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読書(2020/5/8):胎界主初見実況ログ(第二部二幕)第十二話『観測塔』

(注:Twitterの該当箇所の過去ログ。誤字脱字等修正済)

第十二話『観測塔』

謹賀新年&今年最初の胎界主初見実況。第二部二幕第十二話『観測塔』。ぶっちゃけ、今日は2020/1/1で、2020/4/6には第三部が始まるので、真面目にやんなきゃなんない。あと4章だし(その4章がだいぶ重たいみたいですが。特に後になればなるほど重そう。だが、やっていきましょう) #犬界主

さて、復旧直後の未整備の観測塔。これを使ってピュア一味のエージェントであるタニク=ハオウ=シャミール(旧名)くんの名前を検索してロックオンすれば、ピュア一味の所在地が分かるという話だった。照明はついていない。作業員が来るのは正午からで、午前中は無人とのこと。 #犬界主

今回の骸者殲滅部隊には新入りが一人。あれっ!? ドヴェルグ人キャバクラのキャバ嬢のリンリン=オニオングさん!? ナンデ!? #犬界主

アスちん、オニオングさんに声をかける時に、種族名で呼んでいたが、思い直して名前で呼ぶ。この前のチズくんの件でちょっと反省したのかもな。引き返すなら今のうちとアドバイスしようとしたらしいが、オニオングさんはやる気だ。ええー… #犬界主

オニオングさんはなんかハンバーグ先生の代わりに来ているらしい。実は棟梁手配師だそうだ。マジか! だったら安心…と思ったら冗談かよ! 「オニオングは頭も空っぽ なぁーんにも持ってませーん ナハハハハッ」おい本当に大丈夫か…というか何でついてきてくれてるんだ…? #犬界主

リース、つーんとしている。まあ、稀男があんだけ塩対応したら、そりゃそうでしょうね。稀男の方も今更ラブコメをやる気はない。稀男はピュアたまをペットに、アスちんはハッグを下僕に、ルーサーは魔王になってクリムさんを水揚げする。昨日打ち合わせした通りだ。 #犬界主

という各メンバーの目的を、稀男が新入りのオニオングさんに教えてあげている。そういえば稀男、一時期は親切なお兄さんムーブをやっていたのだったな。今は状況任せで何でもありの愚者みたいに振る舞ってるけど、親切なオニオングさんといるとそういう側面が出て来ているのだろうか? #犬界主

しかし、おやおやおや、つまりは稀男さん、オニオングさんにはずいぶんとご親切ではないですか。リースの心の「障壁」がどんどん分厚くなっちゃいますよ…最悪、見て見ぬ振り(認識ロック)されちゃいますよ…(大きなお世話すぎる) #犬界主

さて、稀男たち本人のやるべき目的はそんな感じだが、標的の倒すべき理由を明確にしましょう。稀男、アスちんに訊く。そもそもピュアたまの得体が知れないのがいけない。ピュアたま、どんな悪いやつだったんだ? #犬界主

だが、アスちんやバンシー牧場にしてみれば、実際の暴君はハッグであり、そのハッグも頭が上がらないピュアたま、バンシー牧場にほとんど顔を出さない。そういう意味では実害は何もないし、何ならアスちんを助けてくれようとしてくれたまである。そうアスちんは答える。 #犬界主

当然、ピュアたまがいけ好かないと思っている稀男が、そんな回答で引き下がるわけがない。だが、稀男はそうだが、他の骸者殲滅部隊はそこまでピュアたまに反発がない。まあそうだろうね…あくまで仕事でとっ捕まえるだけだし… #犬界主

そういえばオニオングさんは、稀男がピュアたまの似顔絵を破っているところに立ち会っているので、ピュアたまのことはほんのりと分かる。「なんだか気味悪いし信用できない感じ」らしい。(実際にそう思っているのかも知れないし、仕事モードで話を合わせてくれているのかも知れないが) #犬界主

でもまあ、実際そうなんだよな。得体が知れなくて気味悪くてこそピュアたまだ。それでも、そんなピュアたまを気味悪いと思わず信じるファージャルグやハオウくん、そして気味悪いのに信じてしまっているハッグ、ヤバイ。そして、そんなヤバイ奴らに信じられているピュアたま、もっとヤバイ。 #犬界主

ピュアたま、司神か、より根源的な原典の<何か>に関する、何らかの「真実」を「見た」ようだが、信者はその「真実」を「見て」「信じている」訳ではない。困る。で、ピュアたまの欲望は、「自分」の「見た」「真実」を「伝えて」「信じてもらう」ことらしい。まあそりゃそうだろうね。 #犬界主

んで、ピュアたまには、「見た」「真実」を「伝えて」「信じてもらう」ようなスマートなスキルなどというものは、おそらくないのであろう。だから、ピュアたま、「見た」「真実」を「翻訳」して「伝えて」「信じてもらう」ために、イソップ寓話を通じて説いているのだろうな。 #犬界主

変な話だが、イソップ寓話、「真実」の「翻訳」と「伝達」に「向いている」とピュアたまに判断されているんだな。イソップ、実は『胎界主』全体でもかなり存在級位高いやつなんじゃないのか。まだ直接は言及されてないけど。(されてましたっけ?) #犬界主

ピュアたまには「真実」のスマートな「伝え方」が出来ないからこそ、司神降臨という、大がかりで迂遠な手段に訴えねばならない。いや、確かにそりゃ究極の王道に近いのではあろうが、コストもリスクも副作用も破格に大きすぎる。多分ロックヘイムはまたしても部分的に吹っ飛ぶだろう。 #犬界主

ロックヘイムにそこまで影響がいかないようには出来ないのか? 多分、そんなことは出来ない相談なのだろうし、ましてピュアたまはロックヘイムを決して肯定的に見ていない節がある。じゃあ、ロックヘイムへの影響を限定的にするなどという意図、別にないんだろうな。 #犬界主

いろんな理由により、「運ぶ力」「正す力」はあれど、「信じさせる力」「伝える力」(何だそれは)は限定的にしかなさそうだ。彼の資質では、信者にしか「信じさせられない」し、それでは「真実」を「伝えた」ことにはならない。そこがピュアたまの構造的な弱点の一つなんだろうな… #犬界主

そんなこんなで、ピュアたまを利用するために、ピュアたまの「目的までぶち壊されては困る」ので、焦っている背景のソロモン。を、(認識ロックのため)見もせずに、ピュアたまへの悪意をむき出しにしながら歩く稀男。と、まるでムードが統一出来ていない骸者殲滅部隊。大丈夫かこいつら…? #犬界主

『観測塔』初見実況、本日はここまでです。まさかここでオニオングさんがついてくるとは普通思わねえよ! どうしてついてきたんですか? 大丈夫なんですか? かなりの善意であり好意なのは何となく分かるので、そこはもちろんとてつもなく嬉しく、また有難いのだけど… #犬界主

この漫画、たましいの萌芽を感じさせるキャラだろうが、しばしば惨たらしく殺したり、それどころか「死んだのは実は夢だった」すらするからな…そういう意味ではどうなるか不安だし、ものすごーく怖いよ… #犬界主

ということで、2020年正月冬休みは『観測塔』初見実況に費やしたいところです。次回、乞うご期待。ご清聴有難うございました。 #犬界主

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胎界主初見実況。第二部二幕第十二話『観測塔』。閑話休題。(厳密には閑話とそうでない話) #犬界主

そういえば、気鋭の駆除師一行でアカロたちっていたよな。しかし、彼ら、今やられかけている。相手は…ガルウとレムレス! あっ死んだわ(必然レベルで)ミスリル銀の剣でどうにかなる相手じゃあない。アカロ、せめて彼女(モモラウ)を救いたかったらしいが、やっぱり二人とも死んだ… #犬界主

レムレスは自分の能力を使って、遊びでこうして人殺しをしている。当然いつかは管理者リョースにバレてまた締め付けがあるだろうが、その日までやる気だ。こいつ…つくづく、やはりレムレスも、惨たらしい死をもたらす忌まわしき存在なんだよな… #犬界主

