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<活動紹介⑭> フィールドトリップ in福島県西会津町

2023年2月18日・19日に、福島県西会津町へフィールドトリップ(以下、FT)に行きました。当日の様子や参加者の感想を綴っていきます♫

📝FTの概要

「西会津町の連携協定を活かす施策を考える!」をテーマに、西会津町を理解した上での施策の検討&提案をグループワークを通じて実施する1泊2日の合宿。地域を広い視点から考える+リアルな地域の現状・課題に触れる機会とするため、行政・企業・地域住民などなど多様な主体が関係するものとして他拠点生活サービス事業(ADDress)を手掛ける株式会社アドレスと西会津町が締結した連携協定を題材に設定。「西会津町でADDressで大学生ユーザが増えるためには?」という問いについて考えていきました。

⏰当日のスケジュール

<DAY1>
・一般社団法人FYC 佐々木雄介さん&佐々木祐子さんによるイントロ
・株式会社アドレス 高本さんのお話
・西会津国際芸術村の見学
・西会津町 町議会議員 荒海さんとのディスカッション

<DAY2>
・チームディスカッション
・西会津町関係者への提案pitch

📷当日の様子

<DAY1>

西会津町へ到着。まずは一般社団法人FYC 佐々木雄介さん&佐々木祐子さんによるイントロから。
会場は、佐々木さんご夫妻が運営する「ゲストハウス ひととき」。
「ゲストハウス ひととき」の内側👀
西会津町の街並み。
昼食後は、オンラインで株式会社アドレス 高本さんのお話をお聞きしました。
その後。西会津国際芸術村へ。
廃校を活用してつくった芸術拠点とのこと。
施設内には、当時の名残が。
夕食を食べながら、西会津町 町議会議員 荒海さんとの交流を。

<DAY2>

2日目は、朝からチームでのディスカッションを。
1日目の視察・意見交換を踏まえ、
「西会津町でADDressで大学生ユーザが増えるためには?」について考えていきました。
会場は、佐々木さんご夫妻が運営する「私設図書館 いとなみ」。
佐々木さんご夫妻も議論の輪に加わり、深めていきました。
佐々木さんご夫妻も議論の輪に加わり、深めていきました。
午後からは、各チームの検討結果を企画提案。
西会津町役場、西会津町地域おこし協力隊からおふたりのゲストにお越しいただきました。
各チームの発表の様子。
各チームの発表の様子。
発表後は、ゲストのお二方を交えてのディスカッションを。
発表後は、ゲストのお二方を交えてのディスカッションを。
2日間の活動をコーディネートいただいた佐々木さんからの総括を持ってフィールドトリップは終了。

🗣参加者の感想

何もない土地で自分の世界観を実現したい!という想いの人にとって、西会津町はとても魅力的な場所なのだと感じた2日間でした。新しいことをすると否定されることも多いので、なんでも挑戦できる環境はとても素敵だと思います。 また今回の旅を通して、自分はなるべく多くの人に影響を与えたい、可能であれば世界を変えたいと思っていることに気づくことができました。今後の自分の進路が絞れるようになったことは大きな収穫です。 普段生活をする中では意識しないことに目を向けることで新たな視点を持つことができると知ったので、今後も機会を作って新しい経験をしていきたいと思います。

西会津の人口減少の解決のために、ゲストハウスや、図書館など様々な面から貢献している佐々木さんたちの姿を見て、課題を解決する手段はたくさんあるのだと思いました。自分の中にも、以前から解決したい課題がありますが、どのような方法で解決するか悩んでいたので、何か自分の今後のヒントになりそうだと思いました。自分の得意なことを活かして、社会に貢献でからようなことを見つけていきたいです。一方で、自分の知識量の少なさにも気がつきました。興味のあるものしか勉強してこなかったので、得意な分野以外の知識が乏しく、チーム活動で思いつくアイデアは似たものばかりで、新しく学生らしいものを考えるのが難しく感じました。そのために、今後は、新聞を読んだり本を読んだりして知識を増やしていこうと思います。

特徴ある西会津という地域に一点集中してアイディアを考えることができました。また、佐々木祐子さんがおっしゃっていた「何もないから何でもできる!」という発想に驚き、新たな気づきをいただきました。西会津が若者のやりたいを叶える地域になることができれば、ゆくゆくは地域活性に繋がるのではないかと思いました。

今回のフィールドトリップを通して、過疎地域の課題解決に対する取り組みが多くない中で様々な施策に取り組まれている西会津町のやる気をひしひしと感じ、すごいと思いました。特に、こんなにも行政や企業の方と距離が近いのには驚きました。その一方で、町内の方のみで町全体の動きを活発にする厳しさも実感しました。特に、現在は都市部に情報やお金、人が集まり、そして動くのが自然な仕組み・価値観となっているので、オンライン化の流れが出来ているにしても都市部のような機能を西会津のような過疎地域に移すには少なからず大きな転換が必要であるように感じました。西会津にあるものの中で情報やお金、人に代替しうるものかつ他地域と比較して明かな優位性を保つようなものを見つける、あるいは作り出せるとそこに大きな転換が生まれるきっかけがあるのかなと思いました。

事前のオンライン研修でもお話は聞いていたのですが、実際に西会津に行ってみて西会津を盛り上げようとしている方々の強い想いを感じた2日間でした。西会津の人たちは、すごく生き生きとしていて、本当に町を変えたいということがたった2日間でも十分すぎるほど伝わりました。また、まだ西会津への理解が乏しい僕たちの意見も真剣に聞いくれたり、議員さんとの距離が近く議論することができる環境はとても魅力的でした。 さらに、西会津の考えに共感し実際に活動している同世代の方にお会いできたことも非常に新鮮でした。私は色々考えてから行動するのですが、行動してから考える事もできるなと感じました。”別に失敗しても良い”という言葉はすごく心に残りました。

西会津は、行政と民間との距離が近く、相互の連携がとりやすい状態になっているなと感じました。その影響なのか、多くの大学生が西会津に訪れているという素晴らしい流れができているなと感じました。今後は1度来た大学生が2,3度繰り返してきてくれる仕組みを作れたら良いし、そのための手段の1つがADDressなのではないかと感じました。 個人的に、課題というものは過去から現在の流れを知り、未来を想像したときのギャップのことをいうと思っています。その点で言うと西会津を知り未来を考えるのに2日間だけでは短くも感じましたが、短期間に詰まっていたからこそ濃い時間を過ごせたと思います。 半年間かけて社会課題解決を実践してきた経験があったから、議論をスムーズに進めることができたのかなと感じました。 また、一箱本棚オーナー制度を使った私立図書館というアイデアを初めて知り、自分のこれからの活動で使ってみようと思いました。 フィールドトリップ2日間、ありがとうございました。 「即今着手!!!!!」

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