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読書(2020/4/30):胎界主初見実況ログ(第二部一幕)第四話『剣師ハオウ・シャミール』

(注:Twitterの該当箇所の過去ログ。誤字脱字等修正済)

第四話『剣師ハオウ・シャミール』

ああー、そうか。次からは私が #胎界主初見実況 するときは、一人のツイートでタグをミッチミチに埋めてしまうという弊害があるから、別の固有タグ作って、実況初回だけ誘導するか。(次からは #犬界主 を仮に使います。よろしく)

胎界主初見実況。第二部一幕第四話『剣師ハオウ・シャミール』。キリのいいところで寝てしまったので、そこまでの実況となります。出勤前の行き掛けの駄賃や! あとしばらく #胎界主初見実況 タグを埋めたくないので(要約が下手だからだ)、 #犬界主 タグを仮に作ります。当面これで行きます。

悪趣味な髑髏の扉の向こうには、書庫とピュアの特等席があった。ピュア、ドヴェルグ無許可銀行の件を察してハッグ婆さんに手を引くよう言っていたようだ(まあハッグも当然金策に使ってても何もおかしくはないわな。キナモムム有力者たちへの工作費は必要だしな)。 #犬界主

アスちんと稀男が来たことの報告を受けるピュア。今までのウェンディゴやシャクヨウやファージャルグたちの工作は全部失敗したわけだ。「自分より稀男の方が(優れているのかも知れない)」、とこぼしかけるピュア。おいおい。気弱なラスボスやな。 #犬界主

ピュアの部下の多分バンシーのリルリニスが隠し通路から声をかける。「ピュアたま」てあんた。そりゃハッグもキレるわ。それはそれとして、ハオウというピュアの部下が、ハッグの発言を聞いて、稀男たちにファージャルグのことを問いただしに行ってしまったそうだ。勝手に。 #犬界主

題名にもなっている『剣師ハオウ・シャミール』の名の元となっているらしい『シャミール』というマジックアイテムがあるらしい。これがあると秘密の宝庫『生体金庫』を開くことができるかもしれないという。 #犬界主

ピュアの見立てではハオウは勝てない。しかし稀男がピュアの見立て通りのやつなら、ハオウとは挨拶程度で済むだろう。っておい、どういうレベルの「挨拶程度」を想定している? そしてハオウ、どんなやつなんだ。 #犬界主

イソップ寓話の『アリとキリギリス』の話を急に始めるピュア。ピュアもアリが正しいと思うし、自分をアリだと思ってるやつらは多いが、そもそも彼らがアリである保証すらないよね、という怖いことを言い出す。キリギリスはアリの下僕になるか、全てを諦めて歌って誤魔化すしかない。 #犬界主

ハッグも「自分達アリが悪魔に抗するために下僕として使っているキリギリス(このシルエットが骸者か?)はアリを食い殺す」と言い出す。いつか悪魔が襲来する前にアリが勝ってキリギリスが負けて世界は完結する。キリギリス可哀想(誰がキリギリスか、という話はさておいて) #犬界主

変な話だが、ロックヘイムでは昆虫がいないので、アリもキリギリスもいないんだよな。ハッグ、何で知ってるんだろう。イソップ寓話の挿絵にでも描いてあった? なんか書斎にあるその他の図鑑に載ってたりする? もっと単純に、ソロモンヘイム人体実験出張時に、現物をどこかで見たとかか? #犬界主

さて稀男一行、天候のため狩猟ミッションは今できなくなっているので、開拓の下ごしらえのための傀獣(害獣)駆除ミッションを受ける。ロックヘイムの傀獣は司神トゥエリス=エキドナ由来の強制躰化生物群で、「キマイラ」と総称され、いろんな種類があるらしい。地獄のやつらとは若干違う? #犬界主

割と良さそうなミスリル銀の鎚を貸してもらうルーサー。モーグ親方もここで成果を出さないと追い出されてしまうので必死だという。死刑と隣り合わせの危険な綱渡りだが、銃弾も調達できるらしい(超高いようだ)。 #犬界主

空港みたいな転送室で転送券を使わなければ遠出できないが、アスちんは職権で移動できるはずだと言い出す。転送室の職員はこの前のモンド人魔法則師男女だった。「前任者を出せ」とアスちんはごねるが、現任者である男(ンチャボコ)は「今はそうなっていない」と突っぱねる。 #犬界主

と、ンチャボコ、発狂する。なぜ!? アスちん、転送魔法則等で、司神の力を借りるということは、常にリスクがあるとのこと。SAN値が下がることもあるってことか? 多分キナモムムの精神施療院に送られるという。ええー。(本当はソロモンの使い魔のたましいにこころを壊されたようだが…) #犬界主

転送先から職場まで歩く一行。また稀男がギャグ空間とかバカなことをやってる。それはそれとして、どうもベールゼブブの工作でアスちんが動きづらく人事異動させられているような気配がある。渋い顔をするアスちんの中のソロモン。 #犬界主