そこへ、スペクターたちがレムレスに伝言と物品送付のためやってくる。スペクターたち、ガルウを見て引く。スペクターたちにとってもガルウはイヤな相手なのだが、まあそこにいたからしょうがないね…スペクターたち可哀想… #犬界主

レイミアからレムレスに渡すものがあるという。オリハルコン製の防具しかも心臓型。あっ、そうか、確かに、稀男の戦法だと、銃で心臓をマナを込めて撃つ、というのはありそうなことだ。そこはちゃんと調査してるんだなレイミア。 #犬界主

どうやらレイミアは、ピュアたまを出し抜くため、稀男を交渉で篭絡したいようだ。が、当然彼女はヴァンパイアの事実上の長なので、軽々しく動いていい立場ではない。ということでデュラハンに止められたという。じゃあ、まあ、レムレスがやるしかないわな。 #犬界主

レムレスじゃなかった場合について考える。デュラハンが出向けばまだしも交渉の余地はあるかも知れない。デカトンが交渉したら、デカトンの虫の居所次第では、稀男、ふつうに秒殺されちゃうだろうな。ガルウは言わずもがなだし… #犬界主

あっ、そんなこと言ってる間に、アカロ一行を全滅させたガルウ、スペクターたちをもつまみ殺し始めた。ギャー! 本当に迷惑だなコイツ! #犬界主

そしてレムレスはリッチ・ヴァンパイアの時のようにはこれを叱りつけてはくれない。何せ、同じ骸者とは言え、スペクターはレイスの眷属であって、自分たちヴァンパイアの眷属じゃないしな。他人事だ。助ける筋合い、あるわけがない。 #犬界主

というか、レムレス、スペクターたちがデュラハンの名前を出した時点で、スペクターたちをぶち殺す始末。ウワー。レムレス、死の神獣の中でも本家本元気取りのレイスのことが、本当は大嫌いなんだろうな… #犬界主

こうしてつくづく分かったが、ガルウもレムレスも、どちらも実に大迷惑&超面倒なやつらだ。惨たらしい死をもたらす骸者としての忌まわしさもあるが、特にこいつらは何かあるとスナック感覚で殺しすぎる…忌まわしさというか、忌々しさが強い… #犬界主

さて、稀男一行視点。凡蔵巨乳についての話になっている(なぜ)。ルーサーにしてみれば、巨乳は人格が稀男(無我)なので、今までのバディ関係という認識が邪魔をするとか、LGBTのGやTの志向がないとかで、性欲や性的魅力の対象から外れる、むしろ生理的にダメという。まあそうだろうね。 #犬界主

好かれていないし嫌われているとなると、稀男の中のロッカーに封印された純子がションボリする。あと同じく稀男の中の井戸の連中が「俺達の肉体ベースがそこまで醜いわけねぇだろ!」とか文句を言い出している。何だこの地獄絵図。 #犬界主

ちなみに、オニオングさん的には、巨乳はカワイイのだそうだ。オッ、純子、ロッカーからハートマークを漂わせていますね。「こっ こいつ自分を好いてくれたら誰でもいいのか……」「純子もう犬でも飼ってろよ…」いや、マジな話、ソロモンヘイムに帰ったら、そうすることを勧めますよ… #犬界主

で、オニオングさんは「でもやっぱり 男に戻ってるお兄さんの方が好きかなぁ」と続ける。それを聞いたリース、またつーんとし始めた。わずかながら嫉妬の棘がチクチクするのだろうか。ポッと出の、仕事のキャバ嬢の人「が」稀男をお持ち帰りしちゃうかもしれん。本当にいいのか? という。 #犬界主

オニオングさんの好意を受けても、オニオングさんのいるボッタクリキャバクラには行かないよ、と告げる稀男。それでも仕事営業をかけるオニオングさん(そこまでやる気があるのかどうかは分からないが)。こういう面倒な会話も会話のうちだが、俺は面倒だからごめんだなあ(どうでもいい) #犬界主

そういやアスちんは、湯祭で先に帰っちゃったので、あんまりいきさつを知らないのだ。ルーサー、ササヤンさんがピュアたまの情報を稀男たちにくれたことを伝える。ルーサーも、クリムさんとのイチャイチャパラダイスのため、俄然やる気だ。ルーサーセックス問題解決! めでたしめでたし(?) #犬界主

さて、つーんとしているリース、会話に興じる稀男とオニオングさん、白けたアスちん、ついに観測塔の非常用通路入口にたどり着く。ここから最上階まで上がり直接操作するしかないというが…さあ、次のフェーズだ。鬼が出るか蛇が出るか…(今までナマズやヤスデやザリガニやヤモリは出たけど) #犬界主

『観測塔』初見実況、午前中はここまでです。アカロたち、無念。ガルウ、迷惑。そして、レムレス、面倒… #犬界主

そして、オニオングさん、仕事なのか素なのか微妙に分かりづらいところがある。だが、まあ、元はと言えば親切なお兄さんである稀男、親切なオニオングさんに馬を合わせてもらっており、喋ってる間は久々に楽しそうだ。そこはちょっと良かったのかも知れんね。 #犬界主

ということで、続き、乞うご期待。ご清聴有難うございました。 #犬界主

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胎界主初見実況。第二部二幕第十二話『観測塔』。観測塔の非常用通路を登っていく話。しかし… #犬界主

観測塔、どうやらアカーシャ球体は封じられていない。アスちんはふつうに魔法則が使えるし、稀男もふつうにマナが使えるはずだ。楽勝だろうとアスちんは言うが、どうも心配だ。(メタを言うと、封印塔とは違う演出が可能なように、アカーシャ球体が使える舞台になったんだろうな)(コラッ) #犬界主

観測塔、住民監視塔であると同時に、戦略兵器でもあったという。大惨事以前は、管理者はアールヴを、悪魔はドヴェルグら妖魔を手駒にして、覇権争いをしていたという。その頃の塔戦争時代の軍事施設の廃墟だ。 #犬界主

そういやアスちんが『塔の男』としてソロモンヘイムで根城にしていた塔もその残りなんだろうか? あれはアスちんの上司である魔王アスタロト君主の所有不動産だったはずだ。 #犬界主

稀男もそこに思い至ったのか、アスタロトに挨拶せなならんとか言い出す。アスちんは嫌そう。まあ管理者リョースの時のように挨拶がうまくいかなかったらまたいたたまれない空気になっちゃうし、また第二部当初のようにいろんな権限がストップされて、手も足も出なくされるのはマズイ。 #犬界主

そもそも、アスちん、事態が首尾よく行ったら、帰れるのかどうかも怪しいが…下手するとソロモンに何もかも全部持っていかれちゃうんじゃないか…ソロモンの手駒たるアスタロトがこれを止めるとも思い難いし…(この辺は考えるとツライからまたその時になったら考えるが) #犬界主

アスちん、エレベータで非常用通路内部に入る。ここからは歩きのようだ。かなり長そう。アスちん、精獣で移動しようとする。皆乗っていく。まあアカーシャ球体が使えるなら精獣だって使えるわな。皆の生命体力気力の温存のため、楽をするに越したことはない。 #犬界主

稀男の横にスッとオニオングさんが入る。あっリースが膨れた。リースとしては、積極的に稀男の横に座りたいわけではないが、オニオングさんに稀男の横に座られるのは、嫉妬の棘がチクチクする、程度の微妙なフラグ群の立ち方になっているんだろうな…(大きなお世話だ) #犬界主

稀男、キャバクラ状態でオニオングさんにベタベタしながら偉そうなことを言っている。ウザッ。稀男、お前元々は女性嫌悪だったのに、何やってんだ。純子のいとおしさの性質が少し稀男(無我)の方に流れ込んで来つつあるんじゃないか? #犬界主

