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読書(2020/5/11):胎界主初見実況ログ(第二部二幕)第十三話(二幕最終話)『死の神獣レイス』(転)

(注:Twitterの該当箇所の過去ログ。誤字脱字等修正済。かなり長いので起承転結に分割)

第十三話(二幕最終話)『死の神獣レイス』(転)

胎界主初見実況。第二部二幕第十三話『死の神獣レイス』。2020/2/1(土)。正直、バテていたのですが、結局読めて、実況も書けたんで、そこまで載せることにしますね。(これが終わったら寝ます) #犬界主

さて、モーグ親方の案内で、待ち合わせの場所にたどり着く稀男たちだが…そもそもの情報源はベッカーグというドヴェルグ人らしいが、どうやら偽情報を掴まされたようだ。誰もいない。 #犬界主

同じドヴェルグ人であるモーグ親方も嘆く、ドヴェルグ人の信用ならなさ。子供の頃からの付き合いであろうが、そんなもんより得をするなら、身柄なんか売るに決まってる。ということで、デュラハンの関知するどこかしらに売られたようだ。死地(質)だ。 #犬界主

そこに現れたるは…えっ! かつて正気ベールゼブブが骸者殲滅部隊を二つに割ってまで強行した、『塔の男』暗殺作戦の際に、少年兵だったルーサーがお世話になった、大武隊長! しかし、様子がおかしい(特に外形的に) #犬界主

なんと、大武、オシリス=ハデス系骸者の中下存在級位、社会性や思考能力や言語能力のある白い人型の屍鬼、スペクターになっていた! ああ…骸者殲滅部隊としての本来の任務の末に、「こうなって」、今に至るのだな… #犬界主

あと、この人、確か『骸者連合国カポック』の時に、親善試合でデカトン軍の精鋭として目立って強さを見せつけ、デカトンにも「殲滅部隊の腕の良いやつをスペクターに変えた」と自慢されていた、例の渋いおっさんのスペクターと同じ人ではないか? (そうじゃないという説も聞いたが…) #犬界主

ここはレイミアのある種の胎界だ。出られない。(確かにデュラハンとレイミア、「例の狩り場」「招待」とかそういう話をしていたのだった)さて、そんな中、大武、何しに来たかというと、説得をしに来たのだ。ええー。どういうことだ? #犬界主

どうやら昔のよしみで、ルーサーを死なせたくないらしく、自分に免じてルーサーを生かしてやれるよう手配してやる、と言い出す。その代わり、ルーサーは、骸者の血を飲むことで骸者にならなきゃならない、のだそうだ。ええー…本当かよ…? #犬界主

「納得出来ないだろうが 後から来る方々は 私の様に甘くない 後ろの四人は……「仲間」にされることもなく 八つ裂きにされるだろう 特にタロット・アスとそのニスはな」 #犬界主

確かに、デュラハンやレイミア、アスちんと稀男が死ぬと超困るピュアたまへの嫌がらせのために(ダメだって。そんなことしたら全部白紙になるぞ)、彼ら二人を殺す動機があるのだった。デカトンもデュラハンの話に乗った。かなりマズイ状況であると言える。 #犬界主

死の四大神獣レベルにおける、そういった稀男やアスちんへの姿勢の話を、大武も聞いているか、何なら直接に命令すら受けたのかもしれない。だとしたらそりゃあマズイ… #犬界主

封印塔の役得で手に入れたオリハルコン剣を、いったん地面に刺し、昔のよしみで、大武の話を一応は聞く、という姿勢を示すルーサー。助けてくれるのはともかく、じゃあ骸者になるとどんなライフスタイルになるのだ? #犬界主

大武は「ん? あぁ 他の『躰化』と変わらんよ 骸者の中では『スペクター』はお薦めさ!」と言うが…ルーサーの目は厳しい。大武も言葉を濁す。どうもそれだけではないようだ。 #犬界主

正直ベースで心境を吐露する大武。「……欠点も まぁあるさ 乾くんだ」何らかの渇望にも似た(おそらくは殺害に関する)衝動があり、それが骸者たちを苦しめるらしい。 #犬界主

だがその乾きは、死の司神が降臨すれば無くなるものだし、その頃には誰も彼もが強制躰化される。「骸者が『潤い』に満たされる世界」になるのだ。そう大武は認識している。だから、ルーサーも、「こっち側」に来ないか。 #犬界主