例のヘヴ人門番たち、謎のオルク人と押し問答。メチャクチャ堅い魔法則煉瓦を、取っ手しかない剣らしきもので斬ってみせる、失敗したら金をやる、という話らしい。オルク人が取っ手をオンにすると、ヤットコみたいな部位が生えて、そこからスーッと刃が出て来る。おお、カッコイイやんけ。 #犬界主

気が付くと煉瓦はスライスされていた。と同時に、「門番もスライスした。死にたくなければ動かず、相方は治療師を呼んで来い。信じるか信じないか」という途方もない脅迫を始める。斬られたと言われた門番ノヴロ、信じてしまう。相方ゴルロは信じないが、オルク人の目は完全にマジだ。 #犬界主

オルク人、急に訪れた途方もない「死」に直面しているノヴロを慰める。スライスしたのがゴルロだったら判断を誤って死んでたに違いなく、お前は最低限ゴルロは救ったと言える。胸を張れ。いや、そうかも知れないけど怖いよ! 「死はばかでかい何かではない」だから怖いって! #犬界主

死に直面している風景をずーっと見ているオルク人、迫害者トロル人の一部族であるヘヴ人に「死に直面している風景をずーっと見続けていると、憎しみも怒りもなくなるが、憐れみもない」と、おそらく淡々と述べる。怖い怖い怖い怖い! #犬界主

オルク人、治療師と一緒にやってきたモーグ親方に、おそらく一行の情報をもらう。一見何にも傷ついていないノヴロ、治療を受けて事なきを得る。オルク人、去る。身体は大丈夫だが、鎧の方は寸断されていた。戦士としてのメンタルをも斬られたノヴロ、号泣する。 #犬界主

おそらくこのピュアの部下のオルク人剣師がハオウ・シャミールなのだろう。それにしても怖いよー! 隆慶一郎の死人(しびと)概念しかも敵だよー! でも稀男には勝てないと評されている。あれか、この作品でよくある「強いけど胎界主じゃないから勝てない」系? #犬界主

いじょうです。今日は『疣』最終話の更新が控えているんで、ドキドキです。どんなオチが来るか恐ろしい。では、今日もやっていきましょう。 #犬界主

どうやら今のロックヘイムでは剣師はレアらしい。戦鎚兵師の方が多いんだろうな。ロックヘイムでは剣より鎚の方が汎用的なのか? それともロックヘイムの何らかの価値観? よく分からんが… #犬界主

…アアー!? ンチャボコ、元ネタはコボちゃん!? ンモー。またそういうことするー。 #犬界主

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胎界主初見実況。第二部一幕第四話『剣師ハオウ・シャミール』途中から。(前回はヘヴ人門番がピュアたまの部下のオルク人剣師(多分)ハオウ・シャミールに心を斬られたところから) #犬界主

稀男一行、暗いスペースの中で、傀獣を駆除しなければならないらしい。稀男、自分が出る番ではないと言い出して、外で見てる。おめーよう… #犬界主

さて、傀獣を前に、リースの障壁が発動する。腕を十字にクロスさせると発動するようだ。そういや十字とアカーシャ球体の運動には何か関係があるんだったな。その絡みなのだろうか? リースの障壁、ルーサーが言うには東郷二等球体使い以上の障壁という。大したものらしい。 #犬界主

小型傀獣のコブをミスリル銀の鎚で潰すと傀獣は死ぬ。中型傀獣のお出ましだ。地獄第三階層の鬼クラスの強さと推定。だがルーサーは難なく倒す。アスちんも複数の精獣を同時展開して小型傀獣たちを倒して自慢げ。 #犬界主

そのうち上の稀男、アスちんを呼んで将棋を打ち出す。おめー本当にふざける力をやってるな…ルールを理解していないアスちん、いっぱい負けてデコピンされる。ルールをだいたい理解している内なるソロモンはブツブツ言っている。何やってんのお前ら… #犬界主

角行飛車落ちの状態で普通にミッションをガリガリ進めていくルーサーたちだが、そこにピュアたまの部下のオルク人剣師(多分)ハオウ・シャミールがやってくる。ナイフを抜いて敵意を示したバーグ、あっけなく手足をスパスパされてしまう。本気だ。 #犬界主

切断された部位は痛くないが凍えるくらい寒いらしい。自在に伸び縮みして何でも斬れる剣(おそらく)シャミールはとてつもなく、ルーサーも手足を切断されてしまう。ハオウにとってはちょうど不在にしていたアスちんと稀男が標的だ。 #犬界主

稀男、ハオウが「基本的に一行を殺すつもりがない」ことを理解する。だったら頭を切断しているはずだ。ということで話し合いを始める。ハオウ、ファージャルグの安否を訊くが、稀男はデタラメを並べる。大丈夫かなこんなバクチ打って… #犬界主

