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読書(2022/2/27):胎界主初見実況ログ(第二部三幕)第十四話『生体金庫』2(ピュア争奪戦編(勝手に命名))

さて、仕事が今までの人生でも3番目くらいに忙しく、私もバグりまくっていたのですが、ようやく気を取り直して…胎界主初見実況、『生体金庫』、ピュア争奪戦編(何だそれは)に入りたいと思います! また気力がある時にちょこちょこ読む感じで行きます。 #犬界主


殺技軍団ピュアたま拉致部隊。イカ末弟ロコツナの部隊と、歴戦の単眼お姉さんルイコの部隊。ロコツナは速いが、隊としては倒し方が雑で、防衛赤肉ホムンクルスがまだ完全に死んでない。動き始める。ロコツナより速いルイコ、仕留める。「処理が甘いぞロコツナ隊 ちゃんと再生不能にしておけ」 #犬界主


スィブネという、背の高い、目のたくさん生えている索敵ワイトが、索敵を終えたようだ。さっきまでデカトンがいたのを見ていたらしい。あー。ここに突っ込んでいたら、ピュアたまの拉致どころか、精神状態最悪のデカトンに、指差し確認で「ヨシ!」とコナゴナに砕かれていただろうな… #犬界主


デカトンはレムレスを連れて、おそらくは生体金庫の所に戻ったのであろう。スィブネ、正確な読みだ。とはいえここでまたデカトンが戻ってきたら敵わん。ここからはルイコ隊長の判断であろう。どうする? #犬界主


スィブネは千里眼で映像は拾えても会話は追えない。んが、それも出来なくなる。「遮る力」のレムレスもいないのに、何で見えなくなってるんだろうな。まあ防衛システムのせいであろうと納得する一同(ピュアたまがレイミアから「遮る力」を借りパクして妨害しているのもあるのかも知れんが) #犬界主


残りは標的のピュアたま、ガルウ、そしてデュラハン軍戦力。それも、スペクターが一個分隊、それと死忍隊ワイト一人(コメカミ)。多分これで全部だ。彼ら相手なら、殺技軍団2部隊で楽勝であろう(強気な発言。ガルウ、心底ナメられてますな) #犬界主


ロコツナ隊がナメた口利き出す。「てかそっちはまだ侵入できねーの? 「精鋭」つっても俺らと変わらんじゃん」「てか優劣あっても基本理念は自由と平等じゃん?」「やたら偉ぶるイカがおかしーんだよ!」「いやロコツナとスペリヴはマシだけどさー 上の兄貴連中がなー」あーうるせーなー。 #犬界主


ビテエという、ハンマーめいた外見の、「壊す力」の怪力ワイト、レイミアの「遮る力」のロックのかかった扉をガンガン叩くも、まるで開かないようだ。たぶんここで力が遮断されているのだと推測するルイコ。 #犬界主


ルイコ隊は当然老練で、「遮る力」の無力化とパスワードハッキングも同時並行で行っている。ハッカーのワイト、カカト。「偉大なる死の神獣レイミアを讃えるがごとく……」正しい。このままでは、開錠、時間の問題であろう。 #犬界主


だが…新たなリスクの接近に、スィブネより先に気付くルイコ。熟練、コワー。「シルフが12匹ぃ?」「魔法則師の団体でも来たのかよ?」「まー別に楽勝だけど」いや…ロコツナは何か感づいたようだ。「面子は?」「豆粒ほどの距離だけど ココを見下ろしているのが五名」…あっ! #犬界主


ドウェルグ人一名、純人間一名、バンシー人一名、ニス一匹(稀男、というかニス、ナメられてるなあ)、アールヴ人一名。「タロット・アスと殲滅部隊」! ロコツナ、キレる。「良ーもん運んでくれるじゃんかドロクロド!」「決まってんだろ スペリヴ兄ーちゃんのカタキをうつんだよぉ!」 #犬界主


ルイコ、奇妙な命令を下す。「そこのお前とお前 ロコツナの三名を残し 後は全員退避しろ」まあ、索敵役とか工兵とか無力化役とかハッカーとかがここで巻き込まれたら、今後困るだろうね。「うぉっしゃー! サンキュールイコ!」と言いながらゾロゾロと歩く構図、ちょっとウケる。 #犬界主


