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フルーツアドバイザー 原詩織 の推し食材。ジューシーな愛媛県産の美生柑(みしょうかん)

普段は秘密にしておきたいお気に入り食材をこっそり教えてくれるプロジェクト『#わたしの推し食材』。
Vo.12はフルーツアドバイザーの「原詩織」さんです。

フードセレクター紹介

こんにちは!本日のフードセレクターの原と申します。
日本最大の青果市場「大田市場」のフルーツ専門店で仕入れ・通販を担当しています。フルーツの仕事に携わって、9年目になります。

フルーツマリアージュ原詩織写真

私が、こんなにもフルーツのとりこになったきっかけは、大田市場で仕入れたフルーツが本当に美味しく感動したことです。
こんなに美味しく感動するフルーツをもっといろいろな人に食べてもらいたい、伝えたいと思い、フルーツの勉強をし、フルーツアドバイザーの資格をとりました。
お客様へ美味しいフルーツを伝えるためにフルーツの知識を勉強していく中、フルーツはほかの食材にないすばらしい効能や、フルーツ自体のすばらしさを知りました。
フルーツを毎日食べるだけで、健康で元気に日々を暮らせていると実感しています。

わたしの推し食材

地域名:愛媛県南宇和郡愛南町(旧御荘町)
生産団体:マルエムフルーツアイランド(生産者代表:和家さん)
美生柑(品種名:河内晩柑)

美生柑は、産地研修で伺わせていただいた思い出の柑橘です。収穫のお手伝いをさせていただいて、休憩中に食べたもぎたての美生柑のジューシーさが乾いたのどを潤してくれました。

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畑に降りたばかりの時は、そこらじゅうの美生柑の樹に美しいイエローの果実がわさわさと実っていますが、夕方になると、イエローの果実がなくなり緑の葉が残ります。

自分自身が収穫した美生柑が愛媛県から大田市場に運ばれ、大田市場からさらにお客様の元に行きおいしいと食べてもらえる。すごく大切な仕事だとより実感しました。
実際に収穫してみると、ひとつの樹でも大きい実もあれば、小さい実もあります。さらに、傷だらけの実もあれば、ピカピカの美しい実もあります。収穫したときはひとつのかごにまとめて入れますが、そこから選果場で大きさや見た目の綺麗さで等級に分けられて、大田市場まで運ばれます。

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生産者→選果場のスタッフ→トラックのドライバー→大田市場のセリ人→仲卸→私たち(販売店)→お客様

様々な人の手を通って、私たちの元まで運ばれてくると思うと、とても感慨深いです。私自信が収穫した果実がもしかしたら自分の元まで運ばれてくるかもしれない、と思った時はすごくワクワクしました!

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美生柑は酸っぱそうな見た目のキイロさとは違い、やわらかい酸味と爽やかな香り、ジューシーな果肉とバランスのよい甘さが本当においしいです!
そのまま食べてももちろんおいしいですが、バランスのよい柑橘なのでサラダに入れたり、料理に使うのもおすすめです。

減農薬で肥料にもこだわって栽培されているので、皮もよく洗って、マーマレードにするとほろ苦くておいしいです。(美生柑の内側の白わたの成分はペクチンなので、ジャムにとろみがでておすすめです。)

わたしの推し食材、美生柑をぜひお楽しみください。

購入はこちら



マルエムフルーツアイランド
えひめ南農業協同組合の青果出荷組合。河内晩柑を旧御荘町. (みしょうちょう)にちなみ「美生柑(みしょうかん)」というブランドで販売。独自の有機質ブレンド肥料を使い、高品質の評価を確立。
フードセレクター
原詩織

日本最大の青果市場「大田市場」のフルーツ専門店で仕入れ・通販を担当しているフルーツアドバイザー。大田市場見学ツアーを提供している。

「わたしの推し食材」プロジェクト事務局:
株式会社MISO SOUP 
https://www.misosoup.co.jp/

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