「レディーたちには親しいご友人や仲間がいるのかね?」「いますよぉ(なははっ)」オニオングさん…明るく振る舞っているが、明らかにボッタクリキャバクラでの扱いは悪い方なのに…ツライ…(新人のラセットさんにすらナメられているしな) #犬界主

稀男たち男性陣は、親しいご友人や仲間はいない。困る。と稀男が言うが、アスちんもルーサーも「自分たちは違う、お前だけだ」と言う。そうかな…そうかも…ということで、男衆にはこんなひねくれたオッサン(いや若いやんけ)である稀男を救ってやれない。 #犬界主

ルーサーはリースに稀男を色恋沙汰で救って真人間にして欲しい。それはそれで男の、自分の出来ないことを弁えた上での、真面目な願いなのだろうが…リース、困っちゃっている。そりゃそうだよね。稀男がとんだひねくれ者であることは、実害がしょっちゅうあるから重々承知であろう… #犬界主

しかしそこにオニオングさんが立候補する。「ナハハハハ いっちょやってみますか」オッ。やはりこの人はものが違う。スッと行動できるところが本当に素晴らしい。クエストだけでなく、色恋沙汰という意味でも、Here comes a new challengerですね。どうなるんだ一体。 #犬界主

と、急遽、アスちん責任飛行&歓談終了。上の方に何かいる。掃除屋人工スライム、ゲルの上位種、ゾルだ。ネプリと鉱物以外何でも消化吸収してしまうという。触ったらヤバイ(まあ軍事施設だったんならそれくらい徹底的に「洗う」よな…) #犬界主

リースが対ゾル障壁を展開。アスちんは精獣ジンの風圧でゾルをせき止めて、十分な空間が出来たら球体間移動。(そうか、魔法則でそれが出来るならちゃんとイケルよな) #犬界主

しかし! ゾルがふつうにジンに逆襲して食っちまう! おい! リースの対ゾル障壁もゾルに呑み込まれてしまう…が…おお…ちゃんと防ぎきっている…! #犬界主

背景のソロモンがいい気になって我々にネタバラシしてくれている。ソロモンが選んだリースは、本来はゾルをはねのけるほどの障壁は使えないのだが、ソロモンのバフがかかりやすい体質なのだという。 #犬界主

ソロモンのバフが乗ったリースの障壁、限定胎界級の強度を生むとのこと。マジか。東郷二級球体使い以上どころじゃなかった(確かに言われてみれば障壁の文様がちょびっとソロモンの模様っぽいね) #犬界主

アスちんの球体間移動で、リースの障壁から向こうの空間へ転移。どうもゾルにはそれなりの知能があるようなのだが、状況がよくわからないまま先に進んでしまっている。ということで、切り抜けた。よかったよかった。 #犬界主

オニオングさん、生き残れたので感動。リースを褒め称える。リース、さっきまでの堅い表情から、ちょっぴり嬉しそうになっている。(そういうことが外形的には自然体で出来るから、オニオングさん、存在級位高いよなあ…しかし、精霊の種類が分かるのか? 何でそんな知識持ってるんだろう?) #犬界主

ルーサー、襲撃を受けてジンを食われておきながら、生還したのでドヤ顔をしているアスちんに、塩味の生返事をする。「はあ~あ なんで俺 「塔の男」やゆうて こんな奴畏れとったんやろ?」 #犬界主

まあ気持ちは分かるが、お前以前、特殺部隊レベルで暗殺命令請けて襲撃して、逆に根こそぎ殺されて、唯一生き残った身やろ…忘れてんのか…? それとも認識ロックでもかかっているのか? あのう、ソロモン、ルーサーになんかしませんでしたか? しててもおかしくはないんだが… #犬界主

稀男、歓談する一行を見ながら、また孤独モードになる。出口が見える。が…そこに顔の見えないピュアたまが待ち受けている…まあ稀男も気づいているように気のせいなのだが、どうせいずれは本当に、稀男はピュアたまが待ち受けているところに、自らわざわざ会いに行く訳なんだからな… #犬界主

さて、出口には三つのエレベータがある。これで最上階に行くようだが…本当に大丈夫だろうか。アスちんとルーサー、一つを使って偵察に行く。後の三人でラブコメ名物「どっちにするの!?」をやっていて欲しいようだ。(まあそんな軽口はともかく) #犬界主

しかし、アスちんとルーサーの転送先は…ゴミ捨て場かいな。どうなってるんだ? しかもアスちん、浮遊が出来ない。このゴミ捨て場、アカーシャ球体禁止区域のようだ。この手の侵入者の「掃除」も兼ねているんだろうな…なんかこのままだと「また」ゾルが「掃除」しに来るのでは…? #犬界主

さて、観測塔の外で、レムレスが蝙蝠のようにマントを広げて飛んで、着地する。胸を観音開きしてオリハルコン心臓防具を心臓にかぶせてはめる。だいぶ不快感が強いようだ。さっさと終わらせよう。 #犬界主

しかし、合流するはずの下僕達がいない。代わりにガルウがやってくる。下僕達? ガルウがつまみ殺した。またかよこいつ…レムレス、当然キレて、ガルウをバラバラにしてそれぞれ東西南北に投げ飛ばす。しばらくこれで邪魔されることなく時間を稼げるだろう。あー鬱陶しいなこのガルウ… #犬界主

レムレス、一人で稀男たちに会いに行くことにしたようだ。再びマントを広げ、飛び立つ! (逆に、レムレスの下僕達がいなくて、稀男たちには幸「運」だったのかもな。もしいたら、稀男たち、ふつうに数の力で押し切られて、交渉もへったくれもなく言うこと聞かされてるだろうしな) #犬界主

『観測塔』初見実況、昼はここまでです。突き詰めれば一介の剣師であるハオウくんよりも、キメラ的な強さを誇る合成躰化妖精ナックラヴィーよりもおっかない、死の司神の陪神たるネフテュス=ヘカテの四大神獣の一柱、レムレスがやってきた。下僕達がいなくても、単戦力で十二分以上に脅威だ。 #犬界主

ハオウくんは覚悟完了バーサーカーだし、運用上の都合で生かしてもらっているから、死の司神の主神たるオシリス=ハデスの四大神獣の二柱に喧嘩を売っちゃって、なおも生還出来ている(よく考えたら完全に無茶苦茶だ)。が、稀男はそもそもが骸者たちと敵対する側だ。そうは問屋が卸すまい。 #犬界主

このままでは稀男、交渉どころか、際限なく言うこと聞かされて、ダシガラになったらふつうに殺されるだろう…仲間? その場で全員秒殺じゃないの? ソロモン? 全ギレして何もかもメチャクチャにしてロックヘイムに再び大惨事を起こす可能性はかなり高い。一体全体、どうなるのよこれ… #犬界主

ということで、続き、乞うご期待。ご清聴有難うございました。 #犬界主

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胎界主初見実況。第二部二幕第十二話『観測塔』。観測塔の非常用通路出口からの三つのエレベータからの話続きと、急にかなり長い過去回想エピソードになります。誰の? まあそれは後でのお楽しみということで… #犬界主

やはりというか、廃棄場にゾルが来た。ハッグ級の強力な寒冷攻撃が効くというが、ここではアカーシャ球体使用不能のため、アスちんは魔法則が使えない。この手は効かない。対ゾル障壁を展開できるリースもいない。おい、さっきよりだいぶヤバイぞ。どうするんだ!? #犬界主

が…えっ…えええ…? アスちんの体のこの文様は…ソロモン! アスちんの体に高濃度で受肉しやがった! いろいろ遅々として進まないから、とうとう痺れを切らしちゃったんだな…まあこのジジイ、瞬間湯沸かし器なので、それにしては相当我慢した方だと言えよう(いやそのりくつはおかしい) #犬界主

ソロモン、魔法則とかそういうのすっ飛ばして、手をぎゅっと握り、念力だけでゾルを球体の塊に押しつぶす。そして…ルーサーは恐怖と共に理解する。アスちんのこれが、自分が体験した、おっかない『塔の男』モードだ! じゃあ、当時は、アスちんではなく、実際にはソロモンが蹂躙したんだな… #犬界主