「ではお前が処理しろ」「皆殺しにしてやるよ!」士気の高いロコツナ。「残りの二名は私と共にホムンクルスの死体を突っついていろ」「?」何だろうね。「ロコツナは堂々と指揮官の様に振る舞っておけ」「いわれなくても指揮官は俺だっつーの!」 #犬界主


…ああ、ルイコの重要度を偽り、ロコツナをフロントマンとして暴れさせ、ルイコが不意打ちでもする戦法か? あるいは、デコイとしてちゃんと偽装工作の役割を果たせるよう、実地で誘導? 兄のスペリヴは、自分の軍服をデコイにしていたが、ロコツナは自分がデコイにされている。可哀想に… #犬界主


さて、シルフがやってきたので全員ぶっ殺すロコツナ。しかし、ルイコはアスちんの攻撃パターンを把握しており、正確に読んでいる。こいつらは偵察だ。アスちんたち本人がこのままノコノコと来るとは考えにくい。 #犬界主


これはあれか、偵察シルフを介して、「ロコツナだけは面倒だが、なんか防衛赤肉ホムンクルスを念入りに退治していた、もたもたしている部隊だ」と印象付けようとしたのか? で、「さっさと服を脱げ」と来た。えーと…これはどういう? #犬界主


一方、デカトンに脚を指差し確認で「ヨシ!」されたので、根城でスペクター分隊に足を接合してもらっているコメカミ。しかし、死忍隊全滅の報を受けて、メンタル参ってる(mental maintenance)。そりゃあそうだろうね。「間違いだ 何かの間違いだ」嗚呼…(顔を覆う) #犬界主


コメカミ、辛そう。そしておそらくこのままではこのままでは頼りにならん。沈痛な顔になるスペクター分隊。まー当分はそっとしておいてやろう。 #犬界主


が! 天井のゾル防衛システムが激しく波立つ! 何だーっ! これは…アスちんの大迫力イフリート大爆撃! デカトン相手ならともかく、ロコツナ部隊ならこれで一発だ! (というかタッチの差でデカトンがいなくてよかったよな。いたら逆にまた今度こそ殺されてたぞ) #犬界主


アスちんの、索敵からの爆撃戦法、基本的には正しいよ。読まれて対策を立てられてなかったらな…(逃げ切っていた拉致部隊)ははーん、あれか、軍服だけ残っていたら、これで「爆撃で焼け死んだ」と誤認させられる訳か。そしてアスちんはこれにまんまと騙されるであろう。嗚呼…(顔を覆う) #犬界主


ピュアたま、なんか演技めいて大仰に言う。「ヒイィィ あいつらです! 殲滅部隊の襲撃ですよ ガルウ様 皆殺しにして下さい」オイ…? 「え? こ……殺してもいいのか?」「もちろんです! 敵なんですから 大丈夫です 後でピュアからデュラハン様に説明します」オイオイオイ… #犬界主


「レムレス様の命を奪った例のニスも殺して下さい」ええー!?「え? だってアイツは……」「計画に支障が出る恐れがあります さっさと排除した方が良いでしょう それなのにあんな私情で生かしておけだなんて……デュラハン様に叱られるのはレムレス様ですよ!」 #犬界主


レムレスの稀男への執着、この際どうでもよかろう。「えっひっひ そうかぁ~ レムレス悔しがるだろうなぁ~ 戻って来たらニスの生首見せつけてやろ 目の前で踏み潰してやろぉっと!」ある種陶然となるガルウ。乳首をつねりながら黒い乳汁を射乳する。ウッ(ビジュアルが汚い!) #犬界主


「おいお前ら! こっち来てピュアの作戦聞け」ええ~、と言わんばかりの可哀想なスペクター分隊の皆さん。もちろんコメカミにも声をかけるが、「あぁ? 知るかよ 勝手にやってろ いざとなったら俺が皆殺しにしてやる 俺が……そんな雑魚なんぞにやられるわけないだろ……」アカン。 #犬界主


「無敵の死忍隊がやられるわけが……全滅するわけないんだ……」しゃーない。そっとしておいてやろう。さて、ピュアたまの作戦会議。(ヤンキー座りをするケダモノのようなイキリモードのガルウ、ウケル)治療師(リース)の障壁は一度に一種である。ここは封印場のホムンクルスと同じですね。 #犬界主


