日記(2020/10/21):興味のあるジャンルは小難しいジャンルだが、執筆中は楽しいが、編集中は楽しくないのが困る
(画像は加藤礼次朗の漫画家HOWTO漫画『めぐみの春』。Kindleで買えます)
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知りたがり屋なので、分からないことを分かろうとするのが好きです。
自然と、「知らないジャンルや小難しいジャンルに挑戦して理解していく」ということをしてしまいます。
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で、そのテンションで大雑把な文章を書く内はいいんですけど、いざ編集して成型する時に、「うがっ」となることがあります。
書いてる最中はテンションは高いが、編集時にはテンションはそれほど高くない。だからこそ冷静な目で振り返って直していけるのだが、つまりは
「テンションが高い時に書いた文章は、冷静な目で見た時に、ある程度は没にせざるを得ない」
ということです。
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特に、未知の未解明のジャンルを解読していく場合は要注意だ。
自分がそういった資料を読み込むうちは、ただでさえ疲れるんですよ。
テンションが高くないとそもそも乗り切れない。
それを読解して書き留めた原稿を、冷静な時に読むと、書き留めたはいいが咀嚼が足りなくて、やはりまだまだでかく固い肉の塊なので、メリメリと疲れ果てていくんですよ。
そんな文章、テンションが低いうちに、読み返したくねえ。
さらに食べやすく切り分ける気力もねえ。
編集としての俺は、それが役目でしょ。と言われるだろうが、そもそも訳が分からないんだから、付き合ってられない。
もちろん、読者としての俺も、5秒で逃げたくなる。
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そんなわけでー、Evernoteのコラムの原稿は溜まっていくものの、咀嚼が足りてねーんで、自分すら読み返せねーんで、掲載出来ねーんだよな。困った。
俺自身、丸1年もの非常時作業を終えて(前職のプログラマだったら自分の故障を強く疑うべき時期だ)、疲れ果てているんですよ。
そういう疲れ果てた心身で受け付けない文章があったら、それは「小難しすぎる」んだ。もっと咀嚼しなければならない。
だが、咀嚼する元気がないんですよ。劣悪な編集しか出来ない。繰り返すが、困った…
(あるいは、そもそもの題材を、小難しくないやつにするしかないように思う)
これはまたこの先の宿題ですね。やっていきます。
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