さっき心を開いたリース、オニオングさんと歓談している。稀男は難しい顔で考え込んでいる。他のメンバーを尻目に暴走したり、他のメンバーが仲良くなってると孤独を感じたり、両手に花状態になったのに見向きもしなかったり、(対人態度が)忙しいやつだな稀男お前… #犬界主

そろそろ、稀男、痺れを切らす。アスちんとルーサー、遅い。何かあったのか? 追いかけよう。ここでバラけると面倒なので、三人同時で転送装置を使おう。すると…あれ? 最上階エレベータ前に着いた。ふつうに行けちゃったよ…? なんでアスちんとルーサーはダメだったんだろ…頭数不足? #犬界主

エレベータに乗る。アスちんとルーサー、どうしたんだろう。心配だが、稀男は「まぁ あの二人なら大丈夫だろ」と気にしていない模様だ。「信じてるんですね お二人の事」とオニオングさんは返すが、稀男にとってはそうではないらしい。実に冷たい目で、「別に信じちゃいないよ」という。 #犬界主

えーと、アスちんはともかく(というかソロモンモードなので大丈夫と言うのには抵抗があるが)、ルーサーは大丈夫じゃないようです。『塔の男』、ソロモンに超詰められている。「あの時抱いたワシへの畏怖が すっぽり抜けておるようだなぁぁぁ(コラーッ)」(コラーッは笑うでしょ) #犬界主

ここからかなり長い過去回想エピソードになります。ルーサーの。そう、あれは特殺部隊の少年兵として、部隊レベルで『塔の男』暗殺命令を請けた時のことだ… #犬界主

特殺部隊のキャンプで、なんかピエロみたいなおっさんがルーサーにガンを垂れている。どうやらレックスに遺恨があり、ルーサーに因縁つけているようだが…えっ!? マッド・リーブ!? 確かヘッドの抜けエージェント狩りの人(レックスは狩れてない)!? あーそういや確かに遺恨あったな… #犬界主

絡んでくるマッド・ピエロ、否、マッド・リーブの手をはねつけるルーサー。元気がいいな。リーブ、さらにネチネチしてくる…が、そこへ当時のルーサーの隊長、大武がやってくる。アインという魔王の直属の誓約者だそうだが…リーブもベールゼブブのお気に入りだ。引き下がらない! #犬界主

大武隊長、ナイフを一閃! リーブの頬に血が! ヤバイ! 揉め事になる! …斬ったのは血を吸った羽虫だった。気勢を削がれたリーブ、今度は引き下がる。ルーサーにレックスへの殺意を伝えながら。リーブ、ずーっと一貫してマジでレックスを殺すつもりだったんだろうな…(捨て台詞だけど) #犬界主

ベールゼブブの天幕。魔王アインが呼ばれている。どうやら全命とやらできているようだ。これは…こいつら、生命力をある程度分けて保管できるが、今回の『塔の男』襲撃任務では、それをせず、全力でやる、ということか? おそらくこれで死んだらもう本当に死ぬようだが… #犬界主

でも、今のところ正気のベールゼブブ、あくまでこれでアインを向かわせる気だ。この時点で認識ロックも克服していて、ソロモンを内蔵するアスちんを倒すにはこれでも足りない、と思っているようだ。(でも、アインたち、ソロモンの名前を聞いても、認識ロックされちゃうんだよね…) #犬界主

ベールゼブブ、死にゆく者へのせめてもの名誉として、アインに手への接吻を許す。おお…! その志に感涙するアインの隣の秘書っぽい人。光栄の極みとしてベールゼブブの手に接吻するアイン。そして…「さらばだ」ベールゼブブの重い言葉。アインもその重さを完全に噛み締める。厳粛な時間。 #犬界主

が…ベールゼブブ、またクルクルパーモードになった。接吻の件台無し! そして、ベールゼブブ、ここがどこか、何が起きているのか、さっぱり分かっていない。アイン、超困惑している。だろうね… #犬界主

秘書の説明。本来ベールゼブブとは関係ない骸者殲滅部隊を二手に分けて、大人数を塔の男抹殺に差し向けるのだという。ベールゼブブ、困惑。上司のベールお爺ちゃまにダメって言われてるはずだ。誰だそんな命令出したの。 #犬界主

秘書が暗澹たる表情で答える。「総指揮はベールゼブブ陛下が」あー、正気ベールゼブブの方が仕切ったんだな。もちろんクルクルパーベールゼブブの方はそんなつもりは全くない。秘書、速攻で「嘘つきは死ケーイ」され、無惨な死体になって超高速で蛆が湧いていく。可哀想すぎる… #犬界主

リーブがやってきてピエロの鼻をつけておどけると、クルクルパーベールゼブブ、機嫌を直す。あーおっかねえ。クルクルパーベールゼブブの認識では、リーブとキャッキャウフフしていたのに、何か今こんなことになっているようだ。あー面倒臭え… #犬界主

が…ベールゼブブが頭痛で苦しむ。正気人格がクルクルパー人格を押さえこんでいる。そして、アインに命令強行を伝える。アイン、想像以上に深刻な事態であることを理解した…! もし、これがタロット・アスの仕業なら、そりゃあこんなの許されていい事態ではない。アイン、忠義心で、キレる! #犬界主

ということで、指揮官の圧倒的戦意高揚の下、『塔の男』抹殺任務開始。大丈夫かな…(史実を鑑みるに、この任務は失敗だったし、ルーサー以外全滅だったんだけど…大武隊長は別行動だし、リーブは後でレックスと遭遇して襲撃からの返り討ちで死ぬから、この時は多分途中で撤退したはずだが…) #犬界主

あっダメだ。皆次々と精獣にネプリの種飲まされて99年間植物躰化されていく。特殺部隊、銃弾も出ない、躰化も出来ない、下級精獣も呼べない。アカーシャ球体の封印も考えられるが、『塔の男』は自在に魔法則を使えているからそうではない。とにかく、一方的な勝負になっちゃってる。 #犬界主

ルーサーも精獣に殴り殺されかけるが、解除される。当時のアスちんだ。「やはり子供でしたか…」ルーサー、呆れ、ムカッ腹を立てる。(俺よりいっこ下くらいの糞キッズじゃねーか!)ルーサー、喧嘩を売るが、アスちんはもちろん乗る気がない。鼻でため息をつく。 #犬界主

アスちんにしてみればバカバカしいの極みだ。子供のルーサーまで任務で駆り出されているが、これは「任務」ですらない。ヘッドで頻発している「指令ミス」だ。(本当は認識ロック克服済正気ベールゼブブが、ソロモンを絶対殺すという明確な意志の下、意図通りに命令を下しているんだけどな) #犬界主

アスちん、もうルーサー以外誰も残っていないという。えっ…マジか…ということは…「魔王まで殺ったのか?」「魔王?」アイン、何とノーマークで生きていた! (間抜けかアスちん。間抜けだよね。知ってた)上空に憤怒のアイン。超必殺技として虎拳で流れをキメる! ヤバイ! #犬界主

…が、そうはならなかったんだな。気が付くとそこはソロモンの胎界。アインはクルクルパーにさせられ、虎拳は小さくなって、アスちん、否、ソロモンに握りつぶされている。ルーサーは生かされた。ソロモンの手駒として、悪夢のようなソロモンの胎界の恐怖を植え付けられて… #犬界主

そんなこんなを、全て思い出したルーサー。「思い出しましたァー!」虎拳を握りつぶしたように、ゾルを握りつぶした姿勢のまま、空中でガッツポーズをキメているようにも見えるソロモン、ウケる。しかし…ルーサー、わろてる場合やない。完全に恐慌を来している。どうなっちゃうの… #犬界主

『観測塔』初見実況、今日はここまでです。なんかこう、大昔のルーサーの対『塔の男』抹殺任務の件の詳細が明かされたので、びっくりです。いや、いつかあるかなと思ってたけど、このタイミングとは思わなかったですよ。こんなんなってたんだな。 #犬界主

