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読書(2020/5/10):胎界主初見実況ログ(第二部二幕)第十三話(二幕最終話)『死の神獣レイス』(承)

(注:Twitterの該当箇所の過去ログ。誤字脱字等修正済。かなり長いので起承転結に分割)

第十三話(二幕最終話)『死の神獣レイス』(承)

胎界主初見実況。第二部二幕第十三話『死の神獣レイス』。2020/1/25(土)昼の部。 #犬界主

ピュアたまの間。ハオウくん、ガルウの大暴れとユリユニスの死の件を報告していたらしい。少し辛そうな表情。こういうところを見ると、隆慶一郎的一向一揆衆死人いくさ人概念存在であるハオウくんも、人の情けという、人間めいた性質があるんだよなあ、と思いますね。 #犬界主

ピュアたま、「ガルウが居座った時点で避難させておくべきだったな」と言う。そうだよ。ハッグに一言入れとけよ。その辺はいい加減だよなこいつ。お前本当にソロモンヘイムから来た元人間なのか? 人の情けがない…で、バンシーの件はそれで終わり、また説法モードになる。ホンマこいつ… #犬界主

そろそろ時が来る。ハオウくんもいよいよ本番、正念場だ。ピュアたま、何かの記号めいた絵が描いてある本のページを破いて(何の本だ? あと本を破るなよな勿体ない。ピュアたまのことだから知見にしか興味ないんだろうが)、紙飛行機の形に折る。かつて稀男も「運ぶ力」で飛ばしていたよな。 #犬界主

「何かを革新的に創造するには 「外」にでなければならない 廻る輪の外へ」胎界主は「「外」へ出る志向と資質を持つ」が、それでも破滅する。「ましてや胎界物など…」そう言いながら紙飛行機を飛ばすピュアたま。ピュアたまの方は、一体「どこ」へ「向かいたい」んだろうな… #犬界主

しかし。(ドッギャアァーン)壁をぶち抜いて、全ギレしたレイミアが殴りこんで来る! 潰れる紙飛行機! 何処へも行けない! たぶんぎょっとしているピュアたま。稀男のことをまず思ってしまうのがウケる。「自分に匹敵しうる対等の男性」が走馬灯に浮かんでしまう瀕死ヒロインかお前は。 #犬界主

まあ、弟のレムレスが戦死、デュラハンは何か知らんが勝手に了解済、リョースは抗議も聞かず、逆に叱り飛ばされる始末。レイミアの全ギレ、当たり前だわな。ピュアたま、そういうところを傍流として切って捨てすぎる。そんなことしてると傍流が主流に横殴りしてきてメチャクチャになるぞ。 #犬界主

ピュアたまの間、レイミアの爪の一振りで、床がえぐい形でえぐり取られる。ハオウくん、構えるが、ピュアたまが制す。レイミア、完全にバグりキレ散らかしてるし、この成り行きはピュアたまの流れのせいだ、となっている(いや…ピュアたまの意に反した、レムレスの独断専行やろ…) #犬界主

「お前がやったんだっ! レムレスが邪魔だったから 計画に不要だったから」どうだろう。生体金庫攻略戦で、ヴァンパイア戦力も使うんだから、レイミアは一元管理者として重要だし、レムレスは副官兼代理人として、いた方が便利だったと思う(まあレイミアの怒りはそこが本質じゃねーんだが) #犬界主

「分からせてやろうかっ! お前の大切な者も 目の前で消してやろうか」あっハオウくんヤバイ。もちろんピュアたまは「ハオウも必要です! 生体金庫を……」と庇うが、「お前にとって必要なんだろ!」と返されてしまう。まあそりゃそうだ。ピュアたま大困惑。悪いが、ウケる。 #犬界主

「分かりました ピュアにご不満なのであれば協議しましょう デュラハン様にもお越しいただいて……」と時間稼ぎをしようとするが、「デュラハンの名前を出せば私が引き下がるとでも思っているのか」と首を絞められる。そりゃそうなる。レイミアはデュラハンにも文句の一つも言いたいのだし… #犬界主