ルーサーは更に追及する。いつかそうなるのだとしても、「じゃあそれまで その『乾き』ってやつはどうすんですか?」うっ。それは本質質問だ。それまでは、「乾いて」生きていかなきゃならんのだからな。大事な話だ。 #犬界主

それに対して、大武はニタァと笑いながら、「なぁに お前もすぐに慣れるさ」と返してしまう。ああー、もおー、ダメだよそんな、言葉に詰まったのに、なおも決め台詞で、相手を言い聞かせることが出来る、という横着な説得。そんなもん説得じゃねーだろ。欺瞞! #犬界主

当然、ルーサー、「謹んでお断りします」となり、オリハルコン剣を引き抜く。交渉決裂! 大武、「では力づくで助けてやるしかないな」とか無茶を言い出し、カッコいい独鈷杵を沢山振り回し、構える(親善試合でも見たあれだ。やはり同一人物では?)。だが… #犬界主

「大武さん 悪いけど 俺の方はだいぶ変わってもうたんよ」悲しそうな目で大武の心臓を抉るルーサー。ええー!? 強いというのは分かっていたが、まさかの一瞬とは! 「水と食料で使える贅沢」、本当にそこまで言うだけある! 若いペニスとか言って本当済みませんでした! #犬界主

愕然とする大武。しかし、あの幼い体で特殺部隊にまで入って頑張ろうとしていたルーサー少年が、嗅覚も腕力も強い戦士としてここまで立派に成長するとは。とでも言いたげな顔で、最期は満足げに死んでいく。嗚呼… #犬界主

と、そこへ、他のスペクターどもがゾロゾロと出てくる。おそらくは大武よりも古参の奴らや、そうではなく新兵の奴らもいる。大武のことを嘲笑する古参スペクターども。ルーサー、猛烈に不機嫌になる。大武のことを、こいつらに、ここまで笑われる筋合いはない。 #犬界主

あっ、そうか、ひょっとして、さっき言っていた、大武が「後から来る方々」として恐れていたのは、こいつらのことだったのか? そりゃあ、偉い上司であるデカトンや、デュラハンやレイミアとは関係なく、自分をナメてかかってくる横暴な先輩たち、その時点でかなり厄介だよな。 #犬界主

大武、おそらく、スペクターとしては新入りながら、デカトンからの覚えは良い、有能なやつとして、同僚(特に先輩)たちからの嫉妬で針の筵である中で、それでも自分の存在級位(社会的地位込み)で、横暴な先輩たちから大事な後輩をナントカ守ろうとはしてくれていたのだ。 #犬界主

おそらく、大武が交渉してくれていたこと自体は、本当の本当に温情だったのだな…本来はそんな交渉もへったくれもなく初手で襲撃だっただろうから…そんな大武の気持ちを思うと、それを嘲笑うこいつら、超許せねえ。 #犬界主

ということで、ルーサーに流れるようにぶった斬られる古参スペクターども。ルーサー、スペクターの強めの兵であっても、平然と連戦で行けるようだ。強い…おそらくは唖然としていた新兵たち、アスちんの光の精獣のレーザー数本になぎ倒される。集団対集団戦開始! #犬界主

『死の神獣レイス』初見実況、ここまでとします。しかし、大武の再登場と死で、いろいろ理解が深まると共に、謎も深まった。何かというと、多重誓約の件だ。(TLでもちょっと議論されていたらしいが、仕事死ぬほど忙しかったんで、ちゃんと見てないんだよな…) #犬界主

大武はこの時点では骸者に躰化したスペクターだが、元々は悪魔との誓約者ではなかったのか? 願いと引き換えに12年間絶対服従するやつ。これ、悪魔も何らかの司神の神獣であるので、この手の誓約、他の司神(オシリス=ハデス等)系の誓約と兼ねることは不可能なのでは? #犬界主

ひょっとして、死の司神系の誓約者になると、悪魔等の他の司神系の誓約は劣後し、破棄されるのだろうか? ペナルティとかないのか? ふつうの他の司神ごときのペナルティも、死の司神を前にしたら、押し通せない、というやつか? ここが他の司神に対する死の司神のアドバンテージ…? #犬界主

