犬養舜二

漫画とかゲームの感想を書きます。他の分野は気が向いたら。

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最近の記事

ノーレートフリー雀荘は誰のためにあるのだろうか?

 自分はノーレートフリー雀荘というものが苦手だ。オンレート雀荘では考えられない問題があるからだ。金銭のやり取りがあるかどうか、という単純な問題ではない。とはいえその問題の端緒はノーレートだからこそなのだが。ではノーレート雀荘とオンレート雀荘の違いとは何か?  自分がノーレート雀荘の肌に合わない点として、次の二つが挙げられる。それは ①時間打ち切り ②店員が真面目に打たない である。 ①としては、ノーレート雀荘では50分打ち切りというものが多い。そしてノーレート雀荘の客層と

    • 現実の巨乳が小さく見えるという話

      女性の発育は良くなった。けれど…… 二次元の巨乳を見慣れていると、どうしても現実の巨乳は小さく感じてしまう。確かに戦争が終わった頃よりは女性の発育も良くなり、胸の大きさの平均は上がったのは確かだろう。それでも、圧倒的に足りないのだ。私が遠目でも思わず目を引きつけられるようなバストを持った女性など、映像以外の世界では一人しかいなかった。地方都市の街中で見かけた金髪の女性、ただ一人だけだ。 大学時代のおっぱい談義  ゼミの飲み会で下品な話がなされたことがある。当然、女子がいない

      • 雀魂をプレイしてみた感想

         はじめに 最近、美少女たちが麻雀をやるアプリゲームが流行だ。Vtuberなどがよくやっているのを見かける。元々自分は天鳳をやっていたが、これほど人気ならば試しに雀魂も手を出してみるかと思った次第だ。その感想を述べてみる。あくまでPC版の話をする。 対局画面のオプションが面倒すぎる 麻雀ゲームに欠かせないのは、自動和了や鳴きなし、自動理牌、ツモり切り設定だ。これがこのゲームもちゃんと完備してある。だが、いちいち選択するのが面倒なのだ。自動理牌だけはデフォルトだが。  まず

        • 泥臭い女の子って良いよね。『いっちゃえマリンちゃん』の感想

           またおおばやしみゆき先生の著作の感想になる。『いっちゃえマリンちゃん』という少女漫画が個人的には好みだ。全一巻で、手に取りやすい。  あらすじ 小室マリンという主人公は、クラス一の、いや、街全体で有名な美少女女子高生である。そんな彼女が恋している相手は、クラスメイトの松川である。彼は特に目立ったところのない地味な生徒だが、そんな彼のことを何故か好きになってしまった。マリンは松川と結ばれるために様々な手を尽くす。そして、結ばれた後も問題は続出していく。そんなマリンの悪戦苦闘

        ノーレートフリー雀荘は誰のためにあるのだろうか?

          パイズリの定義を整理してみた

          はじめに パイズリとは何だろうか? 何気なく使っているこの言葉も、本当に詳細まで理解しているかと聞かれたら危ういのではないだろうか。この言葉の定義を今一度整理したい。  前提として、巨乳の女性から男性へとする行為とする。貧乳ではこのプレイの趣旨に応えられない。男性同士で胸筋に挟み込んだり、女性同士でペニバンを用いたりといった行為も除外する。  そして、乳首ズリやニプルファックといった行為とは切り分ける。それらは乳房を用いているが、挟み込んで刺激するという形式に合致していないの

          パイズリの定義を整理してみた

          パイズリの終わりとは?~挟射の必要性~

          パイズリに挟射は必要? パイズリの終わりとはいったいどう定めればよいだろうか。今回はそれについて語っていくこととする。  パイズリの開始時点は陰茎を乳房で挟んだ瞬間ということに異論はないだろう。だが、終了の時点を決めるには、挟射の有無について議論しなければならない。すなわち、「パイズリという行為に挟射は必要だ」という命題は真であるか偽であるかだ。 挟射不要論の根拠とは?  仮に挟射不要論を唱えるとするならば、その理由は何であろうか。仮説として、射精回数の節約が考えられるだ

          パイズリの終わりとは?~挟射の必要性~

          どうしてパイズリをやめてしまうのか?~商業エロ漫画における膣の軛~

          はじめに 商業エロ漫画雑誌を無作為に買って読めるパイズリの量とは、あまりに少ない。このようなタイトルの記事をクリックした方であれば、さぞかしそのことを実感されていると思う。もちろん、そのことをあまり意識していない方の方が圧倒的多数に違いないが。後者の方々はこの記事を読んでも趣旨に賛同できないだろう、そのような偏った主張であるから、この先を読むことをオススメしない。もしも読んでいただけるのであれば、とても幸いである。 エロ漫画におけるパイズリが含まれる割合 巨乳のヒロインが出

          どうしてパイズリをやめてしまうのか?~商業エロ漫画における膣の軛~

          美少女ゲームのヒロインは主人公本位であるべき~恋カケ炎上で感じたもの~

          はじめに 『恋×シンアイ彼女』という作品が数年前に発売された。18禁のゲームである。この作品が発売当初はとにかく炎上した。一人のヒロインのルートがとにかく酷いと。シナリオライターどころか原画家にまで飛び火する始末だった。 私がこの作品を購入してプレイしたのは、発売から半年以上経過してからだった。もちろんこの炎上は知っていたし、結末もなんとなくわかっていた。だから自分がいざプレイしても、予約購入をした人たちよりは衝撃がだいぶ軽かったのは否めない。 当該ルートのあらすじ(ネタ

          美少女ゲームのヒロインは主人公本位であるべき~恋カケ炎上で感じたもの~

          魔法で両思いになってもいいじゃないか~ミルモでポン!第一話を読んで~

          『ミルモでポン!』とは? 篠塚ひろむ先生によって生み出された『ミルモでポン!』は、2001年から約5年間『ちゃお』に連載されていた大ヒット少女漫画である。メディアミックスをいくつも展開し、当時の読者たちの記憶には今でも残り続けているだろう。 第一話のあらすじ  主人公の女の子、南楓は結木摂というクラスメイトの男子に片思いをしていた。けれど話しかけることもできないでいた。日高安純という綺麗なライバルの女子も現れる始末。彼女は楓と違って積極的に話しかけていて、それに危機感を覚え

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          愛し合っていくためには、愛を試してはならない~『きらきら☆迷宮』の高野由枝についての考察~

            はじめにまだ私が子供の頃に、おおばやしみゆき先生の『きらきら☆迷宮』という漫画を昔読んだことがある。『ちゃお』という女子児童向けの少女漫画雑誌に2000年から2001年まで連載されていた。単行本が全三巻出ている。もはや書店で見かけることはないが、電子書籍という形で現代でも読むことは可能である。  なぜ今更その漫画の話をしようとしたのかといえば、実家の本棚を整理していたときに見かけたからである。表紙は傷だらけで、ページには折れがある。何度も繰り返し読んだという事実がそこ

          愛し合っていくためには、愛を試してはならない~『きらきら☆迷宮』の高野由枝についての考察~