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【半導体を学ぶ良書も紹介】2023年の世界半導体売上高は前年比減少(Omdia)

こんにちは。
都内でひっそりと生きる専業主夫です。


海外営業部に所属する妻は、4月からさらに帰宅が遅くなりました。早起きが苦手で休日はいつまでも寝ている妻ですが、会社がフレックス勤務を取り入れており、出社時間を遅らせることで満員電車を回避し、ストレスを減らしているようです。


私はと言うと、月曜日に短納期のライティング案件を無事に納品し、昨日はアニメやマンガを見つつ休憩。本日は久々にnoteを執筆しています。

また、家事においては、寝ることと同じくらい食べることも好きな妻に少しでも喜んで貰おうと、昨夜は餃子を作りました。

1番大変なのがこのみじん切り。未だに上手くできない。
こねる・詰める・焼く作業は意外と楽しくて好き。
最近は冷凍餃子も美味しいが、手作りも負けていない。


一人で食べる場合はカップ麺でも残りものでも何でも良い私ですが、妻が喜んでくれるなら面倒な下ごしらえや皿洗いも全く苦ではありません。


こういう「誰かに喜んでもらいたい」というタイプの方は、主夫は向いていると思いますよ。



今回は半導体についてです。ここ数日は中東情勢が原因でダウも日経も続落し、投資家の皆様は利確や損切りの判断を迫られていると思いますが、私がメインで投資する半導体セクターについてもボラティリティ(価格の変動)が非常に大きくなっています。

増えていく含み損を眺めていても1日を楽しく過ごせるわけがありませんので、そういった日はなるべく株価を見ず、他の作業(私であればライティングや運動や家事など)に没頭することをおすすめします。私も本日は午前中はライティング、午後は泳ぎにいって体を動かしたいと思います。

※定期的に通っている徒歩圏内の区民プールにて、1時間250円でクロール500m、平泳ぎ500m計1kmを泳いできました。平日は空いていてゆったり泳げて最高です。(昔5年間位習っていました。)



1.2023年の世界半導体企業売上高ランキング

本題に入りますが、市場調査会社のOmdiaは2024年3月27日、2023年の世界半導体企業売上高ランキングを発表しました。こちらによると、前年2位のIntelが前年比15%減となったものの、511億米ドルの売り上げを記録し、首位を奪還。そして、私も投資対象としている前年8位のNVIDIAは前年比133%増の491億米ドルと大幅な成長を見せ2位と大幅上昇しています。

出所:Omdia 世界半導体企業売上高ランキング(2023)

Omdiaによると、2023年の半導体市場の売上高は5448億米ドルで、前年比9%減となりました。市場の縮小は、売上高ランキング上位の常連だった大手メモリメーカーに顕著に影響を及ぼしています。2017年から2021年まで、Samsung、SK hynix、Micron Technology(以下、Micron)が5位以内を維持していましたが、メモリ市場の不調で2023年にはSamsungは3位、SK hynixは6位、Micronは12位となりました。

出所:Omdia 半導体業界の売上高と前年比成長率の推移

2023年には半導体業界全体で売上が低迷しましたが、AI(人工知能)関連の需要は成長を続けていて、AI領域に注力する企業は恩恵を受けています。その最たる例が今回2位となったNVIDIAです。NVIDIAの売上高は2019年には100億米ドル未満でしたが、2023年には491億米ドルにまで成長しています。

AI関連では他に、広帯域幅メモリ(HBM)にも強い需要があり、SK hynixをはじめ各大手メーカーがHBMを展開しています。2023年のメモリ市場が全体的に落ち込んだ中でも、HBM市場は前年比127%増と大きく成長しました。Omdiaは、HBM市場が2024年にも150~200%成長し、メモリ市場をけん引すると予測しています。また、車載半導体の2023年の売上高は、前年比15%以上成長して750億米ドルを超えました。電気自動車(EV)の増加と自動車へのインテリジェンス統合が主な理由と見られています。


2.半導体を基礎から学ぶための良書「今と未来がわかる半導体」を紹介

今後半導体セクターへの新たな投資を考える際は、HBMや車載半導体を扱う企業に注目したいところですね。

ちなみに、半導体は仕組みも製造工程も複雑で、理系出身の方でも難しい分野です。私は社会人になって6年間、半導体(トランジスタ)が組み込まれた高周波発振装置や設備の営業をしていましたが、最初は全くと言ってよいほど分からず顧客から教えてもらうことも多くありました。

辞める頃には営業する程度の知識はついていましたが、やはりこの分野は難しいと感じます。


そこで私のような半導体投資家や、半導体関連企業の新米技術者や営業マンにおすすめの本を紹介します。今私が読んでいる「今と未来がわかる半導体」です。こちらも図書館で借りてきました。図書館最高です。

著者はyoutubeチャンネルも運営しているようです。


2024年2月に初版が発行されているため最新の動向についても掲載されており、イラストを交え非常に分かりやすく紹介されています。現職の頃から半導体関連の本は何冊か読んでいますが、技術や仕組みにおいては現状こちらの本が最も詳しく書かれていると感じます。


「今と未来がわかる」シリーズは先日は電気についても読みましたが、こちらも非常に分かりやすく書かれており、電験三種の勉強にもぴったりの内容です。先日、電力科目には合格しましたが、次の試験で理論と法規分野の合格を目指したいと考えています。


半導体については現在読み進めている最中ですが、読み終えたら改めて要約記事をnoteに掲載させていただきます。


また、前回読んだ半導体関連本の要約記事も載せておきます。こちらも今年初版が発行されたばかりです。箇条書きで必要なことだけ抜き出して記載していますので、興味のある方は読まれてみてはいかがでしょうか。



それでは、今回はこちらで失礼します。
本日も良い1日をお過ごしください!

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