あと、まだあどけない頃のルーサー、まだ大阪の女と付き合って関西弁が移る前なのか、関西弁じゃないのがちょっと新鮮ですね。やってることは痛々しいが、言ってることは年相応のガキンチョだったな…と、まあ、そんなわけで、続き、また明日。乞うご期待。ご清聴有難うございました。 #犬界主

***

胎界主初見実況。第二部二幕第十二話『観測塔』。ルーサーにソロモンがドヤ顔をしているところの続きから。 #犬界主

さて、『塔の男』ソロモンモードを前にして、過去の悪夢的トラウマで恐慌をきたしているルーサー。まあそうだろうね…そんなルーサーの舌を伸ばしたり口に押し込めたりしながら、「ここでの事象は意のままよ ワシは何でも出来るのだ」と胎界主としての面目躍如のソロモン。 #犬界主

「おっ 俺をどうすんねん! 犯すんか?」ルーサーお前本当にペニスだよな…生死よりも尻の安全の方が大事、あるあるだけどさ。命がけの切った張ったの連続と、悪夢的トラウマのせいで、生死はそれほど怖くないが、圧倒的な力で弄ばれるのは嫌ということか? #犬界主

アスちんの幼い体で文様をまとうソロモン、ルーサーを安心させるために、「ワシは味方だ」と言い出す。最初にビビらせておいてから優しく説得するやつか? ソロモンの認識でも、やはりアスタロトは間違いなくソロモンのエージェントである(アスタロトの内心は分からないが) #犬界主

ソロモンは自分のことを、世界を終わらせるピュアを討つべく、力ある者を集わせて、いつか悪魔共も滅ぼす、人類の味方、守護者、元最高統治者と称する。ギリギリ嘘とは言わないが、自分に都合のいい翻訳だよな。(あと何キンメリアめいてみたり仏教説話めいてみたりしてんだよお前) #犬界主

ちゃんとアスちんに仕えて、目的を達成したら、報酬をやろう。ルーサー、「魔王にしてくれるんですか?」と言い出す。ソロモン、大爆笑。魔王の爵位なんかよりはるかに優れた報酬をくれてやる、とのこと。(いや、そんな説明じゃ、ルーサーにとっては不安しかないでしょ) #犬界主

ソロモン、さっき握りつぶしたゾルの他に、ワープ装置をたましいに持ってこさせる。これで脱出しろ、という。(この白い無個性な人型の使い魔、次元の穴から出て来て、ソロモンが使役している、形を保てなくなっているたましいなんだと思っていたが、本当にそうなのか?) #犬界主

限定胎界の中では時間の流れが速い。ロックヘイムに戻る頃には、日は傾いているだろう。まあ夜明けになるまではソロモン的には何やっても一応は大丈夫だがな。あと、限定胎界から出たら、ルーサーには再びソロモンと会うまで今の体験は認識ロックされてしまうようだ。 #犬界主

じゃあ、そういうことで、ルーサー、この辺でお邪魔します…と思ったら、ソロモンはルーサーを引き留め、今まで手助けの際に斃した敵たちを嘲笑って、ルーサーに感謝させている。ウザッ。長くなりそうですね。このジジイ、こういうところがホンマにガキなんだよなあ… #犬界主

それにしても、描かれているベールゼブブの死だが、我々はベールゼブブを本当に殺したのが、ソロモンではなく、謎のたなびくサラサラヘアーのきれいなソロモンめいた別人であることを知っている。あいつは本当に誰なんだ。ソロモンが創っていた謎の胎児と関係があるのか? #犬界主

そしてソロモンがそれをわざわざ意識していないだけか、ソロモン自体知らないのか…? 単に「ベールゼブブは自分が睨んだだけで死んだ」と思っている…? 後者の場合、ソロモンは、自分を超える素晴らしい何かを、最低限一つは「創れた」、ということか…? #犬界主

さて、別のパーティーの視点。おや? ゼントちゃん? ああ、セレの親方手配師のドナルグが乱開発して、怒られが発生して乱開発中止になって、セレの施療院は今暇になってるんだったな。温祭でリフレッシュもしたし(カリテさんは残念だったね)、荒修行をしよう、ということのようだ。 #犬界主

仮にもゼントちゃんはリースのことを同僚とは認めたようだ。いや、お前の先輩面のイヤミ、それで正当化される訳じゃないが…こんなことされ続けた後輩は、共存はするが絶対に一線を引くんだが…(それは俺の性格が悪いからでしょう)(でもまあ失礼な先輩ムーブは端的に失礼ですよ) #犬界主

で、ゼントちゃん、蘇生が一度でも使えたというリースに偉そうなことを言った手前、自分も蘇生が使えなきゃならん、とケツイしたようだ。そりゃいいが、駆除師のンペロ氏にとっては、「派遣場の応募条件と違う」とのことだ。まあそりゃ蘇生が使えていないとヤバイ局面もあるでしょうね。 #犬界主

パーティーの魔法則師の女性も、精獣シルフ一体を召還出来たり出来なかったりするという。二人とも徒弟レベルだ。新米手配師も傀獣見て逃げ出してしまった。このままではダメそう。帰ってパーティーを組み直そう。ンペロの言うことも分かるが… #犬界主

ゼントちゃんは気が強いから、「ろくすっぽ戦わない人がどーやって死ぬんですか」とキツイ返しをする。ンペロは相棒のハンサロに愚痴る。(そういや湯祭場でカップル存在級位見せつけムーブの彼女にアイスおごっていたイケメンムーブのイケメンがこいつだったっけ) #犬界主

ハンサロは「じゃあ君もホントは気の弱い優しい娘なんだね」とか歯の浮くようなことを言い出す。確かに、「自分の意外なところを褒めてもらうと感動する」というメカニズムはあるが、これ褒めてるかどうか微妙じゃないっすか。少なくともゼントちゃんは全くピンと来てないから白けてますよ。 #犬界主

そんな中、ハンサロ、なんか可愛い野生動物を見つけてナデナデする。が、毛が固いのでやめる。というか、こいつ、怒ってる。…そりゃそうだね。だってこいつ、手足をもがれて、全部回収した、ガルウだ! ギャー! 逃げて! ゼントちゃん死んじゃう! #犬界主

さて、なんかボッタクリキャバクラのポテさんとラセットさんが、迷子になっているハンバーグ先生を尻目に、丘で高みの見物をしながら弁当を食っている。店外デートでも誘ったのか? (サボんなよな妻子あるハンバーグ先生)で、そのついでにおだてまくって金を巻き上げようとした? #犬界主

どうやらハンバーグ先生、稼ぎを全部かみさんに取られているらしく、ポテさんの目論見は外れたらしい。チズくんの志向からすると、養育費だいぶかかるだろうし、かみさん、慧眼。(顔も知らないが)(そりゃ覆面とグラサンしてるからね)(そーじゃねーんだよ単にまだ出て来てねーんだよ) #犬界主

ポテさん、しょうがないから稀男とルーサーから巻き上げようとしているようだ。オニオングさんもその営業の一環で行っている。大変だねオニオングさん。が、ラセットさん、オニオングさんのことを阿呆だと思っており、ナメきっている。ますます大変だねオニオングさん… #犬界主

丘の上から何か見える。あれは…精獣シルフで逃げている魔法則師の女性と、ゼントちゃん! 魔法則師の女性、深手を負っている。遂に力尽きてシルフが崩壊する。しかし守護天肢のいる保護区域にまではたどり着いた! ゼントちゃん、治療を開始するが、間に合わない! #犬界主

ゼントちゃん、守護天肢に誰か呼んで来てもらうようお願いするが、反応がない。思い余って天肢の血を手に入れようとするが(ゼントちゃんはアトン教団員だし、天肢はアトン=イブの神獣と推測されるから、知識としては知っているのだろうか)、天肢の威嚇に押される。ダメそう。 #犬界主

