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犬のおやつの量り売り考察

こんにちは、株式会社ヴェニール 代表の石隈です。 先日、Yahoo!JAPAN SDGsでこんな記事を目にしました。
最先端の「量り売りスーパー」で直面した、ごみゼロな未来と葛藤」 (2022/02/08)

この記事を要約すると、

・量り売り専門スーパー(ゼロ・ウェイスト・スーパー)「斗々屋」
・すべて国内外のこだわり食材の「量り売り」
・計量から梱包まで客自身でおこなう
・量り売りの一部は最先端のシステムで自動計量される
・「量り売り」と「利便性」の両立が課題
・消費者自身が過剰包装の是非に意識をむけるべき
・同社は日本全国で量り売りを広める啓蒙活動もおこなっている

上記記事より

素晴らしい取り組みですね。
この様なスタイルを実現されていることに頭が下がります。

環境に配慮したパッケージへの取り組み

元々これらの潮流はヨーロッパが先進であり、私も特にドイツやフランスなどのスーパーでは当たり前に見かける光景です。(流石に全商品が無包装というのはなかなか見かけないですが)

日頃から無駄なゴミは出したくないと考えながらも
コンビニでペットボトルのお水を買ったり、、
レジ袋をもらったり、、
自責の念にかられます。反省。
みんなが少しづつ意識する事が大事だとつくづく思います。

「犬のおやつ」の袋(パッケージ)撤廃について考察

さて、かたや我々のシーンに置き換え
袋をなくして、量り売りに対応出来るのか?」という事について考えてみたいと思います。

実は何度も「店頭は量り売りをしたいよねー?!
と、声はあがったりしていました。

まずは量り売り(袋なし)のメリット

・好きな量が買える
・必要量の目安が分かる様になる
・ゴミが減り環境負担が少ない
・なんとなくライブ感があって楽しい(個人的に)

続いてデメリット

・衛生面が不安
・安定した品質の担保が難しい
・近距離以外の配送には適さない
・計量設備 or 計量の為のスタッフ手間が必要

こんなところでしょうか?
特に弊社のメイン商品でもある「完全無添加のジャーキー」は湿気によってカビが発生するなど、乾燥状態を保つのが難しい商品になります。

これらの品質を保つためには
新しい商品を新鮮なうちにお買い求めいただく
必要があります。

ドイツの犬のおやつ売り場。上は袋入り、下は量り売り。

これが想像以上に難しい。
適切な量をあらかじめ開封して
何らかの密閉容器にいれる必要があります。
またこれらも開けたり閉めたりを繰り返すことで
徐々に湿気てしまいます。

さらに多少のチリやホコリなども
入ってしまうかもしれません。
これらに対してどこまで寛容に考えて
いただけるかもお客様によって異なるわけで、、

まだこれらを解消する仕組みに出会ってません。
何か良いアイデアがあれば教えていただきたい!

同じくドイツのフード量り売り。エコですが酸化が気になるところ。

ただ全商品でなくても、まずは1、2商品からでも
試していく必要はあると思ってます。

近い将来、犬の一日でも量り売りの商品が
並べられるように、引き続き
エコパッケージについても
アンテナを立てたいと思います。それでは!

〜〜余談ですが、
同じくYahoo! JAPAN SDGsの記事より、フランスのマクドナルドの「エコ容器」の画像やファーストフードが繰り返し使える容器の義務化への取り組みについて、色々と考えさせられました。

意識を高めねば!

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