なぜ目黒駅は品川区にあるのか
品川区民だと、独自の給付金がもらえるそうですね。元品川区民としては忸怩たる思いです。
さて、目黒駅が品川区にあるのを知っている人も多いと思います。なぜ目黒と冠しているのに品川区にあるのでしょうか?
諸説あるようですが、このような理由が挙げられています。
目黒駅の建設予定地は目黒川沿いだったものの農民の反対に遭い、田畑のない場所にしたところが現在の品川区だったとか。
目黒駅、品川駅、厚木駅…所在地と異なる駅名の謎 _ 日刊SPA!
一方、こんな説もあります。
山手線の目黒駅の立地を改めて見てみると、目黒駅は大崎から渋谷までをほぼ直線上に結ぶルートにあるとわかる。目黒川沿いに鉄道を敷くと、渋谷に出るには迂回と山越えが必要になり、建設費が嵩み効率が悪い。山手線は「生糸輸送のために赤羽と品川を結ぶ」ために作られた。その目的からみれば、元から現在の直線ルートが計画されたと考えられる。
鉄道トリビア(58) 目黒駅は品川区にあり、品川駅は港区にあるその理由 _ マイナビニュース
明治期の殖産興業的な観点から言うと、農民の反対でルートが変わるというのは俄かに信じがたいです。その点、このコスト削減説は納得できますね。
JRにすら資料が残っていないらしく、あまり説得力のあるところまで踏み込めませんでした。今後、新たな資料が出てくることに期待です。
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