見出し画像

<SIAC3期活動報告⑤> 実践型プロジェクト#02(1Day鞄持ちを終えて)

実践型プロジェクト(チーム活動)が始まってすぐ、学生達はチームごとに受入先の社会起業家さんの元で1Day鞄持ちを行いました!

今回の講座では、各チームのこれまでの活動及び実践に向けたACTION PLANの他チームへの共有とチームを横断した相互フィードバック、受入先の社会起業家さんと社会人メンターさんを交えてのチームミーティングを行いました。

午前中は、各チームが、取り組む社会課題の構造整理と1Day鞄持ちで得た気づき、実践に向けたACTION PLANの発表を行いました。

各チーム、発表の最後に現在のチームの課題・お悩みを共有し、それに対して、他のチームの参加者からフィードバックをもらったり、社会人メンターから今後に向けてのアドバイスなどをもらいました。

午後は、それぞれのチームに別れてのミーティングの時間でした。午前中の発表に対するフィードバックを踏まえながら、現状の整理や今後のACTION PLANの検討を行いました。各チーム・各人、前回の講座(実践型プロジェクトキックオフ)からもう1歩深く踏み込んだ議論がされていました。

午後の講座の後半には、受入先の社会起業家さんもミーティングに参加、課題の構造整理と今後のACTION PLAN(案)を起業家の方に共有し、今後の方向性を具体化する時間としていました。

今回の講座では、各チームが実践活動の中で、受入先の社会起業家さんの事業の推進及びビジョンの実現に向け、改めて、誰の・どんな課題に対し、何をやるかといったACTION PLANの具体化に向けた踏み込んだ議論を交わしていました。

ACTION PLANが見えてきたチームもあれば、新たな検討Point・課題が発生し悩むチームもあったりと、チームごとに進捗は異なりますが、学生たちは確実に1歩ずつ進んでいます。

次回は、1ヶ月後の講座となりますが、この1ヶ月で各チームがどんな歩みを見せるのか、ぜひ、楽しみにご覧ください!


以下、学生達の感想です。

課題定義をする上で、他人事になってしまっていると感じました。自分がその立場に立った際に、それが課題と感じるのかが大事であり、外からこれが課題では?と言うのは違うと感じました。まだまだ当事者に向き合い、話を聞き出さないといけないなと感じた時間でした。

発表もあって・長時間のミーティングもして、とても疲れましたが、これまでの活動を振り返るとともに、今後の活動にどう向き合っていくかを考えるとてもいい機会になりました。

所要があり、途中からの参加となってしまいましたが、ちーむメンバーがうまくフォローアップしてくれました!これからのActionプランの方向性が決まってきてわくわくしてます!!

図として課題の関係性を表していく(社会課題の構造化)ことが必要だと思いました。複雑に絡む課題を整理し、その上でどこに焦点を当てていくのかを熟考することが、私たちのチームの実践(ワークショップ開催)において最重要事項であると思うので、引き続き丁寧に進めていきたいです。

「問い」の大切さを知りました。インタビューをする際は「問い」の作成に多くの時間を割くと良さそうです。"良質な「問い」"からは、"良質な「回答」"が生まれます。「問い」の背景やそこに至った仮定をうまくまとめて「問い」を作成できるようになりたいです。

今日は午前のチーム発表に参加しました。私たちのチームはテーマを深掘りすることに時間をかけ、今後に向けて方向性が間違わないようにしました。そのため、アクション構想が甘く、これで上手くいくのか、という思いをひしひしと感じた講座でした。

今回、他チームと進捗状況を報告し合ってみて、五つの行動原則の重要性を再認識しました。5つある中で私たちが実践の中で最も意識する必要があるのは「手中の鳥の原則」だと考えます。目的に引っ張られ、実現可能性の低い手段を取ろうとするのではなく、手元にある手段の有効性を徹底して詰めていくことが実践成功に繋がるのではないかと感じています。

今回の講座では1day鞄持ちの結果報告会をしました。他のチームのお話をきいて自分のチームと比較することで、自分のチームの課題の特徴やもやもやしていたことに気づくことができました。また、多くのフィードバックをもらうことができ、とても有意義な時間でした。

起業家の方と意見を交わしながら実際にアクションについて検討し、夢物語ではなく実現可能な1つの形を作るというなかなか無い経験が出来ました。そこにはやはり、課題・問い・仮説という3つの観点をブラッシュアップし、深掘ることが良い企画に繫がる事を実感しました。

今回のワークで自分達学生が出来る事はとても限られているが、それを理由にやらないのではなく、どうやったら出来る方向に進むのかを考えて行動する事が大切だと感じました。早く実行して早く失敗する事で生まれるPDCAをしっかり回してより良い活動に繋げられるように今後も頑張りたいです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
マガジンはSIACプログラムに参加する大学生・大学生事務局が執筆しています!
SIACプログラムの詳細は下記の記事をご覧ください!