で、殲滅部隊が来たら、ピュアたまは天井のゾルで攻撃する。リースは対ゾル障壁で防ぐだろう(確かに観測塔では出来たんだよな)そこで、その他の何らかの攻撃手段で倒す。面倒なリースを捕縛、稀男とアスちんは口を塞ぐ。ステゴロの強いルーサーは優先的に殺す。(ハンバーグ先生は…?) #犬界主


後は焼くなり煮るなりお好きに。そう言い放つピュアたま。柔らかい女であるリースを惨殺出来る悦びに、ガルウ、えげつない形の舌を、涎を、黒い乳汁を垂らす。(もうビジュアルが汚くて汚くて…)待機する一同。さて…どうなるか…? #犬界主


今回はここまでとします。ピュアたま、どうすんだよお前…何でこんなことを? 今の言動や作戦は全部ブラフで、場を仕切って、こいつらはうまくハメて殺して、その上で稀男と合流してうまく救出してもらうつもりか? ピュアたま、案外嘘が吐けるし、ブラフも出来るやつだ。そういうことか? #犬界主


また、余裕が出来た時に、少しずつ初見実況を進めていきたいと思います(我慢できないんで部分部分はかいつまんで読んじゃってるんだけど、まあええわ)いじょうです。ご清聴ありがとうございました。 #犬界主


***


胎界主初見実況『生体金庫』再開。アスちんが防衛赤肉ホムンクルスエリアをイフリート爆撃して油断したところで、ロコツナが逆襲に向かおうとする。が、ルイコはこれを止める。ルイコは事態を冷静に推測している。どうやら、まずいことになっているようだ。 #犬界主


そもそもデカトンがレムレスを連れて行ったのはなぜか? 二つありうる。生体金庫攻城戦が終わり、ここでデカトンたちと殺技軍団が神獣石を巡って割れて争い始めているので、デカトンが味方のレムレスを加勢に招いた場合。これは本来の殺技軍団の筋書きと整合的だ。 #犬界主


だが、ルイコはそうではないと見ている。デカトンたちと殺技軍団は、今なお生体金庫に手こずっていて、だからデカトンはレムレスに加勢を頼んだのだ。(これはその通りだ) #犬界主


なぜそう言えるか? デカトンはピュアたまを連れて行っていないからだ。デカトンたちが神獣石を確保できたなら、奪われる前に直ちに使っているはずだ。逆に、神獣石を確保できていないのなら、ピュアたまの仕事には「まだ」なっていない。そう言うことだ。 #犬界主


生体金庫、予想を超えて強いのか? ピュアたま拉致部隊に動揺が走る。あるいは、脅威度が未知数である生体金庫ではなく、既知の脅威、魔王が来たのか? 生体金庫攻城戦、万一成功となれば、パワーバランスはひっくり返る。それを悪魔勢力は坐視しなかった、と言う? #犬界主


もちろん魔王たちと管理者リョースの協定上、魔王がロックヘイムにホイホイとは来れないはずだ。そこら辺は、殺技軍団も一目置く仮想敵、デュラハンも、当然全部考慮の上で、この生体金庫攻城戦大作戦を立てていたはずであろう。 #犬界主


というか、今は管理者リョースはレイミア様とガチンコ正面衝突しているはずだ。だが、そのリョースがレイミア様を既に下していたとしたら? 持ち札の餓球・天肢に加えて、魔王召喚を含めた全手段を用いて、生体金庫攻城戦自体をぶっ潰しにかかっている可能性すらある訳だ。 #犬界主


ルイコは部隊の憶測に対し、いくつかの観測根拠から、「まだレイミア様の結界は基本的には健在であると判断されるし、魔王たちの加勢もない」と言う見解を示す。つまりは、現時点での殲滅部隊の本隊は、魔王たちではない。アスちんたち「が」本隊だ。恐るるに足りない。 #犬界主


引き算すると、レイミア様の結界は一部破られて、部分的に復活したリョースの指揮下で、餓球・天肢軍の大規模戦力が送り込まれている可能性が高い。骸者たちとしては、生体金庫攻城戦に横槍を入れられている形だ。戦略目標未達成も、苦戦も、大いにありうる。 #犬界主