そんなこんなしているうちに、魔法則師の女性、死んだ。ネプリ躰化が始まる。そうはいくか! 蘇生のため、鼻から息(プネウマ)(この世界じゃプネウマ(原初素)は別の意味や)(実際にはアトン=イブの影響下のアカーシャ球体、フォイゾン(生命素)だろうな)を吹き込む! うまくいけ! #犬界主

今まで成功したことのない蘇生だが…魔法則師の女性、蘇生した! よかっ「グルァァァ(バカッ)」ギャー! そうだった! ガルウたちタナトス=アヌビス系の神獣に汚染されると獣人になるんだった! ヤバイ! #犬界主

そして…守護天肢…獣人化した魔法則師の女性をラッパの衝撃波で「駆除」…嗚呼…凹むゼントちゃん。そりゃそうだろうね初のパーティーがこういう全滅の仕方したらな… #犬界主

そこへガルウが高みの見物をしながら嘲笑する。ゼントちゃん、抗って突っ張る。気持ちは分かるが、ヤバイ。四大神獣のガルウだと、天肢のラッパ衝撃波が痛いのを我慢すれば、天肢ごと殺せてしまう。それに、天肢は協定で日が暮れたらいなくなる。ガルウはそれまで待つようだ。絶体絶命だ…! #犬界主

『観測塔』初見実況、今日はここまでです。ゼントちゃん! いけ好かないやつだったが、ガルウに殺されるのはあんまりだ! 勘弁して下さい。何とか助からないのだろうか。 #犬界主

でも、誰が助けてくれる? 稀男一行は観測塔の中だし、レムレスは観測塔に向かっちゃった(それに万一戻ってきてガルウをシバいても、それはそれとしてゼントちゃんはなぶり殺しだろう。助けてくれる可能性はゼロに近い)ポテさんたち? 何なら一緒に秒殺まである。詰んでるっぽい…うう… #犬界主

なあ、これどうなるんだ。とにかく続き読まなきゃダメか。ダメなんだろうな。まあ分かったよ。読むよ。と、まあ、そんなわけで、続き、また明日。乞うご期待。ご清聴有難うございました。 #犬界主

***

胎界主初見実況。第二部二幕第十二話『観測塔』。いよいよ観測塔屋上に着くが…というエピソード。 #犬界主

エレベータでオニオングさんに膝枕してもらっている稀男。プリプリしているリース。「オニオングさん困ってるでしょ」「あっ あちしは別に」オニオングさんはいい人であるが、「甘い顔してるとどんどんつけあがっていくんですから」とリースは稀男を正確に読んでいる。 #犬界主

正直、稀男には他人を信じられないから試して、結局離れていくのを見て、「ほらな」と軽い失望と確固たる納得を得て、自分の完成した孤独な世界観(≒胎界)を維持して安心しているところがある。基本的不信に基づく、他人を試すムーブ、よくあるし分かる話だが、周囲は迷惑なんだよな。 #犬界主

周囲はどんなに優しくても、マジの親業の人ほどには、特別優しくない。そんな謂れもない。リースも、骸者殲滅部隊と離れてセレで働いていた時期があり、その後ゼントちゃんが稀男をちゃんと叱ったのを見て、距離感が極端な稀男と、ちゃんと距離が置けるようになったのだろうな。 #犬界主

オニオングさんとリースは友達になったが、ピュアたまのことを考えててナーバスになっている今の稀男には、それ自体が気に食わない。「誰とでも友達になるという処世術かっ!」オニオングさんのドレッドヘアを引っ張る! コラッ! 踊り子さんに危害を加えるな! 鬼畜生か! #犬界主

ははあ。稀男、自分のかつての対人関係戦略を、より濃密に、しかしあくまで薄く広くという領分内でやっているオニオングさんに、同族憎悪の上、八つ当たりしてるのだろうか…みっともない。で、みっともない姿を心の同類にさらけ出して甘えるなら、危害なんかしちゃいけないよ。 #犬界主

稀男、ヤケのやんぱちになっている。で、甘やかしてくれるオニオングさんに、目を見せてくれ、という。そういやオニオングさん、目を見せてくれたよな…そして今回も目を見せてくれる。心を開かない、マスクとグラサンで隠すドヴェルグ人にしては、破格の心の開き方だ。そういう生き様かー… #犬界主

稀男、オニオングさんの目を見て、「綺麗だッ ヒザ枕ちゃんのお目目とっても綺麗だッ(あーん)」と甘えている。ナーバスになっている男がパートナー相手に、そしてそれが出来ない場合はキャバ嬢に甘えるパターンとして、類型なんだろうな。稀男、だいぶ限界になってきているな… #犬界主

エレベータが屋上について、シャキッと起き上がる稀男。稀男が大丈夫そうだということを、暗にリースに笑顔で示すオニオングさん。安心したような顔になるリース。稀男、お前、オニオングさんに、そしてリースにも、大事にされてるよ。そこは有難く受け取ろうな… #犬界主

さて、観測塔屋上。管理者リョースの石像。そして…オリハルコン剣二刀流の防衛用の車両型ゴーレム。まあそうだろうね。稀男、運1%使用でゴーレムをチョコで滑らせて観測塔から落とす。危なげなく処理! まあ1体だからな。数体いたら危なかったかも。封印塔の教訓が活きたな。 #犬界主

さて、アスちんもルーサーもいない。戻ろうか? 否。キーボードの魔法則文字列を撫でる稀男(多分魔法則師でなくても、キーボード自体が魔法則で動くんだろうな。誰でも操作出来るようにアスちんが皆にどう操作するか教えたのかも)。管理者リョース本人との通信がつながる。 #犬界主

「我々はリョースです 応答しなさい そちらは第四十七観測塔の復旧作業員ですか?」あっ、音声通信だから誤解している。あと「我々」なんですね。4体合体だから? 実は人格が4つあったりするんだろうか? 忙しくて神経質な管理者の顔はそのうちの1人に過ぎない? #犬界主

復旧作業員を偽装して、試験的に人物の位置を特定したい旨伝えると、リョースから操作方法が聞こえる。どうやら観測塔はリョースに直結しているというより、現場で直接操作するもののようだ。ということで、稀男の好きに出来る訳だな。よしよし。 #犬界主

稀男、通信を終えようとするが、リョースは今更ながら映像をつなぐよう命じる。そりゃあ当然のことだが、もう遅い。稀男はピュアたまの名前を出してリョースを煽り、通信を切る。煽るな煽るな。何やってんだお前。 #犬界主

そして…稀男、観測塔に音声コマンドを入力する。「『タニク・ハオウ・シャミール』の居場所を示せ」観測塔が起動し、ハオウくんの(そしておそらくはピュアたまの)居場所を確認、場所を稀男たちの脳に送る。居場所は…『ヘヴ』! 「同じネプリの木の下にいたとはな……」 #犬界主

稀男の無の表情を見て、オニオングさん、リースが気づいていない、稀男の心の機微に感づいたようだ。「あの……ホントは会いたくないんじゃないですか? 会いたくないなら無理して行かない方がいいですよ」ああ、やはり、かなり「見えている」人だなオニオングさん… #犬界主

だが、稀男、震えを押し殺し、真面目な顔になり、心配ない、と言いたげなしぐさをオニオングさんに返す。そうか、という顔になるオニオングさん。生き様が似てるから、何か伝わるんだろうか。いいよなこういうの。心の機微が連なって団子になっていて、地味だが滋味がある、というか。 #犬界主

ゆるゆると帰ろうとする稀男一行。だが…そこへ…レムレスが来た! オニオングさん、首根っこを掴まれる! さすが邪悪生物! いきなり人質交渉! マズイ! (ソロモンのバフがないせいもあるが)リースの障壁もふつうに切り裂かれる! レムレスから稀男への交渉(ではない)が始まる! #犬界主

