしい」
私は君の髪を掴み顔を上に向け、私の唾液を君の口へ垂らす。
君はゴクリと飲み込み、…ありがとうございます。…と潤んだ瞳で私を見つめて言った。



続く…

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