前線を離れて作戦行動中の拉致部隊としては、前線のことはドロクロドに任せるしかないし、自分たちのやるべきをやるしかない。さて、殲滅部隊は何しに来たのか。ルイコは正確に読んでいる。そう、自分たちと同じく、ピュアたまの拉致(救出のつもりかもしれないが、要はそう言うこと)だ。 #犬界主


魔王たち(例えば、アスちんの上司の上司である保守的なルキフグ太主)には、リスク要因たるピュアたまを暗殺する動機もある。が、ルイコはこれも否定する。アスちんが索敵の上爆撃したのは、ピュアたまの安否確認のためだ。殺す気なら爆撃はもっと徹底的に行われているはずだ。 #犬界主


アスちんはロコツナ部隊をスペリヴ部隊と同じような戦闘狂遊撃部隊と判断したはずだ。「今度はうまくやる」の精神で、先んじて発見、偵察、初手奇襲爆撃。という作戦行動を取ったのだろう。まあ、戦法、明らかに上手くなってはいるよ。でも、敵は甘くなく、全部バレて回避されてるんだよな… #犬界主


アスちんの次の作戦行動は、再度の偵察と消火だ。その上で乗り込むつもりであろう。一部ワイト個体、水の精獣ケルピに見つかる。が…カカトのハッキングで、ケルピの映像記憶は消される。これではイミント(画像偵察諜報)の体を成していない。防諜大成功。ハッカー、怖えー… #犬界主


さて、次の場面で殲滅部隊がやってくるのですが、今日はここまでとします。ルイコ、歴戦の精鋭部隊長なだけあって、自他の作戦行動の読みはかなり鋭い。アスちん、頑張ってるが、全部読まれている。大人と子供くらい違う。うう… #犬界主


これ、普通に考えたら、アスちんたち殲滅部隊はルイコたち拉致部隊に出し抜かれて、ピュアたまの身柄を先に確保されて、行きがけの駄賃で全滅させられるだけだ。勝ち目? まるで思い浮かばない。ピュアたまの迎撃作戦も、殲滅部隊ならともかく、ルイコ相手に通じる気がしない。 #犬界主


というか、ここで殲滅部隊がやってきたところで、逆に周囲からルイコたちに奇襲されて全滅、と言う可能性も普通にありうる。そうなったらあんまりだが、本当にこれからどうなるのか、予測不可能になってきたぞ…(続きはまた明日です。乞うご期待。ご清聴有り難うございました) #犬界主


***


胎界主初見実況『生体金庫』再開。さて、消火後の根城入口に、殲滅部隊がやってくる。ルイコの見立て通りのことを、得意げに喋るアスちん。嗚呼…(間抜けとは言いたくないが、ルイコの方が圧倒的に賢い。大人と子供だ)(でも、子供のアスちんも、隊長としての責任を背負っているんだよな…) #犬界主


稀男はそこはもうちょっと賢い。ルイコの「なんか一部ワイトがデュラハン・デカトン・レイミア様たちと利害対立してピュアたまを攫いに来た(ここまではその通りだ)が、レイミア様の吸血ホムンクルスとモタモタ戦っている間にアスちんに横から爆撃されて全滅した」偽装に、疑念を持つ。 #犬界主


ファントム軍については情報が少なく、アスちんも誤解している。ほとんどはガストかスペクターであり、だったらアスちん一人で圧勝できる。ルーサーも手こずるくらいステゴロの強いワイトはわずかしかいないと思われている(万軍レベルの殺技軍団のことなど考えもしないであろう) #犬界主


さて、アスちんはパスワードを伝えられているのだった。解錠。遠くで盗撮・盗聴している拉致部隊、手間が省けて大喜び。稀男曰く、パスワードと関門はあと二つある。(この話をしたのは、自分たちが敵脅威に盗聴されているのを察したからかな。それまでは無事であろう。時間稼ぎだ) #犬界主


拉致部隊、ピュアたまがデュラハンたちと利害相反しており、服従していないこと、拉致部隊の殲滅部隊への偽装工作が図に当たってそのように展開していること、ヘッドの情報が古いこと、殲滅部隊の目的もピュアたまの拉致であることを認識する。油断する拉致部隊。だが…ルイコ、長考。 #犬界主