「ここまでやってきたのです 貴女の一存で決められることではないでしょう」ピュアたまっテメッコラー…言い方ってもんがあるやろ…そういう逆鱗に触れる正論、それなりの信頼か、あるいは脅威があるから通るんであって、お前両方とも持たねーじゃんよ。そりゃあレイミアも聞かねーよ… #犬界主

ピュアたまは、圧倒的な情報格差で死の四大神獣たち相手にアド取ってるだけで、物理力はないから、脅威じゃない。ぶっちゃけ、デュラハンの力のケツモチがあるから、生かしてもらってるし、残念ながら利用もされているだけだ(酷いこと言ってるなとは思うが) #犬界主

と…そこに、正にそのデュラハンが来た。ピュアたまの運ぶ力がデュラハンを運んで来たとも言える。運が良かったなピュアたま…と言いたいところだが、そんなご都合主義の漫画でもないだろう。デュラハンにもここに来た何らかの動機や都合があったと考えられる。何だろう? #犬界主

「……まさか「全命」で向かわせたのか? レムレスに命を分けるように……」デュラハン的には、レムレスはその辺の保険は当然かけていたものだと思ってて、余裕こいてデカトンと軽口叩いていたのだろうが、レムレスが稀男をナメきっていて全命で死んだ可能性もありうる。だとしたらアウトだ。 #犬界主

もちろんそこはレイミアもバカではないし慎重だ。「ちゃんと伝えたわ……お蔭で命拾いした……明日には復活する」とのこと。(稀男的には、サエナの仇は取れていない、ってことになっちゃうが)それでも、レムレスの命が半分失われた時点で、レイミア的にはもう既に許しがたくなっている。 #犬界主

レイミアは言う。「お蔭でようやっと目が覚めたわ 私はまだこいつを舐めていた」元はピュアたまを利用しようとしていたが、そのうちその力に依存するようになっていたし、そのことに気付いていた。しかし殺したら何もかもうまくいかなくなる。そう思うと殺せなかった。だが… #犬界主

ピュアたまを利用しようとしたやつらは、こうやってピュアたまに依存し、殺せなくなり、いつの間にか主導権を握られて、逆にピュアたまからの利用価値がなくなったら捨てられたのだろう。そうレイミアは読んだ。(今回稀男に接触してピュアたま情報をリークしたいやつもそういうあれか?) #犬界主

レイミア、相手は本家本筋ながらも、一応は対等な、話も分かる、通じる同格として、警告してやる。「もう手を切るべきよデュラハン」まあそれは本当にそうで、ピュアたまにとってみれば骸者も悪魔も絶滅して欲しいだろうしな…ナックラヴィー内蔵録音機で話したことを信じるなら… #犬界主

デュラハン、「切ってどうする? その先は行き止まりだぞ」という。うーん? デュラハンはものすごーく用心深く、頭も回るやつだが、どうやらそこまで用心深く頭が回らないと見えてこない、骸者の将来が、その行き止まりが見えているらしい。どういうことだ? #犬界主

そもそも、「悪魔たちは老化して四大魔王たちもそろそろ死んで部下たちも巻き添えを食らって大幅に勢力を削ぐだろうし、管理者はバテてきており、骸者は待っていれば仲間を増やして勢力を拡大する一方なので、待てばいい」という話では? デュラハン、何らかの理由で、そう思っていない? #犬界主

ともかく、レイミアとしては、レムレスの命半分を犠牲にして手に入れた気づきだ。サンクコスト(埋没費用)は多いが(基本的には潜水艇部隊はデュラハンの持ち出しだからレイミア的にはそこまででもないのかもしれんが、身内のレムレスの命半分は捨て置けない)、ここで手を引く。そう言うが… #犬界主

『死の神獣レイス』初見実況、昼はいったんここまでとします。実は次のページから、大きな事態の進展があって、だいぶ話が違って来るんですよ。でも、ちょっとここで区切った方がいいな(読んで実況している俺もバテてきたし)夜に続きが出来ればいいのですが… #犬界主

