【型設計時~技術・ノウハウ集】--【概要】
【02.型設計時~技術・ノウハウ集】
【概要】
3D製品DATAが完成し、正式に型GOとなり、量産金型の着工スタートになりますが、型設計を進めるにあたり、金型構想設計の図面&DATA等を十分精査・検図し、完全に型構造機構を固め、型設計図&DATAを作り込む事が大変重要になります。
金型構想設計仕様を金型設計者や金型メーカー等への一任にて、精査・検図せずに、型加工・製作へ進める事は絶対に避けるべき事です。
金型は、出来上がってからでは、型構造機構は根本的には、もはや変更出来ません。
型が出来上がった後にて、不具合・問題が発生しても、根本的な型修正・型修復は不可能となってしまいます。
小手先の対応にて凌ぐしかなくなってしまいます。
「型設計仕様、また型設計段階にて、約8割方は、金型品質&製品品質が決まってしまう。」
と言っても過言ではありません。
型構造機構仕様を確実に決定する、確実にFIXさせると言う事が、大変重要な事です。
金型の発注元の客先、エンドユーザー様、量産生産工場様へ、製品品質や金型品質、また成形生産等にて、ご迷惑をかけない様、また信用・信頼を損なう事が無い様、する事が必要です。
責任を持って型設計段階時に、金型構想設計の図面&DATA等を十分精査・検図し、完全に型構造機構を固め、型設計図&DATAを作り込み、その後、型加工・製作へ進めるべきです。
金型構想設計仕様を金型設計者や金型メーカー等への一任にて、精査・検図せずに、型加工・製作へ進め、万が一、金型等にトラブル・問題等が発生した場合、それらの対処・対応の為の追加発生の予測費用を考慮すると、
「製品生技性検討の生産設計時(製品DR)」の「概要」にて同様、金型によっては、”約数百万円/型” 規模での無駄な、追加COSTが発生する事があります。
このような事が生じれば、無駄な追加COST、時間等を浪費するばかりでなく、金型品質自体も都度劣化して行ってしまいます。
従って、同様に、「COST低減化」、「トラブル低減化」、「品質向上」、「安定成形生産化向上」等、メリットある改善効果を具現化・実現化させる必要があります。
そして最終的には、「量産成形導入までの金型への対応負荷軽減」、「量産成形生産での安定化」へと、大きな効果をもたらす事が必要です。
量産成形生産は、END USERメーカー様の生産ラインへ直結する生産です。
結果として、金型が量産成形生産に支障をきたさず、安定化させると言う事は、一番大切な重要視すべき事です。
そこで、型設計を進めるにあたり、以下のような項目に注視して、
実際、金型構想設計の図面&DATA等にて、どの様な事を、どの様に精査・検図し、型構造機構を固め、型設計図&DATAを完全に作り込んで行くかを、
各々個別毎に、「技術・ノウハウ集の資料ノート」として、纏めて行きたいと思います。
■金型設計者、金型&成形技術者、調達管理者、営業技術担当、品質管理担当、・・・
■プラスチックの構造設計者 等
向けに、お役に立てて頂けるのではと存じます。
是非とも、ご利用・ご活用頂けますと、大変幸甚と存じます。
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