ルイコたちの吸血ホムンクルスへの攻撃は、「自分たちはここでモタモタと手間取っている雑魚部隊である」と言う偽装であった。しかし、稀男はホムンクルスの傷を改めており、つまりは偽装はバレたと考えるべきだ。じゃあ、索敵をするのが当たり前だが…そうしていない。なぜか? #犬界主


ここでの交戦を避けたい? いや、通路内で戦ったら、殲滅部隊としては逃げ場がない。ここで戦った方が彼らに取っては有利だったはずだ。それでもこの追跡の「流れ」を作ったと言うことは、「稀男は拉致部隊の存在を予想して対策を仕掛けているが、完全に把握してはいない」と言うことだ。 #犬界主


長考の姿勢を「解く」ルイコ。稀男のこうした「敵の存在を予測してあらかじめ罠にハメる」行動パターンを「理解した」。稀男の能力、ピュアたまやドロクロド程度の強大な「運ぶ力」については、もう知っている。どうやら、かなり面倒なやつだという認識を持ったらしい。 #犬界主


で、その、三人いるうちのもう一人の「運ぶ力」の「流れ」プレイヤー、ピュアたまの目的も、だいたい推測できる。この稀男を勧誘して、ピュアたまの望む「流れ」を強化したいのだろう。もちろんそれをされると、漁夫の利を得たいドロクロドたち殺技軍団本隊は困るんだ。 #犬界主


と言うことで、拉致部隊のやるべきは決まった。ピュアたまの拉致は変わらない。そして、稀男がピュアたまと合流する前に、稀男たちは皆殺し。やるぞ! とはいえ、第三関門突破までは生かしておくつもりだろう。さて、どうなる…? (続きは、また後で) #犬界主


あと、殺技軍団、デュラハンに服従してはいないピュアたまを、拉致した上で仲間に勧誘するハラらしい。が、ピュアたまは殺技軍団みたいな、面白半分で民間人を嬲り殺しにする連中、大嫌いだろうね(力ずくで攫いに来る連中に、こんなこと言っても、本質的には無駄なのはまあ分かるんですが) #犬界主


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『生体金庫』続き。通路に潜入する殲滅部隊。火の精獣イフリートを引っ込めるアスちん。確かにここで火を使ったら自分たちも危ない(し、火と空気の性質によっては窒息しちゃう)しな。代わりに土の上級精獣ティタンを潜伏させる。地形効果がある狭い通路ならこういうのが適任であろう。 #犬界主


ルーサー、潜入はするが、あの絶望的に強いデカトンを見たら、即撤退するつもりだ。ハンバーグ先生も、モーグ親方が変だったことに思いを馳せる。(モーグ親方はワイト一体に致命傷を負わせたというキンボシ・オオキイができて、さらにデカトン相手に生還したんで、今超ノリノリなのだろう) #犬界主


どうも、デカトンとの交戦、昨日の今日だったようなのだ。うわー。リースには稀男の表情は窺い知れない。何を考えているのだろうな。いざとなればアスちんは懐かしの「塔」に皆で撤退することも考えている(今は通路は問題なくつながっている)。さあ、兎にも角にも、行くぞ。第二関門解錠! #犬界主


地下へ続く道。こっから「先」、敵の気配はないようだが…この道を行けば、どうなるものか? ルーサー、リースを付き合わせてしまったことを詫びる。が、リースにとってはそうではない。自分は自分で決めて、そうしてついてきたのだ。 #犬界主


これがうまく行けばゼントの敵討ちにもなろうか。そういうルーサー。リースにとっては、それもあるかもしれないが、もっと別の理由がある。「稀男さんがとても行きたそうに見えたので……」リース、稀男のためを思い、稀男を想うモードになりつつある。いい傾向だ。微笑むルーサー。 #犬界主


そうそう、ルーサーも、稀男も、あの忌々しい『躰化の術』の戒律の抑制のために、ピュアたまを確保しに来たのだった。ピュアたまのやろうとしていることに、この目的を滑り込ませれば、自分たちは豚化と女体化から解放される。リースも稀男と初夜を迎えられる。ルーサーらしい思考だ。 #犬界主


さらにルーサー、解放されて、キンボシ・オオキイを立てたら、魔王の爵位を得て、思い出の女性(ひと)、サッキュバス・クリムを身請け出来るかもしれない。(やれるとこまでやったるわいっ!)下半身若い衆マインド…レックスの息子的発想… #犬界主