ということで、ご期待ください。ご清聴有難うございました。 #犬界主

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胎界主初見実況。第二部二幕第十三話『死の神獣レイス』。2020/1/25(土)夜の部。 #犬界主

レイミアは、レムレスの件もあって、もうピュアたまの計画に巻き込まれたくない。手を引こうとするが、そこでデュラハンは自分がここに来た本当の理由を語る。ピュアたまの計画の重要な一里塚。ポイントオブノーリターン。そう、「生体金庫が見つかった」! マジか! #犬界主

実に楽しそうにおどけだす道化めいたピュアたま(こいつ…)デュラハン、報告を続ける。「ヘヴの沖合に流れ着いた……いや 運ばれて来たというべきか」この場に運ばれてきたのはデュラハンだけではなかった。生体金庫もだ! 「リョースが発見するのも時間の問題だ」もう引き返せない。 #犬界主

レイミア的には容認しがたい流れだが…デュラハン、レイミアに、妙なことを言い出す。デカトンと話していた、稀男をピュアたまの邪魔に使う話だ。しかも、ピュアたまの目の前で。細かい作戦まで立て始める(おいおい)急に動きが止まるピュアたま。アカン気配を感じ取ったようだ。 #犬界主

「例の狩り場」「招待」あっ、これは、稀男の行先、デュラハンの仕掛け、ということか? そもそもピュアたまの情報を持っているソロモンヘイム出身者自体、実際には存在せず、稀男を罠に引きずり込むための偽情報だった。ということか? マズイ! #犬界主

しかも送り込まれたのはデカトンだ。ピュアたまの独自の話術が効かない。あー、リョースみたくトト=ロック由来の「ことば」の権能、テレパシー通信でもあれば、デカトンであろうが「伝える」ことが出来て、はるかに話は簡単だったのかもしれないが、ピュアたまはそっちは不得手だろうしな… #犬界主

そもそもピュアたまにリョース並みのテレパシー機能があったら、わざわざ司神降臨までする必要はなかったかもしれないし、そんな面倒なことは二の次になっていたのだろうが、ピュアたまの説法が万人に説かれるロックヘイム、それはそれでかなり最悪であると言える(考えただけでもかなり嫌だ) #犬界主

ピュアたまウォッチャー歴数百年のデュラハン、ここぞとばかりの手痛い仕掛け返し。ピュアたまの言い訳を全部一蹴して、ハオウくんを指差して比較して、「そのニスは生体金庫攻略に「必要」なのか?」と問う。ピュアたまが、しかも肝心の口八丁において、追い詰められている…だと…!? #犬界主

ピュアたま、色んな意味で諦めて、本質情報を口にする。「タロット・アスと凡蔵稀男を復元不能にされると ソロモンが暴走してロックヘイムそのものが終わります」もちろん認識ロックがかかっている二人には、本質情報「だからこそ」、全く届いていない。あーもう。 #犬界主

窮したピュアたま、遂に口走ってしまう。「いいえ ハオウは必要ですが そのニスは必要もありません」あー…守るべき一線、それも生体金庫攻略戦と司神降臨という最終防衛線を守るため、稀男については妥協してしまった… #犬界主

レイミア、根負けしているピュアたまを見て大喜び。「アハハハハハ なに? いい気味! なんだかわからなくても 計画に支障のない範囲でコイツが困る事なら なんだってしてやりたいわ!」まあそうなるよな…デュラハンも珍しく、アホ毛を意地悪そうに愉悦モードにさせている。こいつら… #犬界主

アスちんも稀男も、ピュアたまの計画には元来存在しなかったから、「必要ない」のは確かだが、そのままでは計画がぶち壊しになるリスクファクターには違いない。ナントカしたいのだが…そういう説明がそもそも出来ないんだからな。ピュアたまお得意のイソップ寓話的方便は効かないのだろうか? #犬界主

