【コラム】e-Sportsのあれこれ
みなさん「e-Sports」ってご存知でしょうか?
僕がゲームが好きなのは前回のコラムを読んで頂いた方は分かると思うのですが、実は最近流行りのe-Sportsを10年ぐらい好きで追いかけています。
e-Sportsってなに?
まず、そもそもe-Sportsとはなんでしょう?Wikiには、下記の様にあります。
エレクトロニック・スポーツ(英: electronic sports)は、複数のプレイヤーで対戦されるコンピュータゲーム(ビデオゲーム)をスポーツ・競技として捉える際の名称である。「eSports」「e-Sports」「eスポーツ」等と省略した形で主に使われる。
eスポーツはLANパーティの中から生まれたとされる。欧米では1990年代後半から高額な賞金がかけられた世界規模の大会も開催され、参加者の中にはアマチュアから年収1億円を超えるプロゲーマーまで含まれる。 『League of Legends』や『スタークラフト2』などはプロフェッショナルスポーツと認定され、日本でもアスリートビザが発行された。 2017年の調査では、eスポーツは世界中で3億8,500万以上の視聴者がいるとされている。
めちゃくちゃ簡単に言えば「競技性のあるゲームの試合や大会」のことです。
e-Sportsのお話をする時に、今でも多い勘違いが「サッカーや野球のスポーツのゲームの事」だと思っているというものです。
もちろんe-Sportsのタイトルの中にはウイニングイレブンやパワプロなどスポーツのゲームも入っていますが、決してそれだけではありません。
e-Sportsタイトルの例としては
・「ストリートファイター」や「鉄拳」の様な格闘ゲーム(格ゲー)
・「コールオブデューティー」や「カウンターストライク」などのFPS・TPS(1人称・3人称視点シューティングゲーム)
・「リーグ・オブ・レジェンド」や「スタークラフト」「Dota」などのMOBA・RTS(リアルタイムシミュレーション)
・「ハースストーン」や「シャドウバース」などのCCG(コレクティブルカードゲーム)
他にも「フォートナイト」「PUBG」「エイペックスレジェンド」「ワールド・オブ・タンクス」等々色んなゲームがあります。
たぶん、ゲーム興味無い人は読み飛ばしたでしょう?
それでいいです。
僕も全部のタイトルに参考動画リンクさせるつもりでしたけど、3つ目で面倒になってやめました。
それぐらい多くて色々あるんです。
もし興味がある人は動画を検索してみて下さい。
市場規模
e-Sportsの市場規模は2019年で11億ドルを超える見込みで、2022年には18億ドルになる見込みです。
視聴者数は2019年で4.5億人、2022年には6.5億人にもなる見込みです。(この内、愛好家と言われる人は約半数だろうと言われています)
プロシーンにおける競技大会の2018年の賞金合計は1億5,000万ドルを突破しました。
最も高額な賞金の大会であったDota2の世界大会では2,500万ドル(27億円)を超える賞金総額でした。
当然、トッププロの年収は数億単位です。
また「ストリーマー」と呼ばれるこれらのタイトルをプレイしている様子を配信している人達も多数います。
トップストリーマーの1人である「Ninja」(Twitter)という人は、同時視聴者数を「66万人」を記録しました。年収は6億とも言われております。
e-Sportsの魅力
e-Sportsの魅力はたくさんあるんですが、正直普通のスポーツ観戦とあまり変わらないです。例えば
・面白いと思うものを、みんなで熱中して観て盛り上がる
・プロ選手の日々の鍛錬の上に成り立つスーパープレイに盛り上がる(プロ選手は1日15時間トレーニングに費やす人もいます。)
・応援しているチーム(選手)を観て一喜一憂する
とか。野球観てるおっちゃんも、相撲見てるおばあちゃんも、同じですよね。
その中でも一般的な今までのスポーツとの違いは
・高いエンターテイメント性、ゲーム性(ゲームですからね)
・プレイに対して年齢や性別や身体的特徴がほとんど関係無い
・大きな場所、費用を必要としない(パソコンがあればいいし、最近だとスマホ1台で出来るものもある)
・常にWeb上で様々な形で配信されており、気軽に見れる
とかでしょうか。
e-Sportsは、新しいモノでまだまだここからの市場です。
社会的にも法的にも色んな問題を抱えてはいますが、とにかく面白いので僕はオススメします!
もしこれを読んでいる方の中で「プロゲーマーとして行きていくんだ!」と言っている小学生のお子さんがいらっしゃったら、最後に是非この動画を観て下さい。
先程のNinjaのインタビュー(日本語付)ですが、後半の問いに対する回答が非常に素晴らしいですね。
プロにオールインするのは、せめて中学校を卒業してからでもいいかもしれませんね。
という訳で、是非みなさんもe-Sports観戦をしてみて下さい!!
リーグ・オブ・レジェンドやってる人は声かけてね!!!
サポート頂いた分は、みんなが自分の強みを知る機会になるイベントとかの費用にします〜!