まあそこは分からない。TLで議論されていたということは、結局この話、第二部では明かされなかったのだろうな、と推測される。だが、じゃあ、これ、第三部では何か説明があるのか? それともそんなことは尾籠憲一先生的にはどうでもいいとかで、特に説明はなく飛ばされるのか…? #犬界主

それでは、また後日、ご期待ください。ご清聴有難うございました。 #犬界主

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胎界主初見実況。第二部二幕第十三話『死の神獣レイス』。2020/2/2(日)。やれるところまでやります。 #犬界主

アスちんの光の精獣、かつてアドニスやレックスに躱されたという汚点があるが、ふつうに「一撃必殺 当たって当然」の代物だ。本来これでスペクター相手なら無双出来る代物だ。(だから回避対策も取らないんだろうが、そういうのではまたアドニスやレックスみたいなのに躱されますよ…) #犬界主

スペクター相手に更に無双するルーサー。オリハルコン剣同士で斬り合って、さらに力押しで(おそらくオヌリス=アレス躰化すらしていないだろう。していたとしても2倍か4倍程度か?)へし折って叩き斬っていく。腕力強い強い強い。アスちんもレーザー無双。火力強い強い強い。 #犬界主

しかし…そんな彼らを丘から見ている、丁寧口調のやつ(ボン)、首をひねっているやつ、背のやたら高いやつ、女性、様々なフォルムの四天王めいた何者かが…? どうも会話から判断するに、アスちんとは何度も敵同士として戦ったことのある、スペクターより上位の骸者のようであるが… #犬界主

どうやらこいつら、デュラハンともデカトンとも違うレイスの血を飲んで成った、デュラハンやデカトンのような自分たちより上位の存在であるレイス相手でも恐れない(クソ度胸だ)、中間存在級位、ワイトというやつららしい。 #犬界主

ワイト四天王、どうにもアスちんをナメ切っている。そもそも他所のレイスが自分たちを援軍として呼ぶくらいなんだから、アスちん程度のやつではなく、魔王クラスじゃねーのかよ。俺は魔王とやり合いたいの。とか恐ろしいことを言い出す。どうやらこいつら、それくらいすごい実力者なのか? #犬界主

ワイト四天王、デカトン軍をもナメており、「デカトン軍が弱すぎて判断基準にならないからですよ 数が多いだけの雑兵軍団ですから」とか言い出すが、背のやたら高いやつが言う。「そうではない 精鋭スペクターを雑兵のごとくあしらう あの純人間が強すぎてそう見えるのだ」 #犬界主

「油断すれば お前達でも危ない」あっ。多分マジな状況把握なのだろうけど、こういうこと言うとキレる手合いでしょう。他の三人。「今まで俺の眼に狂いがあったか?」場の空気がギスギスし出す。ヤバそう。 #犬界主

キレたボンの台詞から、とんでもない事実が発覚する。こっ、こいつら、元は胎界主! あれか、レイスの血を飲んで胎界主のたましいの力を保持したままワイトに!? 確かにそれはだいぶ強そうだ。我々は胎界主ワイトとして、誇りを傷つける発言は許せん。そうボンは言うが… #犬界主

他人をナメることで、他人をナメてよいだけの地位があることを誇示し、ナメないこと自体が自分の地位を損なうことであると考え、挙句ナメられたと一瞬でも思ったらキレる。ヴァイキングや鎌倉武士や虎眼流や不良グループみたいな感性…関わり合いになりたくない… #犬界主

が…背のやたら高いやつ(スペリヴ)、こう続く。「……そうだな 訂正しよう 奴の躰化率次第では お前達がまとめてかかっても危ういだろう」ウワー! 言い方! そりゃ他の三人余計キレるって! #犬界主

しかし…スペリヴ、次の瞬間、三人を背中から生えている触手の先端注射器で刺そうとする。避ける三人。何やってんのお前ら!? ひょっとして、身内の血の気をわざと上げて、全員殴るふりで威嚇して、シメたのと同じ効果で、身内を素に戻して、言うこと聞かせる、そういう血の気コントロール…??? #犬界主

確かに、威嚇で場をシメるの、早ければ早いほど、何なら揉める空気が生じた直後が、一番効き目があるのだろうが…不良グループを通り越して、スペリヴ、ある種の暴力団の精神を感じる…(あと、おそらくいつもこうしてスペリヴが四天王を仕切ってるんだろうな…) #犬界主

