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エリート金融マンの叔父の老後設計
この話は、僕の身近な親戚の叔父さんの実話になります。
親戚の叔父さんは公的年金を受け取り始めたくらいの年齢。
叔父はエリート金融マン。
長年国内金融機関で管理職をしていた。
何年かに一度、全国を転々としていた。
数年に一度異動があるのは、金融機関管理職あるあるだ。
叔父は裕福な生活をしていた。
そんな叔父は将来の事にも、もちろん抜かりは無い。
金融機関で得た知識を最大限に発揮し老後の設計を組んだ。
その設計プランとは...
なんと、60才から毎月50万円を受け取ることが出来る設計。
その為に将来の公的年金の、不足分を自助努力により資産を形成するために様々な金融商品を組み合わせ、お金を投じてきた。
まさにサラリーマン人生をかけて将来の豊かな老後の為に計算に、計算を重ねて組んだプラン。
叔父さん曰く、最新の金融情報に裏付けされた、完璧とも言える、老後設計だったらしい。
その設計を完成させ、今は老後の生活に突入している。
先日、現状について叔父と話をする機会があったので聞いた。
『毎月50万円あれば安定した生活送れてる?』
返ってきた答えはこうだ。
『いや、その予定だったのだが、実はなかなか試算通りにいかなくてね。。』
...??
『運用系のモノが想定通りに、推移しなかったり、信託系が大きく試算価値を下げてしまったりね。
50万円の月額は確保出来てない
のだよ。
だから予定していた生活は残念ながら出来ていなくて、節約を余儀なくされている状況だよ。』
と。
金融業に長く携わり、老後に対して誰よりも危機感を持ち、資産形成を行ってきた叔父でさえも、
蓋を開けてみたら予想していた生活が
出来ず、そして、今から修正する事は出来ず節約という選択肢を、取ることが最大の対策となっている。
皆さんの資産形成のプランは、将来の為にどれくらい考えられた設計でしょうか?
綿密に考えたプランでも、前述したようになる例もあります。
そして叔父はあることを口にしました。
予定が狂ったのは、信託していたものの不振があったからだと。
人任せはいつの時代もあてにすることが出来ないという事なのかもしれませんね。
運用系の物というのは、保険の年金系の商品のこと。
信託系は投資信託のことを指しています。
僕は自分で稼ぐ力を身に付ける事を全力推ししているので、
もちろん僕自身も他人任せ系には頼ることなく、全力で自分の力で資産形成することを目的として人生歩んでいます。
その道はこれからも貫きます。
十人十色、様々な将来の設計があると思います。
どの道が正解とかはわかりません。
どんなルートであれ、必ず達成するという高い意識で取り組んでいきましょうね!
この記事はInstagramに2020年3月29日に掲載されたものを元にしています。
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