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だいぶ「後ろ」に距離を取って、盗聴ワイト・アシカンと、ハッカーワイト・カカトが、聞き耳を立てている。アスちんの索敵シルフのイミント(画像偵察諜報)をハッキングで防諜するカカト。これじゃアスちんが何度索敵をやっても、カカトがいる限り無駄だ。嗚呼…拉致部隊、来る! #犬界主


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昔ガルウが暴れ散らかした部屋。ハンバーグ先生、ビビる。もう、モーグ親方が何を言おうと、撤退して「ここには何もなかった」と断言してしまいたい。が…「ここには何もなかった」という意味合いのセリフが、なんか刺さっちゃってるように見える稀男。リース、心配そうに見ている。 #犬界主


稀男は来るべきピュアたまとの接触に、何らかの感慨があるようだ。「正体さえ分かればどうって奴じゃない なまじ見えないから怖いだけだ」リース、稀男の別件での言動から、ふと察する。稀男も、実はビビっており、ピュアたまが怖く、できれば会いたくないのではないか。 #犬界主


ここは、「察する力(そんなものはない)」のオニオングさんだったら、やはり気づいていたところであろう。彼女との交流が、リースの気付きを促したのだ。やはり、大した女性(ひと)だよなあ。気付けていたオニオングさんも、学んで気付けるリースも。 #犬界主


だが。稀男はこの正念場と、ピュアたまへの「何もなかったら、どうって奴じゃなかったらどうしよう。やはり指差して嗤うのか、それとも案外心底ガッカリするのか」を前にした心のゆらぎと、自分の言葉と、リースの心配をひっくるめて、ここで気合を入れ直す。「帰ってどうする 行くぞ」 #犬界主


うおお…やる気だ…真の勇気ってやつだ…! 人間の偉大さは、恐怖に耐える誇り高き姿にある…稀男、今、そういうあれだ…! しかし、本当に、どうなるんだろうな。俺も、リースみたいに、そして稀男みたいに、不安になってきたよ。 #犬界主


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拉致部隊も降りて来つつある。彼らは通路の地図を持っていなかったので、直接乗り込んで確認するしかない。殲滅部隊は用心深く、盗聴対策で防音魔法則を施し、ティタンが潜伏して通路を塞いでもいる(接触したらアスちんは気づくかもしれないので、拉致部隊としては安易に触るべきではない) #犬界主


スィブネのイミント(画像偵察諜報)。おそらくは第三最終関門の前で、殲滅部隊が立っている。しかし、これらはデコイの、土の下級精獣、ノオルだ。彼らが殲滅部隊に化けて先に入って偵察してから本人たちが入る。アスちん、用心深くて結構だが、骸者には全部研究され尽くしている。嗚呼… #犬界主


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そんなこんなで、最終関門、開く。隠れて待ち受けているデュラハン軍スペクター部隊。鬱に沈んだままのコメカミ(彼ならデコイに気づいたが、見もしてない、とサイトに説明がある。ひでえ!)殺戮の予感に胸を高鳴らせているガルウ。 #犬界主


ピュアたまは…仕掛ける! 天井のゾルを! 殲滅部隊ではなく、スペクター部隊に! ウワーッ! こっ、コイツ、やりおったァーッ! ノオルたちは残った強敵、ガルウに飛びかかり、包囲して自爆! もちろんこんなので死ぬガルウではない(これで死んだら超ダサい死に方で超面白いけど)。 #犬界主


そして、コメカミ、ピュアたまが裏切りの意志と、裏切るだけの力を持っていることも、それが生体金庫攻城戦を、そして死忍隊の全滅を招いたことも、全部理解する。ガルウ…そしてコメカミ…キレた! #犬界主


ピュアたまを襲撃する二柱。しかし、天井からゾルが降って来る。避ける。ガルウ、後ろに逃げたらコメカミに衝突し、キレてコメカミに攻撃を始める(いくら何でも短絡的にも程があるぞコイツ…) #犬界主


しかも、バンシーさんたち相手には一方的な暴威であるガルウの引っ掻き攻撃、コメカミ相手には手刀で捌き切られている。コメカミ、抑えとして派遣されただけあって、流石に強えー。四大神獣くらい強いからすごい(というかガルウが四大神獣にしては弱いということだろうか) #犬界主


