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サイズから見る犬の不自然さ

今日は、サイズ

犬という生き物は
大きな犬種から小さな犬種まで実にさまざま

チワワのような極小さんと
セントバーナードのような特大さんが同じ種(しゅ)というミラクルワールド

世界は広いので、元となった犬種が同じではないと思いますが、
私の説によるそもそもの犬の先祖がオオカミであるならば
そこから大きくしたり、小さくしたりの繁殖を繰り返してきた結果なのでしょう。

特に小型犬は、小さく小さく繁殖を繰り返してきています。
ペットで飼うには大きさは関係ありません。
犬種の割に小さい子は骨格の問題が出てくることもありますので、ご注意を。
ポメラニアンは膝が外れやすい子もいますので、しっかりチェックしてね。

同じ犬種でも体が大きい個体と、体の小さな個体では
やはり大きい個体の方が色んな意味で「気が強い」傾向にあるように感じます。
大きい個体の方が「力」も「主張」も強い。
小さくても主張の強い子!はいますけどね。傾向としてあると思います。

主張が強い(=個がしっかりしている)ということと
人間にとって扱いやすいか、ということは
反比例するように思います。

小さくなる=弱くなる=守ってもらう存在が必要となる
その本能的な「守ってぇ」が
人間にとっては「守ってあげたい。」「私がいなければ。」「なんて可愛いのでしょう。」となり、運命を感じて家族になりました!というのは、あるある。

逆に

大きくなる=主張が強いボスタイプ
その本能的な「生き抜く力」が
人間にとっては「言うことを聞かない」「人間は大丈夫だけど、犬に対して攻撃的」などなど困りごとになってしまうケースもあるでしょう。
それを「しつけ」という名の矯正をかけるということ自体、犬にとっては不自然な行為ですので、そこを踏まえた上でのトレーニングであって欲しいなあ、と思います。

小さくても主張の強い子、大きくても大らかな子もいますので
体の大きさだけでは語れないですが。と言ってしまうと
「この回は一体なんだったのでしょう」となってしまうので、落とし所を探している。

兎にも角にも
豆柴やらティーカッププードルやらカニンヘンダックスやら
小さい=可愛い、と言うだけで犬を選ぶのなら、
最期を全うするまでに医療費やらご苦労が何倍もかかることを了承の上、お金をたくさん用意して飼ってね。
生き抜く力を「トレーニングする」という名の「人間に都合の良いように動いてくれるよう誘導するツール」であることを了承の上、お金をたくさん用意して飼ってね。

という話でした。
今日も、何もかも不自然なこの動物を愛せ。
love