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お茶について#4

LUPICIAのティーマイスターの資格を持つ私が、お茶について講座風に執筆をする「お茶について」の4回目です。今回は、お茶を淹れるときの温度や水について執筆します。


淹れ方

・小さい葉


山盛り1杯が5g

・大きい葉


山盛り1杯が3g

茶器

陶器


粘土で作ったもの。叩くと低く鈍い音がする。マイルドな味になる。香りの強いものは器がにおいを吸収するので×

磁器


岩石を砕いて作ったもの、叩くと高い金属音がする。シャープな香りがする

ガラス


美しい水色と葉の開く様子を楽しむことができる。冷涼感があり、冷めやすい


硬度
水1,000mlに含まれているカルシウムとマグネシウムの合計量から算出
WHOでは、120mg/L未満を軟水と呼んでいる
日本では、100mg/L未満を軟水と呼んでいる

水の高度と風味について

お茶に適した水


ミネラルの少ない軟水
塩素や鉄分が少なく水素イオンのバランスが良いもの、空気をたくさん含んだ新鮮な水

お湯の沸かし方


完全に沸騰させることと、長時間沸騰させないことが重要
水道水の場合、塩素(カルキ臭)が含まれているので、薬缶の蓋を外し、水面に大きな泡がぼこぼこと出るくらいまで1~2分完全に沸騰させてから使うこと。
一方で沸かしすぎの熱湯や二度沸かしの熱湯は空気や炭酸ガスが抜けて、爽快感のないお茶になってしまう。


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