だが、今そんなことやってる場合じゃないんだった。ガルウとコメカミ、遂にゾルに捕まる。丸呑みされ、押し潰され、骨をへし折られ、食われていく。Vore&Gore性癖だ(やめなさい)最終的に飲み干される。oh...超見すぼらしい死に方…(ドン引き)(ここで一旦中断します。続きは、また次回) #犬界主


それにしても、あの、忌まわしくクソ忌々しい、ケダモノの子、ガルウ。こんなゴアな死に方とは、予想もしとらんよ。ビビった。(まあ本当に死んだかどうか分からんのだが。本来は足止め程度の罠という位置付けだったからな。だが、少なくとも、これをモロに食らったガルウ、存在級位超低い…) #犬界主


***


胎界主『生体金庫』初見実況。さて、ティタンに気づかれないように無力化して穴を開けて通ろうとする拉致部隊。スィブネの盗撮によると、最終関門、まだ開いていないし、殲滅部隊ノオルデコイも動いていないという。 #犬界主


んー? さっき最終関門を開けて、ピュアたまたちのいたところで、ガルウを巻き込んで自爆したはずでは…? 読者の我々としては、おかしいな、と感じるところだ。そして、ルイコもどうやら何かを疑っているようだ。 #犬界主


ルイコ、また眼前に手を合わせて長考する独特のスタイルに入っている。ティタン障壁8枚と、ノオルデコイと、不可視化された殲滅部隊本人たちと、最終関門。これで全部か? なんか引っかかる。 #犬界主


ルイコは別の可能性を探る。スィブネに最終関門の向こうをさらに見るよう命令する。そこにある物体の詳細、ではなく、空間の詰まり具合を。はて? どういうことだ? スィブネは気づく。壁はあるが、空間はない。んん!? 最終関門の向こうは行き止まりということか!? んなアホな… #犬界主


ルイコ、ハンマー工兵ワイト・ビテイに、直ちにティタン障壁を破壊するよう命じる。大迫力ビジュアルで破壊されるティタン障壁。ノオルデコイ、拉致部隊の襲来に気づく(そりゃあそうだろう)。無力化ワイト、無駄骨を折ってしまっていたことになる。無念。ロコツナも慌てる。だが… #犬界主


ルイコにはもう分かっている。ノオルだけがデコイなのではない。この最終関門は…行き止まりの壁の前に設置された、偽物! つまり拉致部隊は、ただの壁のために、慎重に動き、つまりは足止めされていたことになる! ギャー! そんな手が! やりよるアスちん! よくルイコを出し抜いた! #犬界主


本当の通路も防音壁で偽装されていたが、当然そっちは先に道が、つまり空間がある。スィブネ、探り当てる。ビテイ、防音壁を破る。そして…本当の最終関門は開いていた! 殲滅部隊、いた! #犬界主


要は、ノオルデコイは二セットあった。壁の前に突っ立って拉致部隊を騙していたのと、ピュアたまたちの部屋に突っ込んだのと。そういうことかよ! アスちんはうまく出し抜けていたが、ここまでだ。(というか、「そんな どうして……?」じゃないんだよお前) #犬界主


さっきと違い、ここでは次元の指輪の回線が繋がらないようだ。「塔」への撤退、無理! こんなこったろうと思ってたよ。交戦開始! 拉致部隊はワイト二桁だ。ルーサーには荷が重いのだが…否、そうでもない。ベッカーグから差し押さえたオリハルコン薄刃衝撃波カッターナイフ! 三体撃破! #犬界主


初見殺しだが、どうやら拉致部隊のうち精鋭部隊の方には既知の武器であったようだ。見ていれば避けられる。しかし、衝撃波が飛び交う中、近づけない。ここで、ルイコには隠し剣鬼の爪があった。精鋭部隊がルーサーの攻撃に対処できる理由。ルイコの得物も、オリハルコン薄刃ナイフだ! #犬界主


やはり衝撃波が飛んでくる。これは、ベッカーグから差し押さえたオリハルコン薄刃衝撃波カッターナイフがなかったら、殲滅部隊は普通にここで全滅していただろう。そういう意味では、稀男の「運ぶ力」とクソ度胸(とハオウ君のイキリ)が、おっかないデカトンからもぎ取った、大事な幸運だ。 #犬界主


