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intoの雑談中~平和について考える8月6日~

自己紹介&近況報告

みなさん、こんにちは。
intoのちっひーです。
ようやくWSがひと段落して、
落ち着き始めたintoです。
でもでも、秋と冬に大きな企画しているので、
気を引き締めていきます!

私たち、intoは
「自分に帰る」をコンセプトに、
話したり、書いたり、作詞したりと
「言葉にする」ワークショップを
届けております。
intoのコンセプトや理念はぜひ、
こちらの記事を見ていただけると幸いです。
↓詳しいコンセプトや、熱い思いはこちら!


79回目の8月6日

1945年、8月6日、午前8時15分
広島に原爆が落とされた時間です。

そして今日、79回目の8月6日を迎えました。
私は生まれてからずっと広島で育ってきました。
だから、この日にすごく特別な気持ちを持っています。

今日の雑談では、「平和」について、
私なりに綴ってみようと思います。

この日は怖い日

広島の小、中学生は毎年、この8月6日に向けて
被爆者の話を聞いたり、
原爆や戦争に関するアニメを見たりといった
平和教育を受けます。

私はその話、アニメがすごく怖かったんです。
一時、毎日午前8時15分になることが、もう怖いと思ってました。飛行機の音も、「これは原爆を落とす爆撃機なんじゃないか」みたいなことをずっと警戒していました。

でも周りは、あんまり怖くないとか、
どうせ戦争なんかこないみたいな、
そんなことを言っていたので、その言葉を信じて、考えないように生活していました。

戦争とひいおじいちゃん

私には、101歳のひいおじいちゃんがいます。

私が小学生のとき、
母から衝撃的なことを聞きました。
「ひいおじいちゃんの足には銃弾があるんだよ」
見せてもらうと、左足には凹みが1つあります。

彼は東南アジアの方に行って戦った、
戦闘員の1人でした。
ある日、左足に銃弾を受けてしまい
日本に帰ることになりました。
帰る手段は船。
ボロッボロの船と新しい船があり、
ひいおじいちゃんはボロッボロの方に
乗せられたそうです。
2つの船が日本に向かっている途中、
新しい船の方が攻撃にあったそうです。
どかーんと爆発したんじゃ。
古い船に乗ってたので、対象になることなく、
日本に帰ることができたそうです。

自分の命に関わる、恐ろしい話なのに、
明るく話すひいおじいちゃんの姿を私は未だに覚えています。
そこから生きている、生かされている、
みたいなことを少し考え始めました。

平和ってなんだろう

平和ってなんだろう。
この日だから、少し考えてみます。

戦争がないこと、それだけが平和なのでしょうか。
その観点で言うと、日本は平和です。

でも本当にそれだけでいいのかなと、
私は思うときがあります。
貧困や、差別、いじめ…。
心の中で「毎日、戦争だ」
思っている人もいると思います。
私もそんな風に思う日々がありました。
常に色んなことに怯えて、
波風立てないように祈って、
過ごす日々は私の中での戦争でした。

青い空は伝えたい

小学生のとき、毎年8月になると
歌っていた曲があります。

青い空は青いままで 子どもらに伝えたい
燃える 八月の朝影まで燃えつきた
父の母の兄弟たちの
命の重みを肩にせおって胸に抱いて

青い空は青いままで 子どもらに伝えたい
あの夜 星はだまって 連れ去っていった
父の母の兄弟たちの
命の重みを 今流す灯篭(とうろう)の光にこめて

青い空は青いままで 子どもらに伝えたい
すべての国から戦(いくさ)の火を消して
平和と愛と友情の
命の輝きをこの固い握手と うたごえにこめて
うたごえにこめて

「青い空は」歌詞

小学生のときからこの歌がずっと、
耳を離れません。
今でもたまに、空を見上げては
この曲を思い出します。

空は昔から等しく存在します。
この空はあの日も、そして今も
私たちを見守ります。

何を伝えたいのか、みなさんも一緒に見上げて考えませんか?

平和を考える

私たちは戦争という中にいないので、
「平和」について考えるときは
あまりないのではないでしょうか。

もし今日寝る前に、
目をつむって、考えてみませんか?
平和ってなんだろう。

私も平和とは何かについて
分からないながらも、もがいています

私は「あったかい人」になりたいなと思っています。
話したり、私の手を握ったり、ハグしたり…。
「ちっひーに会って、少し元気になった。」って
そんな風に言ってもらえるような人になりたいのです。

こたつの中に入ると
ほっとしますよね。
平和とは、あまり分かってないけど、
少しでも「平和」を感じてもらえるような
そんな空間をつくりたいと
今日改めて思いました。

今回の記事はここまで。
今日も読んでくださり、ありがとうございました。
次回の記事をお楽しみに。


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