「早まるな 俺達は招かれざる客なのだぞ」余裕のある紳士的な上役めいて仕切るムーブのスペリヴ。今、骸者殲滅部隊と戦う任務を受けたのはデカトン軍であり、自分たちは基本的には余所者だ。何ならデカトン軍は余所のワイトたちの増援を聞いていないまである。あまり露骨に暴れると揉める元だ。 #犬界主

首をひねっているやつ(コツ)、「スペリヴに軽んじられたこの怒りを何処持ってきゃいいんですかボンンンンン?」とボンに八つ当たりウザ絡み始める。お互い、手首のない腕から棘を生やして、喧嘩になりそうな気配(しょっちゅうこうらしい)女性(ネホ)は呆れている(俺も呆れてます) #犬界主

で、肝心のスペリヴは戦況分析をテキパキ進めている。腕力や火力に劣る稀男とモーグ親方、後方で障壁を展開しているリース。この中で、どうも、一人、底が見えないやつがいる。稀男だ。底が見えない敵、つまりはリスク要因だ。三人に威力偵察してこいと命じる。 #犬界主

超高速で迫る三人(足の短いボン以外)。もちろん初手で殺すつもりだろうし、底が浅かったらふつうに次の瞬間殺すだろう。アスちん、顔を知っていて、面倒であることも知っている、旧き敵であるワイト四天王の存在に気付く。スペクター部隊はルーサーに任せ、自分は三人にかかることにする。 #犬界主

ルーサー、「オゥ 最初から俺一人で充分や」と無茶苦茶頼もしいことを言う。確かに今の流れなら勝てる感じに見えるが…このままスペクター部隊全員倒す気か? スゲエな… #犬界主

『死の神獣レイス』初見実況、ここまでとします。レイス系骸者で、スペクターより偉い、骨っぽい名前の、ワイトというのが出てきました。スペクターは概ね同じような外見ですが、ワイトはかなり外見が個性豊かなやつらのようですね。特に背高注射器触手隊長のスペリヴ。 #犬界主

あと元胎界主でレイスの血を飲んだワイトということだと、実はピュアたまもそう? ワイト四天王の方がステゴロは強そうだが、彼ら存在級位だいぶ低そうに見える…(ひでえこと言ってるなあ)#犬界主

あと、いかにも四天王という感じなので、第一部のインド八人衆を思い出してしまいますが(何故思い出した! 言え!)、誰がサタジット役で誰がサビール役で誰がムケケさん役なのだろうか(その無茶苦茶な前提をやめろ)。あと「予選はもう始まってんのサ!」さん(台詞うろ覚え)。 #犬界主

さて、それでは、また後日、ご期待ください。ご清聴有難うございました。 #犬界主

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胎界主初見実況。第二部二幕第十三話『死の神獣レイス』。2020/2/8(土)午前。最近仕事でバテてきていますが、無理のない範囲内でやります。 #犬界主

さて、アスちん、光の精獣レーザーを撃つが、三人組、直ちに散開する。挙句、ボン、「学習しなさいタロット・アス 攻撃指揮を避けられているんですよ!」とまでわざわざ言ってくる。ウワー! 屈辱! #犬界主

ボン、技術のない主人公初期を技術面で罵り、楽しく戦うためなら相手にネタバレまでする、余裕のある強いライバルキャラのチュートリアルムーブですね…アスちんはずーっとこれなので、その慢心と学習能力の無さで非難されている訳で、もっとみっともないけど。ちょっと笑っちゃう。 #犬界主

アスちん、前回の召集島の対レックス戦の件が、今回二回目の指摘でようやく腑に落ちてくる。ここは公文式や進研ゼミやZ会でやったところですね。今更かよ、とは思うが、まあ学習せんよりゃ大幅にマシだ。ということで、アスちん、戦法を変える。魔法則で姿を消す! #犬界主

確かにこれなら攻撃指揮命令の仕草は見えないが…ボン、ガッカリする。これでは不正解だ。本人の姿が見えなくても、光の精獣の攻撃直前信号や、殺気や情報が駄々洩れなんだから、これじゃあレイス四天王レベル相手では意味がない。つまらん。 #犬界主