レムレス、虚弱児であるニスに対して、明確な差別意識があり、血も飲みたくない、と思っているようだ。稀男を完全にナメきっていて、交渉する値打ちもない、と判断したようだ。「面接終了 不採用」オニオングさんを観測塔から投げ捨てる! どうやら全員殺す気だ! #犬界主

稀男、レムレスの名を呼ぶ。レムレス、驚く。なぜ自分の名前を? しかしここから、稀男、観測塔にコマンドを入力する! 「レムレス その現在位置を登録」あっ! そうか! 骸者の大物だから登録されてない可能性は高いが、ここで身バレした訳だ! レムレスにとっては猛烈に困る! #犬界主

あっ。ついでに何かレムレスが麻痺した? どうなってる? 昼に骸者が動いている場合、スタンさせても、リョースと骸者の間の協定上は合法であり、リョースにとっては当然の強制執行、ということか? #犬界主

そして、稀男、やはり、マナを使い、銃を撃つ! 「レムレスの心臓を撃ち抜け」! そりゃそうなるな。稀男戦法だ。だが、レムレスは心臓をオリハルコン防具で防御しているから、このままでは実はダメだ。 #犬界主

リース、落ちていくオニオングさんを助けるべく、自ら飛び降りる! あれか、オニオングさんを捕まえて、障壁で守って、地面衝突時にダメージを防ぎきればナントカなるという判断か? 大丈夫か? 死ぬなよ…! #犬界主

稀男、レムレスの心臓に当たったはずの銃弾が、金属音を立てて弾かれたことに気付く。直ちにレムレスの両目と脳天も撃つ。さすが。判断が早い。 #犬界主

稀男、レムレスの心臓が弱点なのは間違いなさそうだが、何らかの防御手段を講じてあることも直ちに理解したんだろうな。そして、しばらく時間稼ぎのためにこうしている訳だ。しかし、時間稼ぎをして、どうなる…ちゃんと逃げ切れるのか…? とにかく、レムレスを、観測塔から撃ち落とす! #犬界主

『観測塔』初見実況、今日はここまでです。オニオングさん! ものすごくいい人なんだ。死んでほしくないが…リースも死ぬな! 二人とも生還してくれ! ということで、続き、また明日。乞うご期待。ご清聴有難うございました。 #犬界主

***

胎界主初見実況。第二部二幕第十二話『観測塔』。ゼントちゃんのその後のエピソード。 #犬界主

さて、ゼントちゃん、ガルウに狙われている。ガルウは哨戒の守護天肢が時間切れで去っていくまで待つ気だ。このままではゼントちゃんは、ガルウになぶり殺しにされてしまうだろう。そしてそこに…ガルウに汚染されて獣人になっちゃったハンサロとンペロが現れる。嗚呼… #犬界主

「あっイケネ 勝手に増やしちゃいけないんだった」ガルウ、自分のしもべにしたハンサロとンペロを、なぶり殺す。お~ま~え~。そういうところだぞ。知ってた。ハンサロもンペロも伝染(うつ)され損の殺され損だ。仕事柄とはいえ、ここまでされる謂れはない。可哀想に… #犬界主

遠くで戦々恐々と見ているポテさんたち。汚染によって獣人を増やすこのガルウが、最強クラスの骸者、死の神獣であることを察したようだ。民間人にとっては絶望的な脅威だ。せめて天肢の一団か他の誰かが巡回に来れば何とか…(ならないと思う…)と、そこへ、誰かが来る。ガルウが警戒するが… #犬界主

…やって来たのは、おっかない死の隔絶存在、デュラハンだった(アカン)おそらくはデュラハンの広い胎界に入り、瘴気を食らったため、天肢が、「ポスッ」と体を維持できなくなり、「ポファ」と破裂する。そして…ゼントちゃんも…嗚呼…こんなにも…呆気なさすぎる… #犬界主

デュラハン、瘴気を濃くして、ハンサロやンペロの亡骸を破裂させる。視線にも気づき、ガルウに一言、「埋めて来い」とだけ言う。ガルウ、すっ飛んでいき、戻って来る。「こっ 今度はちゃんと 頭と心臓潰してきたヨ!」あっ…ポテさんたち…遂にカメラ外で処理ときたか…? 嗚呼… #犬界主

デュラハン、「決戦の日は近い いたずらにリョースを刺激して 計画に支障をきたすな」と警告する。ガルウ、またしても完全にブルって、言いつけ通り、ピュアたまの根城で大人しくしている、ピュアたまの監視に専念する、と言う。まあいつまで我慢出来るかな…無理だろうな… #犬界主

デュラハン、ピュアたまの名前を聞いて、またもピュアたまの思考を追うモードに入る。ピュアたまには見えているものが自分たちには見えない。ピュアたまが今注目している稀男、ひょっとして、ただの斥候ではなく、それ以上の何かなのか。デュラハンも警戒しだしたようだ。 #犬界主

デュラハンにしてみれば、今起きたことは些事もいいところで、ゼントちゃんも、あとたぶんポテさんたちも、どうでもいいことだ。まあそうだろうね。そういうところだぞ。嗚呼…ゼントちゃん…あとハンサロとンペロ…名もなき魔法則師の女性と守護天肢…そしてたぶんポテさんたち…追悼。 #犬界主

『観測塔』初見実況、午前中はここまでです。ゼントちゃん、ガルウになぶり殺しにされずに、デュラハンの瘴気で一瞬で〇ねただけだけマシと言えるが、言えねえよ! 望まない〇だよ! デュラハン、紳士的で思慮深いやつだが、やはり本質的には死の隔絶存在だった。これは共存できない。 #犬界主

他人に素で辛辣なゼントちゃんだったが、だからこそ、稀男をちゃんと叱る、という偉業も為せた(ある意味八方美人を練り上げて稀男にちゃんと届く褒め方が出来たオニオングさんと逆の偉業だ)。そんなゼントちゃんがポスッポファしたの、自分でも意外なくらい、辛いし、キツい… #犬界主

ということで、続き、また後で。でも、俺、こんな状態で、実況、やれんのか? とりあえず、乞うご期待、とも言えないが、頑張ります。今日中には終えたいですね。ご清聴有難うございました。ハアー…(クソデカため息) #犬界主

***

胎界主初見実況。第二部二幕第十二話『観測塔』。ラスト。 #犬界主

リース、オニオングさんを救うため、観測塔から飛び降りた! しかし…リース本人が気絶! オニオングさん、リースを捕まえ、叩き起こす。やはり対地表障壁で墜落の衝撃を減衰させてどうこう、という話のようだ。しかし…回復したレムレスが襲い掛かってくる! ヤバイ! #犬界主

しかし、そこへもう一人落ちてくる。稀男! ヒューッ! マナ銃弾は残弾数一発。背後からレムレスの心臓を撃てばいけるか…「薄い賭けだな やめとこ」脳を撃つ。確かに、オリハルコン防具に阻まれた心臓よりは効くだろうが、どうせ回復するし、時間稼ぎにしかならないのでは? #犬界主

またダウンするレムレスを尻目に、二人に手を伸ばす稀男。オニオングさん、稀男が助けに来てくれた、まじか、と陰のある笑みを浮かべる。もしオニオングさんが稀男と同じ生き様なら、伸ばされた手を、そりゃあ簡単には受け取れないわな。だけど、有難いし嬉しいのだとは思う… #犬界主

リースは完全にパーッと喜色を浮かべている。そりゃそうだ。稀男、なんだかんだあったけど、やはりここぞという時に助けてくれたんだから。稀男も、顔の見えないピュアたまの幻影に、打ち勝つ。今は、向かうべきは、リースとオニオングさんなんだからな。 #犬界主

空中でリースの手を取る稀男。リース、安心する。あっ、稀男の中の純子、大興奮。そりゃあロマンティックで劇的なシチュエーションだもんな。逆に井戸の連中は「今度こそ死ぬうう」と嘆いているが、そこは、稀男は、リースに、委ねたんだ。 #犬界主

