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日経平均が最高値を更新!【インターン生による今週のちょっと気になるニュース】

こんにちは!スイーツを愛してやまないインターン生の志村です。

弊社インベストメントブリッジでは、インターン生が週に1度、班ごとに今週気になったニュースを持ち寄り、意見交換(ニュースアウトプット)を行っています。
雑談のような感じでラフに感想を言い合う会なので、気楽に読んでいただけると思います✨

今回は私の班で取り上げられた3つの話題についてお伝えします。


今週の話題

①丸一鋼管が従業員に平均870万円分の自社株付与へ
②日経平均が最高値を更新
③オリエンタルランドが2028年度就航予定でクルーズ事業参入


①丸一鋼管が従業員に平均870万円分の自社株付与へ

福利厚生としてストックオプションの導入はあれど、全従業員に自社株を付与するのは珍しく、意見交換がかなり盛り上がりました☺

丸一鋼管は、あまり聞き馴染みのない企業だと思いますが、1913年から続く日本の老舗メーカー。1964年の東京オリンピックで使用された、国旗掲揚のポールは丸一鋼管が手掛けたものです。

ちらっと見ると、FCFや利益率の状態も良好でした。

付与された株式は定年までは売却することができず、もし定年前に退職する場合は無償で株式を返却する制約となっています。

今回のような平均年収を上回る多額の自社株付与は、製造業であることが大きく関係しています。定年まで勤めあげ自社の技術をしっかりと継承してもらうことが目的のよう。転職されては技術が他社に流れてしまいますし、教える人がいなければ後輩も育たないですよね。

定年間近の人はすぐに多額のお金をもらうことができますが、若手にとっては何十年も先の話…💦
しかし先が長い層は、自身が頑張れば株価が上がり、売却額が上がる可能性があるのでモチベーションUPに繋がりそうという意見も。

ただ、自身1人が努力しても株価に与えられる影響は小さいため、どちらかというと転職を防ぐ、自社につなぎとめるという効果が大きいかもしれません。

余談ですが、ソニーグループは社員1人あたり約2000万円の株式報酬を付与するとのこと。人材確保競争の激化も導入要因の1つとなっています。

ソニーグループはもともと超有名企業ですが、丸一鋼管のようなtoB企業は知名度が低いことが多いですよね。

今回の事例のように、好待遇が話題になり人目に触れる機会が増えれば、新卒のエントリー数やキャリア採用の応募者数増加につながり、結果として良い人材を確保することにも繋がるかもしれません。


②日経平均が最高値を更新

日経平均株価が最高値を更新したことは、喜ばしいこととしてインターン生の興味関心を引きました。

弊社のインターン生は金融業界志望の学生が非常に多く、大学生ながらに自らも個別株投資を行っている学生もいます。
彼らの保有株はあまり上がっていないらしく、そういった点では最高値を更新するほどの値上がりの実感はないようです😿

今回は最高値更新の要因よりも、日経平均株価ばかりがニュースで取り上げられているが、TOPIXの方がより日本企業の全体感を表しているのでもっと注目されてもいいのでは❓という議論が中心に。

日経平均株価は225名柄の株価の平均値。一方でTOPIXは時価総額によって加重平均されているため、規模が大きな企業の値動きがより反映されやすくなっています。

例えば9日の日経平均最高値更新の寄与度は、1位が東京エレクトロンで約133円押し上げており、ファーストリテイリングが同率2位でした。
反対に、日本で時価総額トップであるトヨタ自動車は2円押し下げ、寄与度ワーストに。


TOPIXであればトヨタ自動車の値動きが最も反映されるはずであるため、日経平均程の上昇は見込めないはずです。

どちらだけで判断するということは避けるべきなので、もっとTOPIXも注目していきたいよね❕という所感でした。

このnote執筆中に、ちょうど東証プライムの時価総額が初めて1000兆円を上回ったというニュースが流れてきました。
日本の株高がどこまで続くのか、今後も注目ですね👀


③オリエンタルランドが2028年度就航予定でクルーズ事業参入

オリエンタルランドが、テーマパーク事業、ホテル事業に次ぐ第3の柱としてクルーズ事業を立ち上げるとのことです。

オリエンタルランドはディズニーシーに新エリアをオープンしたばかり。そんな中、シーの新エリアの総工費とほぼ同額の約3,300億円もの追加投資ができるキャッシュの潤沢さには脱帽です👀
多額の投資をしても採算が見込めるのはさすがディズニーブランドですね❕

投資キャッシュフローを見てみると大幅な赤字が続いており、今現在の日本企業ではなかなかないほど、積極的な投資をしている様子に好感を覚えました✨

当のクルーズ船の1人当たりの単価が10~30万円と高額で、ディズニーのテーマパークのターゲット層とは少し異なる気もしました。
記事によるとクルーズ船のターゲット層はファミリー層や10-30代の若年層、インバウンドだそうです。
既存のテーマパークのファン層も取り込みつつ、より高額消費が見込める新たな層も獲得していくイメージかもしれない、と話し合っていました🌱

世界でクルーズ船業界が拡大傾向というデータもある中、日本にはクルーズ船="この"企業という図式がまだ確立しきっていないような感じがします。
そこでいち早く参入し、クルーズ船=ディズニーのイメージを確立し、更なる収益を見込みたいのかもしれません。

どのように事業が展開されていくのか、実際どの程度の利用者数となるのか、実際の航行が楽しみですね✨

おわりに

いかがだったでしょうか。
今回はニュースの内容がおもしろく、過去一盛り上がった回となりました❢
こんなニュースもあるんだ、インターン生はこんな話し合いをしているんだ、といった感じでゆるく読んでいただけたら幸いですm(__)m

インベストメントブリッジに興味を持ってくれたあなたへ

ここまで、インターン生が行っているニュースアウトプット会のイメージは掴めましたか

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例えば、勉強会で自分の興味ある分野の知識を他のインターン生に共有したり、社員との交流会で社員の意外な一面を知ったり、その活動は様々です。

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