進んでいない感じがするから本に頼る
引き続き次の仕事を探している。
エージェントには、今までと同じような希望を伝えている。
やっぱり好きな業界の仕事には自分で応募もしている。
けど、それだけじゃ足りない気がして、でも具体的にどうしたらいいかわからない。なんとなく不安。なんとなくモヤモヤする。
時間がある。
映画と本に頼ることにした。
いわゆる名著を、読んだことないから、せっかくだから読んでみようと思った。ゆるゆる、ガツガツ、どっちかわからんけど、読んでいく。
「道は開ける」Dale Carnegie
第二章まで読んだ。人生全体どうしたらいいんだ、に少しヒントを与えてくれる気がしている。
第一章
"1日ごとに新しい人生を始めよう"
"今日1日を生きるだけ、昨日のことは忘れ、明日のことは気にしない"
"年2万ドル稼いでいた自分が、喜んで週30ドルの仕事をする"
"CARPE DIEM"
"昨日はただの夢 明日はただの幻"
"今日をよく生きることは すべての昨日を幸せな夢に変え すべての明日を希望に変える"
仕事中、しんどい時、とにかく1日、1日を乗り切ろうと思ってた。
それで、なんとかなってた時はそれでいい。でも。それで立ち行かなくなる時が来たら、それは辞める時。逃げる時。
でも、過ぎたことは変えられない、明日のことは明日悩めばいい。仕事をまた始めたら、きっとまた心に響くだろう。
第二章
"リラックスして心配することを忘れる"
"その心の平穏から新しいエネルギーをもらう"
最悪を想定して、受け入れて、改善を考える。
これも良く仕事の時に考えてた。最悪、クビにはならない。最悪、給料も減らない。じゃぁきっと何かよくする方法はあるはず。なんなら明日の朝上司に相談したら、あっさり解決するかもしれない。とか。
私も今、不安でしょうがないけど、不安不安って思ってても、何もことは良くならないから、なんとかなるやろ、やることはやってるんやし、なんならもっと動くために、すでに動いてるやんか、って心の平穏を得ようとしてる、それがプラスのエネルギーになるはず。
「考え方」稲盛和夫
"人生は心に描いたとおりになる。"
"強く思ったことが現象となって現れてくる。"
"良い思いを描く人には良い人生がひらけてくる。"
"長いスパンで見ていくと、その人自身が思い描いたとおりになる。"
"純粋で綺麗な心を持つことが大前提。"
重鎮的な経営者の著書だからもっとドライな感じかと思ってたら、意外とスピっぽい感じでびっくりしてるけど、人生を思い返すと、真理をついていると思う。純粋にまっすぐ思い続けていると、きっと叶うものだろう。
仕事論に関しては、ちょくちょく「寝る間も惜しんで必死に働いた」みたいなことが書いてあって、そこには同意できない自分がいるけど、別に突っかかる必要もないか。
”運命を変えていくのは、私たちの心”
”心の様相次第で人生の色彩はいかほどにも変わる”
上のことと同じだけど、これって、今の就活においても、「そりゃやったことはないけど、こういう経験を生かして、やってみたい」とは言えるんじゃないだろうか、って思った。基本がポジティブな自分には、同意しやすい本やなと思う。こういう本は、素直に読む。穿った目で見ない。
「職業としての学問」 Max Weber
上記二つとは全然違うけど、違う時代の違う国の本を読むことで、普遍な何かが見えるかなと思って読んでいる。
運とか、あるよね。
「立ち直る力」 辻仁成
本屋で立ち読みしたんだけど、思った以上に素直な言葉の力があって、これはお金を出したいと思ってしまった。肯定し、鼓舞する。自分にも、息子さんにも、そして読者にも。辻仁成の本って読んだことないんだけど、少なくともこの本のありのままの言葉は、結構刺さる。(マーケティングに関わる人間としては、この「刺さる」っていうのは「心を動かす」と同じくらいとてもとても大事なことだと思っている。)シングルファザー、しかもフランスで、って結構大変そうな人生ぽいから、余計にそう思うのかな。世界のどこにいる人も、楽しいこと、苦しいこと、色々あるよね、1日の中でも、人生でも。
今のこのまさかのニート期間を、長い目で見たら、あーなんでもなかったわ、もしくは、人間的には、人生的にはちょいプラスやったかもな、って思えるようになってたい。(もしかしたら意味不明なくらい大きな変化になるのかもしれないけど。ぜひいい意味でそうであれ。)そして、いいタイミングで、フルタイム正社員でまたバリ!くらいのいい感じのノリで働く。ほんとに自分の社会人生活はBounceだらけで、(立ち読みした「仕事は楽しいかね?」の本に”Bounceをバカにしないでくれ”ってあったんだけど、ほんと心底同意、共感で、ぜひ自分を表す言葉に加えたくなった)なかなかわけわかんないけど、それでもやっぱりどこかの会社員として、数ヶ月後にはえっさほいさまた働くことを想像している。できれば日本と海外を繋いで、できればスポーツを活用できるところで。いい感じの人たちと、人生見失わないくらいのペースで、自尊心失わないくらいの待遇で。
ちなみに、映画は「マイインターン」を見てる。
誰かを喜ばすことは、別にすごい商品を作ることでも、泣かせる動画を作ることだけでもないんだなって、心を浄化させている。
やっぱ本読むのって、なんか良いな。
走ったり筋トレしたり料理したりもそうだけど、仕事に忙殺されて、今までしたくてもなかなかできてなかったことが、ちょっとでもできてて、それはそれで幸せなんだろうな。もっと言えば、めっちゃちっさいけど、ずっと出してなかった不燃物のゴミをようやく出せたことで、すでに朝から私の今日の1日はもう完璧。
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