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【スタートアップ成長の秘密|花・観葉植物のECサイト HitoHana 伊藤義章さん 3/5】フラワービジネスで起業したベンチャー起業

こんにちは。YouTuber”インタビューズ”の「ひがす」です。「インタビューズ」というYouTube番組でいろんな方のお話を聞いています。

今回お話を聞いたのは、HitoHanaの伊藤義章(よしあき)さん。

20,000点から選べるお花・観葉植物のオンラインショップ「HitoHana」のCTOです。

「スタートアップ成長の秘密」をインタビューするにあたり、花業界の基本知識をまとめました。

私、「ひがす」の調査メモのようなものですが、インタビューズで収録させていただく前後に集めた情報を、こちらでも紹介させていただきます。

また、動画では、花業界の中でいかにHitoHanaさんが改革を起こしていったのか語っていただいています。合わせてご覧ください。

フラワービジネスについて調べてみた

①お花屋さんの産業の推移
②そもそも、お花ってどこで仕入れるの?

に主軸を置いて、調べてみました。

以下のデータ・画像は、農林水産省によるレポート「花きの現状について」(2020年1月)から抜粋したものです。

*「花き」・・・観賞用の草花のことで、切り花、鉢もの、球根、芝類などをさします。

①お花屋さんの産業の推移

◆日本の花の市場は 1.2兆円。
そのうち、個人の観賞用が8600億円。葬儀や婚礼などが3000億円。

その中で、インターネットでの販売額はまだ数%しかないようです。

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◆国内の生産量・売上額は1990年代末をピークに減少。

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国内の花き販売農家は年々、減少しており、生産者の63%が60歳以上。画像7

一方で、年間を通じて安定的に生産できる輸入ものが増加しています。(中国、コロンビア、マレーシア、タイなど)切り花のうち28%は海外からの輸入です。(本数ベース)

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◆1世帯あたりの切り花の購入額は、1997年をピークに減少しています。

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◆2020年の花の消費量
2020年はイベント中止(卒業式やお彼岸など)の影響で、花の取扱数量・金額がともに下落しました。

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(この図のみ、こちらのレポートから引用)

◆花を買う人は、50代以上がメイン。特に、29歳以下ではほとんど買っていないようです。

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◆そんな中、いま、花のEC市場が大きく伸びています。
理由は、家庭用の花の需要が伸びているからです。

◆花業界の最近

輸入品の花きが入ってきづらい状況が続いている今は、また、岡山以西からの長距離出荷が難しい産地も多く、地元の直売所も客数が減っていることがあるので、各地域の流通業者は地元の花を中心に一生懸命販売する。
https://otakaki.co.jp/pres/%e5%9b%bd%e7%94%a3%e5%8c%96%e3%80%81%e5%9c%b0%e5%85%83%e6%b6%88%e8%b2%bb%e3%82%92%e3%81%95%e3%82%89%e3%81%ab%e7%9b%9b%e3%82%8a%e7%ab%8b%e3%81%a6%e3%82%8b/

②そもそも、お花ってどこで仕入れるの?

◆花を仕入れる花市場を、通常「花き市場」(かきいちば)と呼びます。大田市場の花き取扱量は日本最大で、切り花で換算すると、1日に約329万本が出荷されています。
http://flowereducation.net/blog/2016/03/15413
大田市場とは、東京都が管理する公設卸売市場です。 東京都内に11ヶ所ある東京都中央卸売市場の一つで、青果物、水産物、花きを取り扱っています。広大な敷地内にある3つの棟は、それぞれの建物の上に、シンボルとなるオブジェがあります。 大田花き市場は、城南地区に点在していた9つの民営の花き地方卸売市場を統合し、1990年に業務を始めました。

◆市場の見学について→東京都の公式ページからご確認ください。
https://www.shijou.metro.tokyo.lg.jp/kengaku/

(編集|ひがす)


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