犬という不自然な動物は愉快な仲間たち
犬
犬
という動物は実に不自然です。
体重だけで比較してみても
チワワ(1キロから3キロくらい)
セントバーナード(経験から言って50キロ以上はあるかと)
この2犬種が同じ「犬」という動物として地球上に生息している不思議
JKC(日本最大の畜犬団体)によると
JKC公認犬種は206犬種(2022年4月現在)だそうです。
違うのは体重だけでなく
顔の形状
骨格
被毛(ひもう)
もう、全てが違いすぎるわけでカオス。
それが206種類ってんだからもうカオス。
なぜ、そんなに多種になったかというと
ざっくりいうと「ニーズに合わせて品種改良」
私は
犬の祖先は狼の形状に近いのではないかと思っています。
そこから、人間が「用途」によって
こんな大きさがいいとか
こういう方が使いやすいとか(あえて「使う」と言っておく)
ニーズに合わせて繁殖を繰り返し
今日のそれぞれの形状、キャラクターとなっているのです。
そもそもが人間のニーズに沿って改良されているので
人間に合った動物なのです。
だから犬は長い間、人間の友なのです。
が
犬側からしてみれば
人間に都合の良いように作られた体。
犬ファーストではないのです。産まれ落ちた時から最期のときまで。
そんな経緯なものですから、
犬という動物たちは
産まれた時から体型による健康リスクを負っている部分がちょいちょいあるのです。
このように書くと
犬が可哀想、命を弄んでいる、という声が聞こえてきそうですが、
私が書きたいのは感情論ではない。
事実、健康リスクが高い部分について
こういう形状の犬種はこういう傾向があるよ、とか
こんな事に気をつけてね、みたいなことを書こうと思っている。
すぐに飽きてしまう私なので
どこまで続くか乞うご期待。