久々に映画館で映画を見た

金曜は会社の人とゴルフで結構無理矢理だったけど有給を取っていた。なぜこのタイミングで有給!みたいだけど、前々からOKしていたゴルフだったからしょうがない。ゴルフ自体はとても楽しかったし(4月のくせに寒かったけど)サクサクっと想定より巻きで終わった。うちに帰っても、なんとなくまだ時間があるぞ、、、ということで、よっしゃゴジラ見に行こ!と母親が大絶賛して気になっていたゴジラがちょうど40分後くらいにやってるってことで、即チケット予約してダッシュで映画館へ。
ゴジラシリーズ見たことなかったんだけど、まぁそんなことはどうでもいいか、と思い、しかも、やってるのがIMAXしかなかったから、ゴルフ後で頭疲れてるのもあって、価格差とか無視して(600円くらい高かったはず)、いいの、有給だし金曜だし!とIMAXで予約。

いや、IMAXのオープニングからして600円の価値があった。既に。なんだあのかっこいいイントロは。全面スクリーンになって、何かすごいCGやらサウンドやら画面にぶちかましてくる。期待しかないじゃないか。

細かいストーリーを書くのは、ネタバレがどうのとかなるから避けるけど、まぁとにかく良かった。私は映画館で映画を観る理由の大部分は、何か迫力を感じたい、派手な何かを見て日常から完全に離れる数時間を得たい、という没入感や非日常感を求めてのことなので、この点において、この映画は完璧だと感じた。ストーリーは、正直予想つくとこもあったけど、その希望がまたエンタメとして私はすごく好き。ただでさえ日常はままならなく、思い通りにいかず、辛いこと悲しいこと理不尽なことがあるのだから、映画の世界では、願った通りの華やかで幸せな何かを期待したいから。その凄まじい迫力や、繊細さ、音もビジュアルも、圧巻の迫力でただただ満足。
ゴジラのあのテーマソングが現れる瞬間も、エンドロールの不気味な怖さも、めちゃめちゃ好きだった。
航空機やでっかい船や軍艦みたいなものも個人的にはかなり好きな方なので、出てくるもの全てに目を奪われてた。

話がわからなくてもすんなり見られたし、久々に邦画を映画館で見て、字幕を追わない没入感もあったかもしれない。(邦画を映画館で見るのは正直ジブリくらいしか最近はなかった気がする)

映画館ですぐビービー泣く私は、案の定よくわからないタイミングで泣いてたし、怖いシーンのたびに3cmほどお尻が浮いてたし、このやや空いてたタイミングで見に行って良かった。結構感動しちゃったよ。諸所。

誰かを守れるように強くなりたい、とも思ったし、起きている全てのことに意味がある、とも思った。
生きているからには、何かしら信念があるべきなのかな、とこの平和な世の中じゃ思いづらいことも感じたし、時々、なんで生きてるんだろう、とか思うこともあるけれど、いやいや、何とぼけたこと言ってんだ、しっかり生きていくぞ、とも思った。単純なので、映画で語られたことは、勝手にちゃんと胸に刻んでしまう。とにかく、ここ最近で見た映画の中では圧倒的に1番好き。いいとか悪いじゃなくて、好きだ。人にも勧めたいと思うもんね。(今更映画館に行って見てね、というのはタイミング遅すぎて憚られるが)

万人受けだと思うし、そうそう、映画ってこうだよね!と思えるし、ハリウッドのアクション大作??とかに勝る、日本の映画も超かっこいいじゃん!!って思えて、ハッピーだった。

そしてさらに偶然映画館の近くで働いている友達もフレックスで早く仕事が終わってて、サク飯までして。
え、3日分くらいを1日で遊びきったぞ、という満足感のある有給だった。

久々に映画館に行ってみたら、いいことあるかも。ね。

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