そうじゃなくて着地地点を先読みして撃つとかそういう発想はないのか、とわざわざ口にするボン。他の二人は、アスちんはアホの子なので、説明しても無駄だ、と嗤う。三人組、アスちんのことを、標的としても敵としても軽視している。完全にナメきってますね… #犬界主

さて、本来の標的、稀男。銃を構える。確かにロックヘイムでは珍しい面白火器だが、三人組にとってはたかがおもちゃだ。「そんなものは必然レベルで当たりませんよぉ~?」えっそうなの? しかし…稀男には考えがある。モーグ親方の後方支援。それは…貨幣をばら撒く!? 何で!? #犬界主

投げたのはミスリル銀貨だ。それを、オリハルコン銃弾で、撃つ。乱反射により(ミスリル銀貨、その程度の強度はあるようだ)、コツとネホの心臓を貫く! 二人撃破! えーっ! そんな手が! #犬界主

「「必然」レベルで弾丸避けるってんなら 「蓋然」的要素をブチ込んで当てるって寸法よ」あー! 対ファージャルグ戦の応用! 確かに彼らの心臓を狙っても「必ず」当たらないというのなら、それでも当てたいなら、他の何かを介して狙えば、当たる「かもしれない」! 実験大成功! #犬界主

さて、稀男、スペリヴを警戒する。アスちんがルーサーをそのままスペクター軍団と戦わせておいて、こっちに戻さなかったのは正解だった。次は苦戦するから、ここで固まっていたら全滅の危機もあり得る。 #犬界主

「いい判断だ」珍しく人を褒める発言をする稀男。(褒められた……)稀男のちょっとした賞賛に嬉し気なアスちん。カワイイ。そうだよな、お前あんまり仲間や上役に褒められたことなかったし、褒められ慣れてないからな… #犬界主

「障壁いけそうか?」珍しくリースを頼る発言をする稀男。俄然やる気になるリース。この前全力を出して障壁を出して複数人の命を守り切って絶頂だったのが、元同僚であるゼントちゃんが死んで虚無になっていた。そういうテンションの乱高下状態だったが、また復活してきた。ヨシ! いいぞ! #犬界主

「私が守りますから!」せっかく盛り上がって来たリースのテンションだが…「あぁはい お願いします」稀男~。お前またそういう塩対応をする~…リース、自分と稀男のテンションが噛み合ってないんで、ムギー、とふくれっ面をする。まあそうよね…バッドコミュニケーション… #犬界主

「ほらっ! やっぱり私がいないと困るじゃないですか!」「あぁ? いや別に……いなきゃいないで他の対策練ってただけだし」半分マジでそうなのだろうが、まあ軽口なのは分かる。分かるが、リースがせっかくやる気を取り戻したのに、そういうこと言うんじゃねーよ…優しくねーな… #犬界主

「むぅー」むくれるリース。まあねえ。「お二人さん 痴話喧嘩なら後でして下せ」ハラハラするモーグ親方。まあそれはそうね。まだ難敵であるスペリヴと、やはり難敵であろうボンがいるんだから、脅威は去ってはいない。そんな中、痴話喧嘩を聞かされているモーグ親方、可哀想… #犬界主

スペクター部隊を撫で斬りにしていくルーサー。大武の件の怒りもあるが、哀しみもある。虚無になってきたルーサー。「お前ら まだやるんかい もうええ 見逃したるから去ねや」しかし…「どこへいく ここで逃げても帰る場所はないぞ」そういうことらしい。彼らも最早退けない。 #犬界主

…最終的に、ルーサーvs.スペクター部隊、ルーサー一人の圧勝。ええー…おそらくは特に躰化なく全滅させているルーサー、白兵戦がメチャクチャに強い…しかし…「隠れてんと出てこいかい」ボンがいた。ムッとしている。「隠れてた…… 訂正させてやりましょう」ルーサーvs.ワイト一騎打ち! #犬界主

リース、障壁を展開して、一同と共に待つ。そして…「来ます」スペリヴの襲撃を予感する。来る! #犬界主

さて、『死の神獣レイス』初見実況、午前はここまでとします。オリハルコン銃弾ミスリル銀貨乱反射攻撃、絵的になかなか見栄えがしますね。カッコイイ。そしてこれなら、運ぶ力でも覆せない、必然レベルで実力の差が大きい、稀男とワイトの間でも、必殺技が通じる! #犬界主