そうそう、胎界主、ある意味で他人を必要としない存在なのだが、こうやって別の干渉者がいたらリスク管理出来なくなって綻びが出て来るような計画立ててたら、そりゃ勝てないよ。そういう随時対応は不得手なのかなピュアたま。さて、これからどうする? 今のこれはかなりマズイ成り行きでは… #犬界主

『死の神獣レイス』初見実況、今日はここまでとします(やや短くてごめんなさい)。土壇場になったところで、今まで超然としていた主流のピュアたまが、煮え湯飲まされ続けてきた傍流の死の神獣たちに、しっぺ返しを食らわせられつつある。マジか。マジか… #犬界主

そりゃあタイミング的にはこうした揉め事はありうる。が、これは、ここでわずかな舵取りを間違えると、全部水の泡になっちゃうやつだ。土壇場の手腕が問われているぞピュアたま。どうするつもりだ? …といったところですね。それでは、また明日、ご期待ください。ご清聴有難うございました。 #犬界主

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胎界主初見実況。第二部二幕第十三話『死の神獣レイス』。2020/1/26(日)昼の部。(夜の部まで行ければ良いですが…) #犬界主

稀男一行。結局、リース、ついていくことになった。骸者殲滅部隊、後ろ盾であった賢者ハインツが消極的になったので、アンブロシアを没収されている。回復出来る治療師は必要だというルーサーの意見は理がある。 #犬界主

稀男は状況をだいぶ警戒しているようだが、もうしょうがない。「もういい好きにしろ 俺は神様じゃないんだ 何があっても責任もたないからな」第一部『無責任飛行』でレックスに詰められた時の話にも似た話だ。 #犬界主

セレ近辺でのゼントちゃんたちパーティー全滅事件のことをアスちんに語っているものと思われるリース。セレの治安に関しては管理者リョースが事後処理するであろうが、リースの表情は晴れない。まあねえ…そんなことしてもゼントちゃんは生き返らないしな… #犬界主

骸者殲滅部隊の隊長であるアスちんは、おそらく「骸者殲滅部隊が、直接骸者の被害を防ぐのとは別のこと(ハオウくん & ピュアたま位置特定クエスト)をしていたが、その時に横で骸者による被害が出ていた」ことを重く見ているように見える。 #犬界主

アスちんの見立てでは、稀男もこういうことを気に病むやつなので、「あとこの事は稀男には内緒に 彼のやる気 流れが削がれる事は避けたいので……」と手を回す。こういうところは案外丁寧にやっているなアスちん。ピュアたまとはえらい違いだ。 #犬界主

ネプリの薄い樹液が滝のように注いでいたが、収まったようだ。モーグ親方、直々に案内してくれている。ハンバーグ先生が契約を切ったからしょうがないが、有難いことだ。 #犬界主

ルーサー、果実好きなリースに、果実の話をして、リースの気を紛らせようとしてくれたようだが、リースは果実の件でゼントちゃんが評価してくれたことを思い出し、逆に辛くなっているように見える。ゼントちゃんのこと、やはり気に病んでいるのかな… #犬界主

さて、場面転換。ピュアたまの間に、ガルウが来る。レイミアの爪痕による床の惨状に怯え、冷たい目のピュアたま、ハオウくん、レイミア、そしてデュラハンに迎えられる。ハオウくんの目を見て、何かもの言いたげな表情になるが、デュラハンを前にするとさすがにビビって言い訳をしようとする。 #犬界主

が…もちろんお仕置きになる。デュラハンの爪をディープスロートさせられるガルウ。食道から血まみれになっている。超痛気持ち悪そう。ハオウくん、「もういい」とか言っているが、デュラハンにしてみりゃ、ガルウに一時的にでも思い知らせて勝手に暴れさせないための当然のお仕置きだ。 #犬界主

この前も思ったが、ハオウくん、ゴア行為やゴア死体は見慣れているのだと思うのだけど、まあそれはそれとして、嫌なもんは嫌なんだろうな…たとえそれが忌々しいガルウへのお仕置きであったとしても…案外お優しいことだハオウくん。大事な話だが、戦場では脆弱性でもあるのだろうな… #犬界主

