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トイレ小屋造り

細々やっております地元の山開拓事業。

noteの更新は細々どころではなく
完全に切れておりました。

山開拓の目的はプライベートキャンプ場造り。
前回は薪棚を作製。

さて,ついこの間まで学生だった我々も,
いつの間にかアラサーと呼ばれる年齢になり,
中には既に妻子持ちになった者もいる。
まさに光陰矢の如し!

そんな中,しみじみ思うのは
このような活動を気持ちよく続けていくためには「パートナーの理解」が必要だということ。

そう,我々が目指すべきは
パートナーと一緒に楽しめるキャンプ場なのだ。

その第一歩として
今回は女性でも安心して使用できるトイレ空間を創りたい。

ではまず,トイレの検討から。
キャンプ場には毎日人が来るわけではないので,とりあえず災害用のものを採用。

水洗式!

この時点で「ポータブルトイレ?は?無理無理。」と思われた方がいらっしゃるかもしれませんね。
そんな方は今回対象外です。いつか下水道設備が整うまでお待ち下さい。

とりあえず徳島の女性はこのトイレに抵抗がないと仮定(期待)し,次に行きます。

安心空間を作るためには
安心できるような囲いが必要。
そこで,トイレ小屋を建てることにする。

まずは束石(つかいし)。
沓石(くついし)とも呼ばれる。
違いを知ってたら教えてほしい。

ホームセンターで1個1000円前後で購入可能だが,今回は真心こめた手作り束石を使用。

作り方は簡単。

コンパネで型枠を作製。

次にコンクリート。
一般的な配合比率は
セメント︰砂:砂利 = 1:3:6 らしい。

実際この比率で作るとスコップで混ぜるのがかなりしんどいので砂利の比率はほぼ3くらいに。
トイレ小屋くらいなら強度的にも問題ないはず。

コンクリを枠に流し込み,
コーナン藍住店で買った羽子板を刺して,
待つこと数日。

できあがり。
なんだか愛くるしさすら感じさせます。

では,キャンプ場にて基礎づくり。
レベルとって適当に均し,束石を置く。
並んだ姿もキュート。

小屋の柱は建築廃材。
こう見えて我々はエシカルな集団。
takちゃんのツテで近所の取り壊したお家の柱を入手した。

丸鋸で適当な長さに加工。

壁は製材屋で大量に買った背板
(木を製材した後の外側の部分)を使用。

因みにこれはヒノキ。香る。

外皮そのままで壁に使えたら味があって良いのでは?と考えたが,
虫食いやカビで木材が痛んでしまうらしいので剥くことに。

ざっと剥いた。既に虫食いが...!

実はこの皮剥きと製材,
地味〜に結構な時間がかかった。
なんとか必要枚数は完成。

薄皮も剥いたほうが良いんだろうけど
これ以上は心が折れそうなので今回は良しとした。

さぁ役者は(大体)揃った。
建てるぞ〜

音などに配慮し,キャンプ場の隅っこに建造。
今度,音姫付けようかな。
川のせせらぎ音がすごくピッタリな場所じゃないか。

床板を貼る。
続いて壁。

キレイに製材したつもりだったが若干隙間ができてしまった。
クレームが出たら対応しよう。

屋根はガルバリウム波板で。

うん,悪くない。

後日,扉も設置。

大分完成形に近づいた。
取っ手はその辺の枝を使用。

あとは外壁に防腐剤を塗って

(ほぼ)完成。
図らずもログハウス調。
雑なところも含めてワイルドな感じに仕上がりました。

さて扉は,

パカッ

バタン。

うん,素人仕事にしては悪くない出来。

こちらは実際の使用イメージ。
※私の娘ではありません。

本格的に使うなら
ライト付けたり上の隙間に網貼ったりしないといけないけど,とりあえず今回はここまで。

という訳で女性の皆さま
安心して使えるトイレができそうなので
ぜひ我々のキャンプ場へお越しください。

次回,ついに小屋造り?

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