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【製品生技性検討 生産設計時(製品DR)~技術・ノウハウ集】--【概要】

【01.製品生技性検討 生産設計時(製品DR)~技術・ノウハウ集】

【概要】

量産金型着工時の3D製品DATA作成完成前に、3D製品DATAにて製品生技性検討の生産設計(製品DR)を実施する事は大変重要な事です。

・金型設計・製作、組立・解体にて問題が無いか?
・型構造機構、型耐久性等にて問題が無いか?
・成形生産的に問題ないか?
・安定生産は問題ないか?
・製品意匠性、品質性は問題ないか?
・成形不良等は問題ないか?  等々

製品生技性検討の生産設計(製品DR)が、きちんとされずに作り込まれた製品形状仕様は、「製品・金型品質」、「型破損トラブル」、「型構造機構不良トラブル」、「型改造追加費(成形性等による)」、「成形性・安定成形生産」等への影響懸念があり、結果、「金型TOTAL COST」含め、悪影響を与え兼ねない要因因子が多々存在している事があります。

事前に上記の様な懸念部要因の対策を何も対処せず、万が一、金型等にトラブル・問題等が発生し、それらの対処・対応の為の追加発生の予測費用を考慮すると、金型によっては、”約数百万円/型” 規模でのCOST事前抑制、低減化が見込まれる事があります。

上記の様、製品・金型における、懸念部要因を事前に回避させる為、
製品生技性検討(製品DR)を対応実施し、細部まで検証判断し、製品形状の最適化を図る事により、結果、「COST低減化」、「トラブル低減化」、「品質向上」、「安定成形生産化向上」等、メリットある改善効果が具現化・実現化されます。

最終的には、「量産成形導入までの金型への対応負荷軽減」、「量産成形生産での安定化」が、大きな効果となって現れます。
量産成形生産は、END USERメーカー様の生産ラインへ直結する生産です。
結果として、金型が量産成形生産に支障をきたさず、安定化させると言う事は、一番大切な重要視すべき事です。

そこで、製品生技性検討の生産設計(製品DR)を実施するにあたり、以下のような項目に注視して、実際、どの様な事を、どの様に検証判断し、製品形状の最適化を図って行くかを、各々個別毎に、「技術・ノウハウ集の資料ノート」として、纏めて行きたいと思います。

◎型設計性
◎型加工性
◎型組立・解体性
◎型仕上性
◎型構造機構性
◎型耐久性
◎成形性
◎製品離形性&取出し性
◎製品意匠性
◎成形不良予測回避
◎GAS巻き予測回避
◎COST低減性  等


■金型設計者、金型&成形技術者、調達管理者、営業技術担当、品質管理担当、・・・
■プラスチックの構造設計者 等

向けに、お役に立てて頂けるのではと存じます。

是非とも、ご利用・ご活用頂けますと、大変幸甚と存じます。

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