ハオウくんをもの言いたげに見るガルウ。ピュアたま、ハオウくんを庇うように、そしてガルウの目の前に、しかも横を向いて目を合わせないで立ちはだかる。相手にしない、だがハオウくんはうちの子だ、お前には指一本触れさせない、とでも言いたげだ。度胸あんなーピュアたま。 #犬界主

ガルウ、屈辱と怨恨に塗れた、今にも二人を血祭りに上げそうな表情になるが、デュラハンが爪を鳴らすとまた悲鳴を上げて後ずさる。畜生の習性でおわすなあ。そんなガルウを尻目に、レイミア、ピュアたまから話を聞く。ピュアたまが口にした会議だが、どうもピュアたまに風向きが悪い気配だ。 #犬界主

さて、司神たちの三つの連なる真の名は、解析は出来たものの、口にすると『たましい』に喰われるほどの存在侵蝕を引き起こすという。あれか、自分の中の『たましい』の扉から司神がドバーとやってきて、ただの全開の扉になって、人間らしい人間としては消滅する、みたいな話か? #犬界主

前回の大惨事は、召還者は侵蝕された「たましい」に喰われ、無制御になった司神が暴走の末、飽きて還っていった、というプロセスだったのだという。真の名を呼ぶだけでも発狂。クトゥルフ神話めいて面倒だな。だから、ピュアたまは真の名を知っているが、記憶に認識ロックをかけたのだという。 #犬界主

レイミアはこれを信じていない。「嘘ね 全部がデタラメでないにしても 嘘が混じってる 情報を全て吐き出せば 自分の利用価値が半減するものね」そうにべもなく言い放つ…が、ピュアたまは動じない。「これは仮説ですよ ではピュアの利用価値が半減する仮説もひとつ」こいつ… #犬界主

神獣石には記号めいた傷がついている。これを手掛かりにすれば、並の人間でも司神を召還できるかも知れない。(「ソロモンの計らいだったかもしれません」のくだりは認識ロックで聞こえないだろうが、文脈に影響はない) #犬界主

レイミアがピュアたまのことを気に入らないのなら、他の胎界主でやらせればどうだ? そう煽るピュアたま(ホンマこいつは)。苛立って表情筋を痙攣させるレイミア。だが、デュラハンは冷静だ。司神を降臨できる確率を考えれば、ピュアたまに任せるしかない。 #犬界主

ピュアたま、捨て神獣石を使って、試しに司神を降臨させる実験を行おうと言い出す。レイミア、ぎょっとする。学者としては実験はそりゃやるだろうが、ことは司神案件だ。こんなもん管理者リョースがスルーするはずがない。何せ大惨事の再現なのだから。 #犬界主

デュラハンはそれでも「好きにしろ ただし我々の厳重な監視下でな」「ほどほどにさせる」とか言い出す。じゃあそれはしょうがない。だが、レイミアの気分は収まらない。 #犬界主

レイミア、ハオウくんに絡み出す。「さっきまで震えて固まっていたけど 生体金庫を前にして 立ってられるのかしら?」うわっウゼエ。だがまあそうか。案外コイツ心に人構しい脆弱性があるみたいだからな… #犬界主

だが、ハオウくんは「「耐えろ」と命じられ 「任せろ」と言われた ならばその様に運ぶだけ 俺ごときが動かずして事は収まる」と言い放つ。本当コイツ、ピュアたま以外の偉そうな相手には、死の四大神獣だろうがまるで怖気付かないし、敬意も払わねーな… #犬界主

「だが 今度ピュア様の胸ぐらを掴もうものなら この腕を切り落とす」うわーん。ハオウくん怖いよー。こういうやつだよー。レイミアも鼻白んで、護衛にガルウと復活したレムレスもつけてやる、と言い出す。まあ監視と抑止も兼ねてだろうな。 #犬界主