しかし次のスペリヴ、四天王の長なだけあって、この手もそう簡単には通用しないだろう。どうなる? まあ、それは午後のお楽しみですね。それでは、また後日、ご期待ください。ご清聴有難うございました。 #犬界主

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胎界主初見実況。第二部二幕第十三話『死の神獣レイス』。2020/2/9(日)午前の部。 #犬界主

地中を破り、現れるスペリヴ! もちろん直ちに迎撃する稀男とアスちんだが…軍服だけのデコイ! あっ賢い! ズルい! 続いて、本体、地中を破って出て来る! たくさん生えている注射器めいた棘触手をドワオと刺そうとする! ヤバイ! #犬界主

リースの強力な障壁に阻まれる触手。しかし…スペリヴ、攻撃を続けながら、観察も欠かさない。「銃の装填時間と呪文の詠唱時間ははじき出した」あっ。こういう、ちゃんと見て予測しながら戦うタイプ、難敵なんだよな。 #犬界主

スペリヴ、連続攻撃の手を緩めない。手数と用心深さがある難敵、マジで難敵だ。「あと121撃はいける その間55撃以内に障壁を破壊出来る」そうなったらアウトだ。全員串刺しにされるだろう。だが…破壊出来ない! リースの実力以上の、ソロモンによる防御力! #犬界主

そういえばリース、ソロモンと適合度が高いから、ソロモンに水面下でチョイスされたのだし、それは障壁能力において一番影響を及ぼしやすい。ソロモン、「突破できそうだ」とスペリヴに思わせておいて、実際にはバフで突破させないようにして、稀男の銃とアスちんの呪文の時間を稼いだ! #犬界主

リースたちは意識していない、ソロモンの策に引っかかったスペリヴだが、「だがギリギリ退却時間は確保した……」あっ即座に逃げる気だ! 逃げ足の判断の速さも脅威! ここで逃がしたら、次はもっと確実な手で確実に殺しにかかってくるぞ。マズイ… #犬界主

しかし…全くのノーマークだったモーグ親方、妙な真似をしていた。スペリヴ、自分の心臓に痛みを感じる。モーグ親方の投げたオリハルコン投げナイフ! うおー! スゲエぜモーグ親方! ファインプレー! 無視されていたからこその奇兵! (言い方) #犬界主

敵であるアスちんをナメきった、ボンの公文式や進研ゼミやZ会を、今度はアスちんが実際にやっていく番だ。回避地点を予測。スペリヴ、イカの様なイカサマな体で、エビの様に後ろに下がる。そこを…光の精獣レーザーが、スペリヴの心臓を完全に貫通! スペリヴ、爆発四散! #犬界主

おっと。赤い時報が。びっくりした(ロックヘイムの昼の住人や稀男たち、毎日夕方になったらこれを見せられているのか。心臓に悪い…)当分都にも鄙にも入れない。夜営だ。おい、大丈夫なのか。今から骸者の時間なんだろ。ここまでしでかしたんだ。また骸者の増援が来るぞ… #犬界主

一方、ルーサー、ボンのものすごい破壊力のドリル棘を躱し、何とか倒していた! 表情から判断するに、だいぶ手強い相手だったらしい。しかし、倒したからすごいよな。白兵戦がメチャクチャに強い。しかもスペクター部隊との連戦の後やぞ。ワイト四天王、全員撃破! #犬界主

ルーサーは引き続き哨戒とのこと。他の一同、夜営。「ワナ張ってたわりにはこんなもんか」稀男は訝しんだ(忍殺のボブみたいに言うな)。だが、アスちんが言うには、スペクターやワイトとの戦い、「所詮は形骸化した小競り合いですからね 毎回こんなものですよ」とのこと。そういうものか? #犬界主

骸者たち、対生体金庫攻略戦に戦力を温存させるハラで、仮にも四大神獣のレムレスの撃破の件をまぐれと見てくれたのか、せいぜいちと手強い程度の四天王っぽい中ボスに任せてくれたのだろうか。そう言って稀男はちょっと安心しかける。 #犬界主

が、アスちんはこれを否定する。あのスペクター部隊はデカトン軍のスペクター部隊で、スペリヴ達はファントム軍のワイト小隊だ。「私もよくからまれましたが 手強そうな好敵手を見つけてはちょっかい出して来る ただの戦闘狂ですよ!」ああ、やっぱそういう系のはた迷惑なやつらなんだ… #犬界主

