<投資初心者向け>株主配当金をもらう権利を得る方法と高い配当金が出る銘柄例の紹介。
さて、前回をふまえて今回は株主配当金(以下配当金)についてです。
まず配当金は会社の利益を出資者である株主に分配するものです。
そもそも投資とは資金を誰かに提供して、その見返りに利益を得ること です。なので配当金は株主への投資の利益といえます。
今回は以下のようなことを述べていきます。
①配当金はいつに出て、それをもらう権利を得るためにはどうしたらよいのか?
②実際株の利回りってどのように計算して、どのくらいの%が高い利回りと言えるのか?
また実際高い銘柄はどのくらいなのか(配当高い実際の銘柄をいくつか一覧表にして説明します)
ではまず配当金はいつ出るのか?
まず配当金は年2回に分けて支払われるところが多いです、たとえば3月決算の会社の場合、9月の中間決算に中間配当、3月の期末決算に期末配当が出るというパターンになります。
次に金額。配当金は1株いくら という形で算出されます。
例えば年間配当が15円の場合は、中間配当で5円、期末配当で10円などといった感じです。
この配当金は業績によって増減額することもあるし、記念的なもので一時的に上乗せされることなどもあります。
ではその配当金を受け取るにはどうしたらよいのか?
配当金は権利確定日という日にその株を保有していることが必要です。
9月中間、3月末期末決算ならそれぞれ9月30日と3月31日といった期日に保有している株主に対して支払われます。
極論権利確定日1日持っていれば、その翌日売ってしまっても問題はないということです。
さて、配当金がどういうものかはわかったと思うので、配当金って実際どのくらいの利回りなのか見ていきます。
まず配当金の計算方法ですが、例えば株価1000円で年間の配当金は40円の場合、配当利回りは4%になります。
なので銀行の定期預金などと比べるとかなりの高利回りといえますね。
以下の表に配当が高い銘柄をいくつかまとめてみました。
個人的な基準では3.5%以上なら高配当 と判断してます。
当然株価は変動するものなので利回りは動きますが、その中で経営が安定している会社などは何十年と配当金を出し続けています。
上記はそれも3%を越える優秀な利回りですが、中でも着目したいのは「JT」高配当で有名な銘柄ですが7.7%ってすごいですよね、100株買うのでも年間で配当金が15,400円もらえることになります。
配当金はもちろん権利確定日の月だけ保有してもいいのですが、基本は中長期的に保有してもらうものなので自分のようなスタイルで投資をしたい人にはピッタリだと考えてます。
なので長いスパンで投資をしたい人は、ぜひ高配当の銘柄を調べてみてもいいかなって思います。
次回は保有でもらえるもう一つの魅力、株主優待について書きたいと思います。
興味あれば是非また見てやってください。
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