ガルウ、レイミアに八つ当たりでズタズタにされ、復活しては腹を見せて服従を表し、罵られ、レイミアのいうままに去っていく。本当に存在級位低い… #犬界主

入れ替わりにハッグがやってくるが、ハッグはガルウに挨拶すらしない。BUZAMA…去っていくガルウ。ハッグは独りごちる。コイツは必要ない。だが、自分はまだまだ「必要」だと。 #犬界主

さて、作戦、次のフェーズ開始だ。ハッグもハオウくんも準備満タンだ。ピュアたま、レイミアに「私怨私情で計画を壊す者は まだここに立っていますか レイミア様」とダメ押しをする。こーいーつーはー… #犬界主

だが、レイミアもバカではない。「例のニスの処理 異存ないわよね?」と、ここぞとばかりに反撃する。ピュアたま、「もちろんありません」と答える。(実際には歯噛みしているが) #犬界主

ピュアは言葉を続ける。「ただピュアは 同じ運ぶ力の胎界主として 話してみたかっただけですから 会って話を…」と言い、そこで言葉に詰まる。 #犬界主

(あぁ これか……ピュアにもまだ こんな心が残っていたのだな)と気付かされるピュアたま。大昔のササヤンさんの時と似た心境。絞り出すように吐き出す。「ただの 私情ですから」 #犬界主

『死の神獣レイス』初見実況、昼の部はここまでとします。ピュアたまにも私情があった…確かにピュアたまに私情があるとしたらこんな私情なのだろうが、ササヤンさんの言うとおりだ。ササヤンさんスゲーよな… #犬界主

ピュアたまの私情、ピュアたまにも今の今まで自覚がなかった。ピュアたま、大きな主流は見えても、傍流よりもちっぽけな中洲は見えてないし、何より自分自身のことが見えてないのだな… #犬界主

まあ、ハオウくんにすら未だに私情があったんだから、ピュアたまにも、私情、そりゃあありますよね。そこはちょっと面白い。ということで、また来週、ご期待ください。ご清聴有難うございました。 #犬界主

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胎界主初見実況。第二部二幕第十三話『死の神獣レイス』。2020/1/27(月)夜の部。(1/26(日)夜の部が出来なかったので、延期ということにして、今やるのだ、と思って下さい) #犬界主

ピュアたま、稀男のことになると、葛藤を示す。レイミアは「困ってる困ってる」と愉悦モードになっているが、デュラハンは別のことを考えている。ピュアたまは「試験」召還とか言ってるが、デュラハンにとっては「この闘いは「本番」しかない」。 #犬界主

生体金庫攻略の最終決戦を行い、死の司神を降ろし、ピュアたまを倒す、そこまでがデュラハンにとっての「本番」であり、全てを捧げるに値する乾坤一擲の賭けだ。それさえ成し遂げれば、リョースや悪魔との生成世界間戦争など「遊戯」に等しい。そういう認識だ。 #犬界主

いや、果たしてそうか? 骸者、大昔に大惨事で死の司神のバフが常時効いていた頃も、悪魔のベリアルや六王にボコられて復活してはボコられて、という感じではなかったか? じゃあ、その時と同じになるんじゃないの? それともその悪魔の弱体化が迫っている今だからこそ、ということか? #犬界主

それともあれか、デュラハンが昔から恐れている、「変わらない骸者(や悪魔)を、変わる人間(中でも胎界主、特にピュアたま)が、いつか超えていく日が来る」という事態に対し、何らかのさらなる突破口、別解を企んでいる? (ここからしばらく私の仮説になります。違ってたらごめんなさい) #犬界主

仮説1.ピュアたまの司神降臨を横取りして、何か転用を目論んでいるのか? 例えば、ピュアたまから司神の真の名を全部吐き出させて、覚えて、認識ロックで忘れて、適切な状況下で任意に思い出して、穴を固定して任意の司神をホイホイつまみ食いして、骸者のために使役したりするとか? #犬界主