しかし、あいつら四天王でも中ボスでもないの? 同人STG"Hellsinker."で言えば決別の霊廟の四英霊みたいな、大きな文脈とは関係なく挿入されるエピソード的なやつで、Here comes a new challenger的乱入者に過ぎない? しかも第三のレイス、ファントムの軍? どうなっとるんだ。 #犬界主

「じゃあ本命はまだ来てないのか……」「本命?」「やばいぞ! ルーサーを呼び戻せ」急に険しい表情になる稀男。そうだ。死の四大神獣たちの会話からすると、デカトン軍スペクター部隊はただの罠の第一波に過ぎないし、ファントム軍ワイト小隊に至っては招かざる客でしかない。 #犬界主

「デュラハンて奴はスペリヴなんかより遥かに見えている ピュアの本性にも気がついているだろうし 俺がレムレスを殺ったのも的確に評価したとしたら 送り込んで来るのは 必然レベルで処理できると見込んだ奴だ」今から来るのは第二波だ。しかも、増援なんてレベルじゃない。そうではなく… #犬界主

言われてみればそうだった。現れたるは…死の司神の主神の四大神獣、レイス! しかもデカトン! 「あっ 終わった……」ソロモン! てめえこのクソジジイィーッ! そこで諦めるんじゃねえーっ! でも、まあ、相手はあのデカトンだ。どう足掻いてもダメそう… #犬界主

哨戒中のルーサーの背後からの奇襲! 真っ二つになって二回死ね! ということで、オリハルコン剣、デカトンを真っ二つにする(シャミールでなくても物理的には太刀筋は通るらしい)が…ルーサー、ダメそうな感触を直感的に悟る。今度こそ躰化して、脱兎の如く、逃げる! #犬界主

一同、合流。シルフに乗って逃げる。デカトン、真っ二つだったが、普通にくっついて、オリハルコン剣をぷらぷらさせて、「デュラハンめ……大した痛みではないではないか」と死神ジョークを飛ばす。完全に余裕だなコイツ。だが逃げる一同には笑える余裕なんてない。おっかない! 怖い! #犬界主

アスちん、イフリートで爆撃! もちろんこんなもんで倒せる相手ではない。屁の突っ張りにしかならないだろう。だが…これからどうするんだ!? 相手はあのデカトンだぞ!? しかも「運ぶ力のせいで少しでも殺しにくいと感じたら無理矢理にでも殺す」気だぞ! 無理無理無理! 死ぬ! #犬界主

『死の神獣レイス』初見実況、ここまでとします。ワイト四天王を倒した! と思いきや、遂に、稀男たち、骸者殲滅部隊の戦いは、死の司神の主神の四大神獣、レイスと戦うところまで行きついてしまった。しかも尊大で攻撃的なデカトン! どう考えても勝てる気配じゃないんですけど… #犬界主

オシリス=ハデス系戦力、ルーサーを尺度にするとその強さが分かる(逆にルーサーの強さのレベルも分かる)という仕組みになっている訳だ。そういう見方で見ると面白いですね。うーむ…そうしてみると、ルーサー、本当にものすごーく強いんじゃね? (レイスはまあ別格として) #犬界主

中下位者の白い人型の屍鬼のスペクター(強いはずだが、この部隊を特に躰化なく全滅させているルーサー、白兵戦がメチャクチャに強い)。 #犬界主

中位者のさまざまな形の手強いワイト(これを頑張れば一体は倒せるし、何なら三人でも倒しかねないルーサー、白兵戦がメチャクチャに強い。しかもスペクター部隊との連戦の後やぞ)。 #犬界主

そして最上位者の司神オシリス=ハデスを除くと二番目の上位者、四大神獣の死神レイスたるデカトン(ルーサーではまるでお話にならないくらい強い)。どうもこの様子だと、ルーサーの腕力でも、稀男やアスちんの火力でも、勝てる保証は全くなさそう。 #犬界主

あのう、アスちん、そしてソロモン、ちゃんと切り抜ける方法あんのか? こんなのに勝てるのか? 以前言ってた最終手段とやらか? それで通じるのか? 通じなかったら、どうすんの、この事態…無理では…??? (それでは、また後で、ご期待ください。ご清聴有難うございました) #犬界主

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