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『感電注意看板』選手権

工場や工事現場に行くと、必ず一つは掲げられているものといえば、安全看板ですよね。オタクの部屋にはアニメポスター、アメリカの刑務所にはヌードポスター、工事現場現場には安全看板です。これが世界3大壁掛けでございます。


楽天で見つけた安全看板達(参考


現場の危険を、視覚的にわかりやすく表示するというシンプルな役割ではございますが、これにより未然に防ぐことができた事故というのも少なくはないでしょう。当たり前の様な注意内容でも、何度も目にすることで注意が徹底され、危険を回避できている部分は必ずあると思います。

注意看板は立ち入り禁止や、頭上注意等、種類も様々存在し現場によって使い分けられており、それぞれに、わかりやすさと危険性を兼ね備えた素晴らしいデザインになっています。そんな中、ひときわ異彩を放つ存在が「感電注意」なんですよね。


感電注意の看板の例。「ここは俺に任せて」感がシビれる。


感電事故防止のため、電気の危険性と注意喚起の分かりやすさを兼ね備えた、素晴らしいデザインであるというのは言わずもがなでございます。中でも感電注意は、電気能力者の超能力バトルの様な、特有のかっこよさを感じさせるデザインになっているんです。誰しも持ってる中二心をどこかくすぐるデザインになっていると思うんですよね。

と言う事で本日は、このような企画をご用意いたしました。

第一回『感電注意看板』選手権でございます。


世の中に存在している「関電注意」の看板で、一番カッコいい感電注意を探していきます。カッコイイの基準は、ただただ僕が見てカッコイイと思うかどうか。異論は認めません。

なお今回の対象は、ピクトグラムと呼ばれるグラフィックシンボル形式のものは除外して、マンガ板と呼ばれるイラスト形式のものだけを対象といたします。

ピクトグラムの例。これはこれで、サンダーボルトみたいでカッコイイ。


今回見つけてきたのは、先ほど貼り付けた「ここは俺に任せて」標識を含めて12種類でございます。その中から、カッコいい感電注意を3位から順に紹介していきたいと思います。


第3位 

まず第3位に選んだのは、こちらの感電注意看板でございます。こちらのイラスト、とてもストーリー性を感じませんか。

おそらく彼は、危ない電線に触ろうとする人を見つけて、慌てて飛んできたのでしょう。もしかするとそれは、彼が片思いをしている女性だったかもしれません。

「なんだろ、この線。」

ぶら下がっている電線を、手に取ろうとする女性。それを見つけた彼は、慌てて駆け寄ります。

あぶなぁい!!

突き飛ばされる彼女。彼女は、突然の事に状況がわからず怒るでしょう。

もう…何なのよ急に…えっ…?」


最愛の人と幸せな生活を送り続ける為にも、アースを確認し感電に注意しよう。そんなドラマを感じさせてくれるこちらの看板が第3位でございます。


第2位



第二位はこちらのイラスト。電気の危険性と注意喚起を、鬼気迫る表情で表現した、素晴らしいイラストでございます。

この表情でランクインしているのですが、こちらのイラストに関して言うと「ここは俺に任せて」看板とセットで見ると、魅力が倍増されてきます。


「手を貸せ!一緒に帰るんだ!!」

「だまれ!!ここは俺に任せて、お前は洋子ちゃんの元へ…!!」


「お前の事は忘れない…」「幸せにしねぇとぶっ殺す…から…な…」の二人。


ハートフルな映画の一幕を彷彿とさせる、こちらのイラストが第2位でございます。


第1位



堂々の第一は、こちらの感電注意でございます。どうですこの堂々とした佇まい。

他の看板の「アースはよいか?」は、「アース、大丈夫かな?」くらいの熱量でしたけど、この看板だけCV戦国武将の叫びの感じがするんですよ。

「皆の者!!!アースはよいか―!!!」

「うぉぉぉぉぉ!!!!」

そんな、民衆を導く武将の様なカッコよさを感じるデザインになっていますよね。

さらにこの指をさし、その先から電気が走っていますからね。もはや彼が電気魔法を使っている可能性すらございますから。吹き出しに「サンダガ!」って書いてたら、全然彼自身が能力者になってしまう程、かっこよさにあふれたイラストじゃないですか。

一度見たらカッコよさで忘れられない素晴らしい感電注意看板が、堂々の一位でございます。もしも僕が一つだけ魔法が使えるとしたら、指先から電撃を出しながら「アースはよいか!」と現場作業者に注意喚起をして行きたいと思います。



その他感電注意のイラストは、ひょうきんな物や、恐ろしさが詰まったもの等、様々なテイストで描かれており、現場の雰囲気に合わせて使い分けができる汎用性の高いイラストになっておりました。どれも感電注意の大切さを表現した上で、印象に残る素晴らしいデザインばかりでございました。


感電注意史上、最もダメージをくらっている人。


良くも悪くも、これから僕が生活する中では、貼られている注意喚起のポスターは意識することになると思います。安全な生活を送る為に、巷に貼られた注意喚起のポスターも無下にせず、意識して生活してみようと思います。

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