任意の司神の力を任意にホイホイつまみ食いして、骸者のために使役出来るのだとしたら、まあ「何でも出来る」んだが、ロックヘイムは完全に、主に死の司神と、あと断片的にその他の司神に汚染されるし、ソロモンはそんなの超迷惑だろうから、ロックヘイムを更地にしてでも絶滅戦争になるよな… #犬界主

仮説2.それとも、実はピュアたま、トト=ロック・カードに記された22の部分的に解明されているやつ「以上の」情報があり、そいつを使ってさらに未知の力を得ようとしていたりして、実はデュラハン、それに気付いていて、逆にうまく横取りしようとしている? #犬界主

まさか、仮説2-1.『世界XXI』の四大司神の中央に在る何か…? あるいは、仮説2-2.<原典>由来の「たましい」そのもの…? 特に「たましい」をホイホイ操作できるなら、そりゃあ任意の司神の力を任意にホイホイつまみ食いするのと同じくらい、あるいはそれ以上に「何でも出来る」訳だ。 #犬界主

ひょっとして、ピュアたまが死の司神以上の未知の力を引き出そうとしていることに、デュラハンは薄々感づいていて、これをも横取りして、「成長しない死の神獣が、進化・発展していく人間を、それでも超えていく」ための資源にして、これを死の司神のバフにさらに上乗せしようとしている…? #犬界主

もし、死の司神の主神の四大神獣たるデュラハンが、任意の他の司神の力や、何処でも行ける、何でも創れる、胎界主としての「たましい」をも手にしたら、並の胎界主は太刀打ちできないだろう。デュラハンら骸者は、胎界主ら人間をも、悪魔をも、妖精をも妖魔をも、遂に真に圧倒できるだろう… #犬界主

あと、デカトン、超困惑するだろうな。ファントムとドローネも二度と起き上がれないだろう。レイミア? レムレス? ガルウ? どうでもいい。お話にならない。デュラハンが権力闘争に熱心だとは思わないが、邪魔しないなら構わなくとも、邪魔なら何一つ容赦しないやつだろうしな。 #犬界主

まさか、デュラハン、そこまで考えている? そこまで具体性のある話でもない?(仮説ここまで)さて、デュラハン、レイミアの話を聞いてなかった。生体金庫攻略戦の話だ。そっちはもうピュアたまに聞かれないところでやった方がいいやつだ。ワープゲートで去っていくデュラハンとレイミア。 #犬界主

んで、デュラハンやレイミアに聞かれないような話をしたいのは、ピュアたまの方も同じだ。ピュアたま、ハッグに、バンシーたちのヘヴの隠れ基地からキナモムムへの亡命「ではなく」アスちんと稀男の救出を最優先せよと言う。「彼女達は放っておいていい」怪訝な顔をするハオウくんとハッグ。 #犬界主

「彼らが命を落とした場合 計画は白紙だ」あー、まあ、確かにソロモンがこれをされてキレたら、ロックヘイムごと全部ぶち壊しにはなるわな…ピュアたまも、ソロモンがいる限り、自分の計画がそのまま行かないであろうことは、さすがに理解しているようだ。 #犬界主

当然、これがピュアたまの命令だと知られてはならない。ピュアたまが「彼らの味方だと誤解されたら」(確かに味方じゃないんだよな。稀男とは会って話をしたいのは確かだが)、デュラハンやレイミアは「是が非でも殺そうとするだろう」。(あと稀男もキレて、死地であろうが絶対にゴネるわな) #犬界主

最悪、どちらかが死んだ場合、ハッグと「懇意にしている魔王の元で一からやり直しだ(神獣石のサルベージは困難を極めるだろうが…)今回の神獣石入手は断念する」それは即ち、生体金庫攻略戦からピュアたまが手を引くことを、そして肝心のロックヘイムでの司神降臨の中止をも意味する…! #犬界主

「方位は正しいが距離までは知れない 失敗ではないが ロックヘイムでの続行は厳しいものになる」あくまで司神降臨はどれほどかかってもやるが、目の前の道が死に筋だったら、直ちに放棄して、効率が悪かろうが何だろうが、ソロモンヘイムで別の手を採る(あくまでどうあっても諦めない…) #犬界主