ハオウ、稀男は見逃すが、ピュアと敵対する意図のあるアスちんが考えを改めないなら殺すと言い出す。当然そんなわけには行かない。稀男、決闘を申し込む。銃対剣だ。普通なら銃が強いが、相手は伸縮自在の絶対切断剣でしょ…レーザーと戦うのと同じくらい分が悪いんじゃ… #犬界主

と思ったら稀男、後ろ向きで自分ごとハオウを撃つ。ギャー! 痛い痛い! 銃の扱いには慣れているので、自分もハオウも半殺しで済むようにしたが、稀男、昏倒。(当たり前だ) #犬界主

痛みを引き受けさせられた井戸カルテットたち、稀男(無我)にキレるが、稀男は強気だ。嫌味を言う純子にも強く出る。いいのか。これいつかものすごいしっぺ返しを食らうぞ… #犬界主

リースに回復してもらい、目覚める稀男。やはり純子はリースに恋しているようで、百合だ(黙れ)。お前いとおしさの人格というより恋愛感情の人格なんじゃないのか。だが稀男の塩対応でリースは困り、純子は凹む。 #犬界主

ああ、稀男、純子に圧倒されないためにリースに塩対応して嫌われようとしているのか? なんてやつだ。人格の平衡のために必要な存立のかかった行為と言えばそうなのかも知れないが、リースにとっちゃ知ったこっちゃないし、可哀想だよう。 #犬界主

だが、ハオウ、また立ち上がる。しぶとい。挙句「引き分けだ」と言い出す。「治療師に自分を治させろ。さもなくばお前らは即殺して、そして自分も力尽きて死ぬ。だがそれは本意ではないので、自分を治せば犠牲者ゼロにしてやると誓う」く、狂ってる! #犬界主

ハオウ、隆慶一郎的死人概念存在と思ってましたが、もう少ししぶとい奴でした。隆慶一郎的いくさ人死人概念存在でした。より始末に負えないぞこれ… #犬界主

稀男、歴代のピュアたまの部下たちがハッタリをかますタイプだったので、ハオウも、というかピュアたまがハッタリ野郎だと言い切る。オッ。煽りに来ましたね。ピュアが正しいならなぜハオウは負けて死にかけているんだ。おかしやないかい。 #犬界主

だが、ハオウ、「ピュアのために自分が勝手にやったことが悪いのであって、ピュアは依然として正しい」と、自我研修済なことを言い出す。うわっ…わかった。こいつ隆慶一郎的いくさ人一向一揆衆死人概念存在だ…敵に回すとこれほどウザイとは… #犬界主

交渉も決裂し、ハオウは「自分は稀男一行を信じないが稀男一行はピュアの正しさを信じて取引しろ。引き分けだ」と言い張る。うわーん。このタイプ、話し合いする気がないよー。超面倒臭いよー。 #犬界主

だが、稀男、爆笑しながらリースに治させる。マジで? 稀男一行、メッセージをハオウに託して、ピュアたまに宣戦布告を行う。そういうことらしい。 #犬界主

一行、出て行くが、稀男は一瞬残る。そしてランプ代わりの精獣光球を回収しつつ、ハオウを蹴飛ばす。まあそりゃそうだろうね…光球がない暗室で、なおもハオウの背後にピュアたまの影を見る稀男。まさか気圧されているのか? 稀男、シリアスに戻りつつある。結局そのまま立ち去る稀男。 #犬界主

ハオウを精獣に尾行させるつもりのアスちんだが、荒事慣れしているルーサーに一蹴される。そんなもん即バレるし対応されるに決まってる(そりゃそうだ)。結局ミッションは果たしたが、戦略的には実りはなく、収支としては赤字でトホホで去っていく一行。 #犬界主

笑う稀男の手の中でグシャグシャになっている光球。これは…ピュアたまとハオウに対する不快感で握り潰してしまったということなのだろう。確かに不快感はあるだろうが、どういう類の不快感だろうか。嫌悪と苛立ちと…畏怖…? #犬界主

いじょうです。ハオウは隆慶一郎的いくさ人一向一揆衆死人概念存在が敵に回ったときの真剣なウザさを体現してくれていておっかないのですが、自我研修済の社畜の塊なので、確かに稀男には自由意志的には勝てないだろう。 #犬界主

だが、あの条件下状況下で稀男をこんなにも苛立たせることができるなんて大した奴だ。そしてこれはピュアたまの正しさ(正確には正しさへの確信)の持つ恐ろしさだ。そういう意味では、ハオウもピュアたまも話の通じないヤバさを抱えた厄介な敵だということを理解させられた回でした。 #犬界主

では、胎界主初見実況を終えたいと思います。ご清聴ありがとうございました。お疲れさまでした。 #犬界主

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