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【起業家インタビュー|花・観葉植物のECサイト HitoHana 伊藤義章さん】フラワービジネスで起業したスタートアップ

こんにちは。YouTuber”インタビューズ”の「ひがす」です。「インタビューズ」というYouTube番組でいろんな方のお話を聞いています。

今回お話を聞いたのは、HitoHanaの伊藤義章(よしあき)さん。

20000点から選べるお花・観葉植物のオンラインショップ「HitoHana」のCTOです。

インタビューにあたり、ご本人・サービスに関する記事をまとめました。

私、「ひがす」の調査メモのようなものですが、インタビューズで収録させていただく前後に集めた情報を、こちらでも紹介させていただきます。

伊藤義章さんの経歴

◆シリコンバレーでインターンしたDeNAエンジニアが起業した話(2016年の記事より)
https://www.wantedly.com/companies/beerandtech/employee_interviews/46586

大学時代は東大の電子情報工学科でゲームを使ったAIを研究。

在学中に、シリコンバレーで2ヶ月間、インターン。

DeNAのエンジニアとして2014年に新卒入社。

DeNAに入って半年後、ベンチャー企業「株式会社Beer and Tech」へ入社。はじめは飲食店の予約サービスを手掛ける。

ピボット(方向転換)して、2015年11月にHitoHanaを立ち上げて今に到る。個人としては「社会に応援される急成長企業を作る」ことを目標に掲げる。

◆ちなみに、会社の代表、森田憲久(のりひさ)さんのインタビューはこちら↓
ー30歳の時に病気を告知されて起業を決意
https://www.wantedly.com/companies/beerandtech/employee_interviews/46418

では、二人の立ち上げた「HitoHana」とは、どんなサービスなのでしょうか?

HitoHanaとは

◆HitoHana(ひとはな)は、多種多様な選択肢から植物を"自由に・安心して・簡単に"買うことのできるオンラインストアです。

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HitoHanaで制作されたフラワーデザイン。画像提供: Beer and Tech。

20,000を超える選択肢と、安心して注文できる仕組みが用意されています。

2015年11月にサービススタート。2017年に、1億円の資金調達を獲得。
https://hitohana.tokyo/

HitoHanaのお花の定期便という、デリバリーサービスも行っています。
https://hitohana.tokyo/flower-subscription/

◆HitoHanaのサービスの歴史(代表の森田さんの話、2020年)

◆2020年には、イベント中止などによるロスフラワーを救出するため、特定の植物の送料無料キャンペーンを実施。
ー国内の農林水産物生産者を支援するプログラムに参加
https://hitohana.tokyo/free-shipping

◆サービスについて
“お客様の数だけ花がある” 自分好みの植物を、豊富なラインナップから自由に選べる「HitoHana」(ICC KYOTO 2019)【動画版】

◆1億円を調達(2017年)

ー植物EC「HitoHana」運営Beer and Tech、GBとANRIから1億円を調達——フルフィルメント強化とデータドリブン手法で、ロングテールに対応
https://thebridge.jp/2017/10/beer-and-tech-jpy100m-funding
Beer and Tech は2014年8月、ネット専業広告代理店出身の森田憲久氏らにより創業。2014年10月には、Incubate Camp 7th で「スマート予約」なるサービスを披露している。スマート予約は約1年ほどサービスを継続したが、スケールに限界があると判断しピボット、胡蝶蘭生産者の家に生まれた森田氏は、身近にあった花卉業界の課題に注目し2015年末から HitoHana を開始した。

流通の EC 化が進む中で、花卉業界は最もデジタル化が進んでいない領域の一つ。実際、現在提供されている植物 EC の多くは実店舗に並んでいる鉢植や花束などがオンラインで購入できる、という程度のもので、EC のもたらすメリットの一つである商品のロングテールは実現できていないところがほとんどだ。

森田氏は当初、B 向けの植物 EC から着手したが、法人需要においては安くて早くて妥当な商品にオーダーが集中してしまい、サービスの差別化ができないと判断。部屋や家具の風合いにあわせ、自分でお金を払って購入する個人のインテリア需要に特化することにした。

街の花屋など花卉の実店舗の店頭では、どうしても商品のバリエーションに限りがあり、消費者は自分の嗜好にあった商品を選ぶのに限界がある。HitoHana では、植物、花瓶、鉢などを自在に組み合わせて出荷できるフルフィルメントセンターを開設し、商品に無数のバリエーションを実現。多くのオーダー情報を元にヒット商品を的確に把握し、将来の売れ筋を予測して仕入れることができるしくみを構築した。

◆出資により、自分たちで直接、花のデザインを行うモデルを開始。

ーD2Cモデルの展開とtoB向けの植物流通インフラの構築へ
https://www.value-press.com/pressrelease/189939
本資金調達により、植物EC『HitoHana(ひとはな)』は、仕入れたモノを売るモデルから、生産、デザイン、販売を自ら手がけるD2C、Direct to Consumer Brand(EC版SPA)を開始していきます。また、ECの在庫と独自の配送網を活かして、インテリアショップやリノベーション事業者様向けに植物を委託形式流通させる『HitoHana for Business』を本格的に展開していきます。

◆2017年
胡蝶蘭・観葉植物・鉢カバーの通販サイト「HitoHana(ひとはな)」は Google 認定ショップとして認定
https://www.value-press.com/pressrelease/178811

◆HitoHanaの歴史
最初は胡蝶蘭専門のECサイトだった。それが、実際の顧客の声を聞くことで「品数豊かな花の鉢の提供」を始める。(CEOの森田さんの記事)
https://next.rikunabi.com/journal/20190315_p11/
店内のスペースには限りがあり、置ける商品数も、得られる情報量にも限界がある。でもネットならば、もっと多くの商品を扱うことができる。植物とおしゃれな鉢を組み合わせてバリエーションを広げれば、ユーザーが本当にほしいものを提供することができるのではないか、と思いついたのです。

ユーザー数も増えたことから、自社で在庫を持ち、フローリストを抱え、配送も手掛けています。注文は全国から集まっていて、「地方だからなかなか希望のグリーンが買えなかったけれど、『HitoHana』でようやくほしいものに出会えた」との声をいただき、とても嬉しく思っています。法人のお客様からも「贈り先によって、胡蝶蘭と観葉植物やスタンド花等を様々な商品を使い分けることができる」と好評をいただき、企業向けギフトニーズも拡大しています。

◆HitoHanaを手掛ける、株式会社Beer and Techのミッションは、「ビジネスとテクノロジーの力で、古い産業の未来をつくる」こと。

伊藤さんの本棚

インタビューズでは、出演者の本棚を見させていただき、お話を聞いています。詳しくは、インタビューの第4話で!

おまけ|花屋さんのお仕事って?

*以下のリンクはHitoHanaさんではありませんが、参考のため見たものです。

(編集|ひがす)

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