強みってなんだろう?(その3)

昨日の続き。
この続きものは、ある程度溜まってきたら1記事にまとめようかと思います。

才能とは「武器・ツール」

前回、才能とは「エネルギー・欲求」だと書きました。
そのエネルギーがあれば、何かを行い・続けることが出来る。

一方、別の表現として才能というのはその人が持っている「素晴らしい武器やツール」であるともいえます。道具です。
必ずこれを人は何らか持っている。ただ多くの人は自分が持っている武器に気付いていなかったり、持っているけれども持っているだけにしていることが多い。
いかに優れたツールを持っていても、持っているだけでは意味はなく、使って始めて意味がある。
最新のダイエット器具を通販で買ってそのまま押入れで眠ってるみたいな。

その素晴らしい価値がある道具は、本当に様々な使い方が出来ます。
それを使って、例えば誰かの役に立つとか。助けるとか、喜ばせるとか、救うとか、解決するとか、笑顔にするとか、代わりをするとか。表現は何でもいいですが、ここが強みです。

強みとは「才能を活かし他者に貢献すること」だと考えます。

強みというのはその人が持っている才能(武器・ツール)を活かして他者に貢献すること。 才能は誰もが当たり前に何かしら既に持っていて、 それらを使って誰かの役に立つ。

才能を持っていることが良い悪いはありません。
別に使っても使わなくてもいい。

ただ、強みにするためにはその才能を「どう使えば他者に貢献できるか?」と考えていくことが大切です。

強みの方程式

ここで、マーカスやギャラップが示す「強みの方程式」があります。

それは「才能×知識×技術=強み」です。
(ギャラップの才能に目覚めようには「才能×投資=強み」だと書かれています。才能の一部である資質がわかるストレングスファインダーのお話はまた別の記事で)

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誰もが必ず才能(エネルギー・武器)を持っています。
ただ、才能があるだけでは、決して他者貢献につながらない。

なぜならば、他者にそれを表現する「出口」がないから。
それでは発電所でどんどん電気を作ってるけど、1本も電線が通ってないようなもの。みんなの家に電気を届けることが出来ません。

そこに知識と技術、つまり勉強したり、練習したりして身につけたものを掛け合わせることで強みになっていきます。

次で1回まとめられるかな。

続きはまた明日!


※参考文献
・最高の成果を生み出す6つのステップ(マーカス・バッキンガム著)
・さぁ、才能に目覚めよう(マーカス・バッキンガム&ドナルド・O・クリフトン著)

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