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30代ならきっと号泣する、ファイナルファンタジーⅣ・Ⅴ・Ⅵの戦闘曲

ファイナルファンタジーが好きな人なら、プレステ移植版の『FFⅣ』『FFⅤ』『FFⅥ』を覚えていると思います。内容はスーパーファミコン版とほぼ一緒ですが、オープニングやエンディングなどに、当時としては綺麗なムービーが追加されていました。

筆者はスーファミ版を持っていましたが、なぜかプレステ版も買いました。『ファイナルファンタジーコレクション』という、ⅣとⅤとⅥがセットになった豪華版を購入したんです。当時は7000円くらいだった気がしますが、今はプレミアがついて17400円だそう。筆者はすでに高校生の頃に売ってしまったんですが、今持っていたら貴重だったなあと少し後悔。

FFⅣからFFⅤまでの3本は、スーパーファミコン用の普及を支えてきました。それ以降のFFもプレイしましたが、やはりこの3本の時代は黄金期ですね。以後のFFを、大いに飛躍させる契機となったナンバリングタイトルです。

特に、このⅣ~ⅥのBGMがお気に入り。筆者は家族が寝静まった後、一人でハイボールを飲みながらFFの戦闘曲を聴くのにハマっています。懐古主義と言われればそれまでですが、やはり音楽が神懸かっていますね

というわけで、以下で実際のBGMを聴きながらこの3本を振り返ってみたいと思います。

FFⅣの通常戦闘

こちらは、FFⅣの戦闘曲(『バトル1』)。壮大な音楽に感動した人も多いはず。ハードがファミコンからスーファミに変わって1年目くらいの頃に発売されたソフトであり、「これからはスーファミの時代だ」と思わせる力がありました。これを聴くと、あのFFⅣのストーリーを思い出して胸が締め付けられる思いがします。

戦闘時に、時間の概念がある「アクティブタイムバトル」が導入された最初のソフトであり、ハラハラしながら戦っていた記憶があります。以前にも増して戦略性が求められる戦闘において、気分をさらに盛り上げてくれる曲でした。

FFⅤの通常戦闘

こちらは、FFⅤの戦闘曲(『バトル1』)。都市対抗野球にて、TDKの攻撃時のテーマとして使われていることでも有名です。FFと言えば「ダダダダ、ダダダダ」というイントロですが、この曲ではベースソロのパートではなくなっています。旧式のテレビでプレイしていた幼き日の筆者は、この旋律を聞き取れずに「あれ?あのイントロが無くなっている!」と驚いていたものでした。

Ⅴの強敵「オメガ」戦でも、この曲が流れます。オメガは初見だとザコ敵なのかと思ってしまいますが、実はめちゃめちゃ強い存在。倒すと「オメガのくんしょう」が貰えますが、道具としては何の意味もありません。

FFⅥの通常戦闘

こちらは、FFⅥの戦闘曲(『戦闘』)。スーパーファミコン最盛期のソフトであり、音楽も高音質。ゲーム発売当時の筆者はピアノを習っており、ゲーム音楽の楽譜を入手。この『戦闘』も、ピアノで弾いていました。ピアノだとあまり雰囲気は出ませんが、友達の前で弾くと盛り上がっていました。

ゲーム序盤で、いきなり「魔導アーマー」を操っての戦闘。それまでのRPGでは、基本的には中世の雰囲気がありましたが、本作はロボットみたいな兵器や機関車や、はては空軍まで登場。その"近未来感"が新しく、熱中した記憶があります。この世界観が、あの名作『ファイナルファンタジーⅦ』に繋がっていくのですね。

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以上、スーファミ用ソフトとして発売された3作を、BGMを聴きながら振り返ってみました。Ⅵですら、もう27年も前の話なんですね…。そりゃあ私も年を取りますわ。しかし、これらはゲーム性もストーリー性も未だに色褪せません。実は3年前に「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」にてⅥをプレイしましたが、まだまだ熱中できました。やはり面白いゲームは、時代を超えていつまでも面白いのです。

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