ハオウくん、やはり私情はある。ピュアたまにすら未だに私情があったんだから、ハオウくんにも、私情、そりゃあありますよね。「ハッ……ハナさんやバンシー達も」(ソロモンヘイムまで脱出させて欲しい)。切実な願いだ。 #犬界主

ピュアたま、「ん? あぁ 余裕があれば一緒に避難させよう」と言う。あー、これは、余裕があれば助けるのは構わないが、そうでないならふつうに見捨てる、という程度の距離感で言ってるんだろうな…本当にそうなったらどうなるんだろうか? あんまり考えたくない状況だ。 #犬界主

この回答で安心しちゃったハオウくん、直ちにピュアたまの命令を承る。「ピュア様を信じていれば 説明など要らぬ」ハッグはそこまで割り切れない。「要るよバカ!」まあそうだね…ピュアたまはそれでもちょっとだけ説明してくれる。「大惨事の再来 いや多分 それ以上かもしれない」 #犬界主

ハッグは賢いので、どうやらアスちんと稀男に、とんでもない秘密が隠されているらしいことを察する。「ピュア様 ご説明を 一体何が起こるんです?」「ピュア様を信じていれば 説明など要らぬ」話に割り込まないでハオウくん…「要るよバカ!」ごもっともだよねハッグ…ピュアたま、ため息。 #犬界主

「うん……「その時」が来れば分かる これ以上は説明出来ない」まあソロモン案件だからな。今説明してもおそらくこの二人だと認識ロックかかっちゃうからな。でも、見りゃあもう、嫌でも分かるだろうね(というか、その場に居合わせたらメチャクチャな目に遭うやつだが…) #犬界主

ピュアたま、もう一つ紙飛行機を作り、飛ばす。「数種の力 アカーシャ球体を込めた レイミアの「遮る力」を破り 方位を示すだろう」ピュアたま、やっぱお前、本当は「運ぶ力」と「正す力」以外にも持ってるよな!? まだまだ隠し玉はたくさんありそうだ… #犬界主

ピュアたま、去っていく二人を見送りつつ、ソロモンに毒づきながら、骸者の黒ずんだ手ではなく、綺麗な人間の手をむき出しにする。そして、ピュアたまの間にレイミアが付けた傷跡を、ゆっくりと消していく。身体操作能力もそうだし、物体修復能力もそうだし、あと何を持ってるんだ? #犬界主

ピュアたま、レイミアの暴威によって潰された、最初の紙飛行機を見て、手をかざす。何処にも行けなかった紙飛行機、消滅する。運ぶ力の象徴である紙飛行機、その他の力によって簡単にメチャクチャにされる、そうなったらそれはもう何処にも行けない、行き止まり、死に筋、ということか? #犬界主

「それでも迎客準備は整えた 君に託したよ 稀男くん」オッ。邪魔な主体としてのソロモンだけではなく、託する主体として、稀男を意識している。ちゃんと他人を必要としている…(し合っているかは別として…)そこは大したものだ。だが、稀男がそう動いてくれるだろうか… #犬界主

『死の神獣レイス』初見実況、ここまでとします。今回は、実況をちょっと離れて、「実はジリ貧らしい骸者勢力に対するデュラハンの起死回生の策、一体どういうつもりなんだろう」ということと、「デュラハンが横取りしようとしているピュアたまの企み、何なんだ」ということを考えていました。 #犬界主

まあ、上に挙げた仮説群(任意の司神の力を任意にホイホイつまみ食いするor四大司神の上位存在の力をホイホイつまみ食いするor<原典>由来のたましいの力をホイホイ操作する)のどれかかも知れないし、違う可能性も高い。何が正解なんだろうな…まあ読み進めてのお楽しみですね。 #犬界主

それでは、また後日、ご期待ください。ご清聴有難うございました。 #犬界主

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