とはいえ、殲滅部隊も拉致部隊もオリハルコン薄刃武器を持っている。つまりは、殲滅部隊の優位性は無い、ということだ。しかもルイコはこれを使い慣れている。衝撃波を相殺できる。これはルーサーは知らなかったことだ。やはり拉致部隊側に優位性がある。まずいぞ! #犬界主


ルイコは突きを繰り出す。ルーサーは避け、自分も突きを繰り出す。が…ルイコはもう一つ、オリハルコン薄刃武器の特性を知っていた。衝撃波はオリハルコン本体と連動している。で、ルイコは二丁(!)ナイフで衝撃波を「掴む」。すると…ルーサーのカッターナイフ、掴まれたように動かない! #犬界主


力比べで動けなくなったルーサー。無力化されたに等しい。拉致部隊突撃! ルーサー、オヌリス=アレス肉体強化。しかし、ルイコに力で競り負ける。このままでは力尽きた瞬間にスタンして、仲間を三人殺されてキレた拉致部隊に嬲り殺されるだろう。ルイコはルーサーより稀男を優先させたいが… #犬界主


稀男は既に仕掛けていた。ミスリル銀貨を空中に撒き、マナ入りオリハルコン弾で撃つ! 普通の銃弾はワイト相手には必然レベルで当たらないのだが、この仕掛けなら乱反射が発生して、蓋然レベルで当たることがある。そこにマナがスーッと効いて、これはかなり当たる。そういうあれだ。 #犬界主


ファージャルグより遥かに強いワイトたちだが、マナ入り乱反射オリハルコン銃弾は、地上照準済自由落下ナイフより更にえげつなく強い。拉致部隊、しかも盗聴のアシカンと荒事のロコツナと盗撮のスィブネ、撃破! 稀男は知らんだろうが、これで一気に拉致部隊が弱体化したことになる。うおー! #犬界主


最終関門が再び閉じる前に逃げ切るルーサーと稀男。稀男、恐怖を乗り越えていた。「何をビビってたんだかな」歯噛みするルイコを前に、大仰に後ろ向きに扉の向こうに転がり込んで去っていく。かーっくいー。そして、最終関門、閉鎖! #犬界主


アシカンとスィブネ、爆発四散。アカン。任務失敗だから引き上げよう、と言い出す生き残りたち。しかし、ロコツナ、片目をやられているが、生きてた。(生きとったんかいワレ)(蓋然レベルだと殺し切れないこともあるということですね)「このまま退けるかよォォ」まあ、そうはなるわな… #犬界主


最終関門の「遮る力」、中和できる。パスも短い。突破することは可能だ。だが、その後、どうする? 次元の指輪が使えないことは察しているが、どうもこの流れ、拉致部隊が圧勝できる感じじゃない。むしろ破滅が待っているのでは…? #犬界主


他の仲間の惨死に、流石にロコツナも頭を冷やす。ビビる。しかし、ルイコは、宣言する。「任務は…続行する」マジかよ! 不安げな拉致部隊の皆さん。さて…どうなるか…? #犬界主


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かっこ悪く、ふざける力全開モードで、最終関門の向こう側に転がり込む稀男。そして、立ち上がる。向こう側に、濃緑色のフードを被って、背を向けて手を広げる小男の姿を認める。ピュアたまだ。 #犬界主


稀男、足元に、水の流れを感じたような気になる。主流の終着点めいた、清澄な汽水を幻視する稀男。目も眩まんばかりにではなく、怖々でもなく、むしろいい景色を見た時のような、素直な放心の表情で。そして。「ようこそ稀男くん 会いたかったよ」稀男、ピュアたま、遂に、出会う。 #犬界主


胎界主初見実況、第二部『ロックヘイム』、第十四話『生体金庫』、ここまで来ました。この二人が出会って、どうなるのか。どんなことを喋り、どんな話をするのか。興味は尽きせぬところですし、外の拉致部隊も怖いのですが、とりあえずここで一旦一区切りとします。長かった…そして、遂に…! #犬界主


読んできた身としては、とにかく、「長かった…そして、遂に…!」という感じですね。とはいえ、かなり気力体力を持っていかれたので、しばらく休みます。また気力体力が回復したら再開します。いじょうです。御清聴有難う御座いました。(次からは生体金庫攻城戦直後編です。乞うご期待) #犬界主

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犬神工房
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