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犬山翔太
2022年6月27日 20:09
第40章「自分から右打ちなんてするな」和田一浩は、2008年にFAで中日に移籍して、落合に打撃指導を請い、その結果として2010年に38歳という高齢でシーズンMVPを獲得した。その後、さらなる打撃指導を受けて高みを目指したが、飛ばない統一球の影響もあって、2011年は逆に成績を落としてしまう。それでも2012年以降もまずまずの成績を残し、2015年には79試合出場ながら打率.298、5
2019年5月11日 21:17
和田一浩が現役時代、「中日の若手選手で誰が一流になりそうか?」と聞かれて、迷いなく「高橋周平」と答えていた。その理由は、打者としての「フォルムがいい。ひと目でいい打者だと分かる」と。私は、ずっとその言葉が引っかかっていた。野球では、打撃フォーム、投球フォームといったふうに、「フォーム」という言葉を使うのが一般的だ。調べてみると「フォルム」は、フランス語で、「フォーム」は、英語である