見出し画像

54-71という伝説のバンド 〜VICE Japan、そしてZAZEN BOYS〜

◆54-71というバンドの凄さ
54-71という伝説のバンドをご存知でしょうか。
地底のマグマがうねる様な変態ベース
研ぎ澄まされた刃物の様にザクザクした変態ギター
やさぐれたヤクザな変態ドラム、
体の動き全てに変態&エモを感じる変態ヴォーカル。
お気付きでしょうか。。。全員変態の方々です。
※勿論『変態』は最大級の褒め言葉です

例えるならどんなバンドか。。
・・・唯一無二。
やはり例えようが無いんですね。
当時の言葉で言えばミクスチャー・・?
いや、そんな薄っぺらい表現では表現仕切れない。

強いて一言で例えるなら『熱量の高い技術に裏打ちされた変態バンド』
正直あなたの耳で聴いて判断して頂くしかない。
どう言語化するか(言語化できるかどうか)は皆さんに委ねます。

2009年に惜しくも活動は休止となりましたが、皆さんそれぞれ活動なさってます。下記にてその活動についても少し触れたいと思います。

◆Vice Japanの社長・副編集長という顔
実は活動休止後、メンバーのお二人があのVice Japanの運営をされてたんです。
VoのBingoさんaka佐藤さんが社長。
ベースの川口さんが副編集長。
どおりで尖った内容ばかりだったわけだ・・・w

ということで、それを知った後にVice Japanもう一度見ると、
2割増しくらいで楽しめます。リンク貼っ付けておきますw
【Vice Japan】 https://www.vice.com/ja

◆54-71とZAZEN BOYSの関係

なぜここで54-71とZAZEN BOYSの関係を語るのか。
理由は下記に。

※ZAZEN BOYSのwikipediaより一部抜粋

そもそもの成り立ちは、女性シンガーのhalが2001年に発表したアルバム『ブルー』に収録されている『6階の少女』という曲をレコーディングするために、当時ナンバーガールのメンバーであった向井秀徳と54-71のメンバーが、halのバックバンドという形で結成したものである(後述の新生ZAZEN BOYS結成の際に向井は、54-71のメンバーと一席を設け、話を通したと言われている)

そうなんです。
実はそもそもZAZEN BOYSというバンド名は、向井秀徳さんと54-71が一時的に組んだバンドの名前で、その延長にいまのZAZEN BOYSがあるんです。
という事で動画はきっかけになった『6階の少女』を。
あぁ、この音この空気。(私の内なる声・・)

■最後に
Kool Keith(※)とのコラボがあったり、町田康原作のカルト的映画作品『けものがれ、俺らの猿と』の挿入曲であったり、思い出もあるし、掘れば掘るほど意外な事実が出るスルメイカの様なバンド。『ド』がつくほどの変態的、且つ圧倒的、日本が誇るバンド。それが54-71。

機会があればぜひご視聴ください。

※Kool Keith
米国ニューヨーク州ブロンクスに拠点を置くアメリカのヒップホップグループ『ウルトラマグネティックMC』の中心的人物。且つ変態。ド変態。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?