稀男、レムレスとガルウのことを知っていたのは、彼らに殺されかけて救出されたサエナを介してのようだ。今回のレムレスの襲撃は、ピュアたまの意を受けてのものではなく、独断だと判断される。稀男、何故か、イケると判断しているようだが…相手は四大神獣だぞ…どうすんの…? #犬界主

レムレスの一閃、さっきのリースの障壁では防げなかった。「奴への障壁は無駄だ 対地表に専念してくれ」と稀男は言う。レムレス、回復した。一閃を食らわそうとする。そして稀男、光の精獣レーザーをレムレスの心臓に向けて放つ。しばらくこれで時間稼ぎをする気か? 数秒しか稼げなくないか? #犬界主

しかし…稀男の目当ては違った。時間稼ぎは本質ではない。時間稼ぎで呼べる援軍が本質だった。それは…管理者リョースの食殺刑執行餓球部隊! #犬界主

稀男、飛び降りる前に、ある仕込みをしていた。レムレスの血で、リョースに死の呪いをかけた! なんちゅうことを…そういえば『絶対失敗神獣グレムリン』の際に見ていたんだよな。そりゃあ使える訳だ。しかし、使うかフツー…? リョースは当然対策をしているから、これでも死なないが… #犬界主

そういや、リョースの名前が日本語のカタカナでも、魔法則はふつうに動くみたいだ。音声でもそうだし、文字でもそうだ。そういや『絶対失敗神獣グレムリン』でもそうだったな。そこは、魔法則、融通が効くようで、そこは割りと面白い。しかし、鮒寿司(尾籠憲一)先生、丁寧にネタを拾うよな… #犬界主

さて、ここからが肝心だ。リョース、これをレムレスの奇襲暗殺作戦と誤認した! そりゃそうだろう。生体金庫がそろそろ見つかるであろう今のタイミング的にも、骸者としては、リョースを奇襲の末暗殺すれば、生体金庫攻略を止めるものは誰もいなくなる。骸者は圧倒的優位になる。 #犬界主

つまり? レムレスにはリョースを奇襲暗殺する動機があると思われても仕方がない。民衆はともかく、管理者への奇襲暗殺などしたら、そりゃあ「ロックヘイムの秩序を揺るがす最大級の重犯罪」と見なされても何一つ文句は言えない。協定以前の問題だ。言い訳は一切聞かない。食殺刑執行! #犬界主

あー、そりゃあ、四大神獣、例えば管理者リョースだったら、同じ四大神獣のレムレスだろうが、いざとなれば倒せるのは理にかなっている。しかもこんな真似をされたら、リョースもそりゃ動くわな。稀男の力でどうこう出来ないなら、他の上位存在を利用するのは正しい選択だ。 #犬界主

稀男、とっさのこととは言え、とんでもない危ない橋を渡ったし、剛腕の力技にも程があるが、確かにこれが最適解だった。サエナの仇を取ってやった! (おそらく今は療養中とはいえ生きてるけど) #犬界主

さて、後は稀男たちが着地に成功するかだ。リース、頑張れ…(まだ廃棄場でルーサーにドヤ顔をしているソロモン)(ショック態勢で伏せている井戸の連中)(ロマンティックで劇的なシチュエーションなので、ハッピーエンドを祈っている純子)(それぞれのいろいろなシーン) #犬界主

うまいことネプリの水たまりに着地するリースの障壁! 衝撃を吸収! まだ残っている衝撃に耐える! 全力を尽くすリース! そして…体中の力を込めて…軟着陸! 生還! #犬界主

リース、頭の中真っ白になって放心している。性的絶頂にも似た感覚。大丈夫であろうか(生殖行為ではないのでアトン=イブの戒律的にはおそらく大丈夫であろうが)。全力で皆を助けられて満足げな表情になっているリース。稀男、それを見る。何かのスイッチが入った。純子の。 #犬界主

ロマンティックで劇的なシチュエーションがハッピーエンドで終わり、リースへのいとおしさが湧き、そしておそらくリースからのいとおしさを感じたせいだろうか。純子、遂に、ロッカーの封印が外れる。井戸の連中、おびえて逃げる。あー…これはたぶん、次回は脳内稀男会議で大変であろう… #犬界主

稀男、そういえば落下させた、オリハルコン剣二刀流の防衛用の車両型ゴーレムの残骸を示す。あのオリハルコン剣、持って行っていいよ。得したな。的なことをオニオングさんに言う。すると…オニオングさん、寂し気な笑顔で、グラサンを掛け直してしまう。稀男、難しい顔で、立っている… #犬界主

稀男よォ~。そういうことじゃねーんだよ。オニオングさんはおそらくは本当に善意でやっていたので、オリハルコン剣が取り分だとか、そんなのは本質じゃねーんだよ。そういう風に解釈を明示的に定着させるんじゃねー。 #犬界主

稀男、人間関係をまた軽量化した。ドヴェルグ人とニス、ホステスと客の関係にシフトしてしまった。オニオングさん、もちろんある程度はホステスと客の距離感だったんだろうけど、ある程度はマジで対人コミュニケーションをやってたと思うんですよ。そう思うと、ツライ… #犬界主

だが、差し出されてつながれた手まで丁重に外すの、稀男、人間不信が過ぎる。オニオングさんの本物の善意、本当に分かっているのか? 肝心要のそこを信じてもらえなかったから、オニオングさん、しょうがないな、と諦めて、またグラサンをかけちゃったんじゃないか? #犬界主

オニオングさんの本物の善意を、そういう形で、無下にしちゃいけないよ。それでもさらに何度でも手をつないでくれる人でないと信じられないのだろうが(稀男にはそういうところがある)(分かる)(後方親友面すんな)、そういうのは、まず、無理なんだからな。 #犬界主

オニオングさん、稀男が「他人の心からの優しさを必要としてはいるが、信じてはいないので、真に求めているとは言えない」と読み切ったんだろうし、そんな稀男に対して、自分が心を開いて接するのが、稀男にとっては逆に迷惑ですらある、と理解しちゃったんだろうな。 #犬界主

稀男「が」伸ばした手を見て感じた有難さと嬉しさ、そして躊躇い。これを、オニオングさんは、今度は稀男「から」感じてしまったのだろう。そして、オニオングさんはこれを理解して、納得して、挙句共感すらしてしまったのだろう。心の同類だから。 #犬界主

分かっているけど信じてもらえていない。心の同類だけど、そういう人間関係しか、最終的には残っていなかった。ホステスと客なら、それもあることだろう。だからこその、その手の人間関係の軽量化を受け入れた形としての、グラサン…これもオニオングさんなりの優しさ…本当にツライ… #犬界主

素朴で雑な形をした、稀男の心象風景であろう太陽。リースが、太陽の光を受けて、輝いている。今の稀男には、ピュアたまではなく、リースこそが、太陽として感じられるのだろうか。稀男の顔は陰に隠れているが、確かに孤独な虚無の色を浮かべていた…『観測塔』、終。 #犬界主

『観測塔』初見実況、終了です。とうとう、成り行きながら、トップ同士で衝突が始まってしまった。これは、近々、全面戦争もありうるのか? あってもおかしくないな。特に骸者にとっては、生体金庫が発見されたら、管理者なんて邪魔でしかないだろうし。稀男お前えらいことしよんな… #犬界主

それにしても、生き残る人、死ぬ人、つくづく時の運でしかないなあ(ピュアたまや稀男とは関係なく。また、たとえ関わりがあっても、どちらも関わりのある誰かの死を止められなかったことがあるしな。ピュアたまはリルリニスの件で取り零しているし、稀男は東郷がらみでよく取り零しているし) #犬界主

ということで、次回、『死の神獣レイス』。確かに、レムレス以上の敵となると、もうレイミアかデュラハンかデカトンしかいない。題名からはレイミアじゃなくてデュラハンかデカトンが出て来るようだ。どっちにしても絶望的なのは今回よく分かったが…どうすんだ…? #犬界主

あと。もう一度。何をさておいても、ゼントちゃん、追悼…いじょうです。ご清聴有難うございました。 #犬界主

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