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タスク名に数値を入れて達成感を味わってみよう【ユタカジン】

はじめに

こんにちは、ハレックです。
今回はタスクシュート協会が運営するnoteマガジン「ユタカジン」への投稿です。

このnoteマガジン「ユタカジン」は、「自分らしい時間的豊かさを追求する」というタスクシュート協会の理念に基づき、タスクシュート認定トレーナーによって運営されています。

詳しい説明は、ぜひこちらのjMatsuzakiさんの記事をご確認ください。

さて今回の内容は、以下の投稿の続き、もしくは派生した内容となります。気になった方はぜひ一度見て頂けると嬉しいです!

上記の投稿では、「タスクを登録したけれどなかなか実行に移せない」という方に向けて、私の経験を踏まえてお話させていただきました。

今回は、「タスクを実行したけれど思うように続かない、成果が出ているように感じない」という方に向けた内容となっております。

前回は着手するまでのアプローチに関する内容でしたが、今回は着手してからのアプローチに関する内容となっております。

なぜ、そのような話をしたいかというと、これも私も同じように悩んだ経験があり、同じように感じている方への一助になれば嬉しいと思っているからです。

これもまた、タスクシートだけでなく、あらゆるタスク管理に通じるものがあると思いますので、タスクシートを使っていないという方も、ブラウザの戻るボタンは少し待って、目次を見ていただけると嬉しいです。

タスクに着手しても成果がでない、と思っていませんか

タスク名を具体的に記述することで、タスクへの着手がしやすくなった、という方もいらっしゃるかと思います。しかし、今度はタスクに取り組み始めたが続かない、または成果が見えない(ように見える)という思いを抱く方も出てきているのではないでしょうか。

実際には、たとえ1分でも取り組んでいれば、成果は少しずつ出ているはずです。
しかし、それが目に見えていないと、次第に不安になってしまうのだと思います。

目標となる指針があると達成感を感じられるのではないか

タスクを開始し、さらに完了させるためには、何をもって完了とするか、という目標があると良いと思います。

例えば、「歯を磨く」というタスクを作ったとしましょう。
この目標は歯を磨くことそのものです。
そのため、歯磨きが終わればタスクは完了と言えます。

では、「部屋の掃除をする」というタスクはどうでしょうか。
「部屋の掃除をする」も目標なので部屋の掃除が終わればタスクが完了といえる、と思うかもしれませんが、実際に行ってみるとそう簡単ではありません。

実際に手を付けてみると、ゴミはどこまで捨てればいいのか、掃除機をかけるべきか、テーブルの上にホコリがあると気づくと、終わる気が失せてしまいます。結果として、達成感を得られずに終わってしまうこともしばしばです。

タスクに数値を入れるという意味

タスクを開始することにフォーカスするのであれば、特に明確な目標がなく、「部屋の掃除をする」というタスクだけでも良いでしょう。

また、「部屋の掃除をする」というタスクは常日頃実施するタスクでもあるので、毎日自分でコツコツと続けていけるというのであれば、そのままでも問題ないと思います。

しかし、達成感を得られない、という状態になっていて、それにより次第にタスクの着手が億劫になってきている、という状態であるならば、明確な目標を作ってみましょう。

ただし、目標が曖昧であったり、達成不可能な目標を掲げてしまうと、タスクに取り組んでいても終わる見込みがなく、絶えず追い詰められる感覚になりかねません。

つまり、タスクが「完了した」と感じるための具体的な目標が必要になってきます。

その目標を簡単に設定する方法として、数値を用いるという方法をご紹介します。

数値目標を設定するとは何か

私は、「部屋の掃除をする」というタスクを「部屋のクローゼットのゴミを1つ捨てる」というタスク名に変更しました。

ここでは、「クローゼットのゴミを1つ捨てる」が数値目標です。
どのゴミでも1つ捨てるだけでタスクが完了したとみなせます。

これにより、着手したときの達成感、そして無事にタスクが完了したときの達成感、両方の達成感を味わえるようになりました。

また、これはすぐに終わる簡単なタスクなので、毎日のルーチンとして習慣化させることができました。

つまり、1年後には365個のゴミがクローゼットからなくなっているはずです(そんなにゴミまみれではないと思いますが)。

数値目標を設定した結果

「部屋のクローゼットのゴミを1つ捨てる」という目標を設定した結果、今のところ1ヶ月間、毎日1つずつゴミを捨て続けることができています。

そして今はクローゼットではなく、部屋全体を見渡してゴミを1つ捨ているというタスクに変更しました(クローゼットが概ね片付いたので)。

ときには紙1枚を捨てるだけの日もありますが、確実に進んでいます。
また、タスクを完了したという達成感も味わえています。

どのようにタスクに数値目標を入れれば良いのか

では、具体的にどのタスクを見直し、どのように改善すればよいのでしょうか。

最初に、着手し続けていても、達成感を感じられないタスクを見つけ出すことが重要です。

達成感を感じられないタスクの見つけ方

1日の振り返りで、やっても達成感がないと感じたタスクがあれば、それは改善の対象となるでしょう。また、ルーチンで毎日実行しているけれど目に見えた成果が出ていないタスクも対象として良いと思います。

このとき、タスクを実行した際の感想をログに残しておくと、後で振り返ったときにその時点での気付きを得られます。

特に、時間が経つとその時の感情を思い出すのが難しいので、ログを残しておくことは、未来をより良くするための一歩となります。

対象のタスクを選定したら、何か数値を設定してみる

では、対象のタスクを選定したら目標となる数値を考えてみましょう。
ここでは、見積もり時間で達成可能な数値にすることを考えてみましょう。

例えば、「ブログ記事を1記事書き上げる」と「本を1冊書き上げる」では、後者の達成は難しく、達成感を得にくくなる、ということがイメージできるかと思います。

また、以下を参考に、タスクを詳細化することも考えてみてください。

できるだけ取り組みやすいタスク名を考え、さらにそれに数値で目標を設定する。

例えば、「クローゼットのゴミを1つ捨てる」というタスクは、非常に簡単に達成できるとイメージしやすいのではないでしょうか。
最初はこの程度の目標で良いので、ぜひ試してみていただければと思います。

数値を設定することで生まれる難易度調整というゲーム要素

最後に少し応用編の内容をお話したいと思います。

数値を設定することで、ゲームの難易度調整みたいにタスクへの負荷を自由にかけることができるようになります。

例えば、「ブログ記事を400文字執筆する」などの目標を設定すれば、400文字という達成目標が生まれ、それを超えたら達成感を味わえるようになります。

また、達成できなかった場合、見積もり時間が甘かったのか、一度のタスクで400文字が多かったのか等を分析し、次回のタスク内容を調整できるようになります。

つまり、ゲームのように難易度を簡単に変更できるようになるのです。

これによって、私は以前、ブログ記事の文章を作成するのに15分で400文字程度が限界だったものが、今は15分で約800文字書くことができるようになりました。

難易度を調整しながら、目標を達成したら難易度を上げることで自身の成長にも繋がるので、ぜひこちらも試してみると面白いと思います。

おわりに

今回は、「タスクを実行したけれど思うように続かない、成果が出ているように感じない」という方に向けて、目標として数値を設定することで達成感を味わうことができる、という内容をご紹介しました。

この内容も一例なので人によって合う、合わないはあるかと思いますが、もしタスク管理で悩んでいる方は、ぜひ試してみていただけると嬉しいです。


ハレックでした。


最後までご覧いただき、ありがとうございました。
ぜひ私自身と、本マガジンをフォローしていただけると嬉しいです!

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