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5月30日放送分『青天を衝け』プチ解説

5月30日放送分(第16回)は、非常に悲しい回でした。平岡(堤真一)の暗殺には、思わず号泣した人も多いのでは? もしかすると、前半戦のクライマックス回だったのかもしれません。

そんな一橋家の運命を変えるきっかけとなった、5月30日放送分『青天を衝け』のプチ解説をお送りします。

1.池田屋事件

もはや知らない人はいないだろう、新選組による襲撃事件。一躍新選組の名前を世に知らしめた事件でした。劇中では土方歳三が一人で斬りまくってますが、土方隊が到着するのは少し後のことであり、そのあたり脚色されているのではないかと感じた次第です。

2.宮部鼎蔵

熊本藩士。八月十八日の政変では長州に逃れるなど、長州とともに行動していました。池田屋で会合中に襲撃を受け死亡。あの吉田松陰にも認められた男でありました。

3.天狗党

筑波山で挙兵した水戸藩尊攘派のこと。藤田小四郎(藤田東湖の子)らが決起して起こしています。結局は追討軍の指揮をとっていたのが一橋慶喜であったため、投降を決意。大掛かりな処刑が行われ、優秀な水戸藩士を多く失うことになりました。

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さて来週はいよいよ、幕府と薩長との対決が厳しくなってきます。博多華丸さん演じる西郷さんが再び登場するようなので、これは見逃せませんね。

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