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会社の新たな武器を作る!大手グローバル企業からWebベンチャーに飛び込んだワケ

-経歴について教えてください!

幼少期からサッカーに没頭、高校時代にはユースでプレイをしながら、プロを目指していたものの、プロの第一線で活躍することは難しいと感じて、高校生の時にサッカーを断念しました。

それまで勉強はあまりしていませんでしたので、大学に進学する意味も、そのあとのイメージも持てずに働いていましたが、様々な人と出会う中で、ビジネスの世界で活躍するには自分には教養も武器も足りないと感じ、思い切って海外の大学に進学しました。
学費や学生ビザでも働くことができることもあり、その後はオーストラリアの大学と大学院を卒業しました。

-その後、就職されたのですね。

アメリカで就職活動はしていましたが、その中で、日系企業が集まるキャリアフォーラムに参加し、PC周辺機器メーカー(法人・家電量販店向けの卸し、自社ブランドショップを展開)する上場企業の創業社長に面接をしていただく機会を得まして。
社長の人並外れた先見性やビジョン、勢いに感銘を受け、その場で内定をいただき、私もその場で即答しました。
すべてが爆速の方で「すごいな!!(笑)」という印象がいまだに残っています。(笑)



-どういう仕事をされていたのですか。

国内市場では圧倒的なシェアを持っていますが、海外はひかれたレールはない状況でした。
自分で動かなければ何も生み出せない。
上司や先輩と一緒に、時には自分で考え抜き、社長をはじめ経営陣のコンセンサスを得て大きな裁量で仕事を進めるスタイルで、海外営業としてがむしゃらに突き進みました。
気が付けば北中南米、東南アジア諸国の市場やシンガポールの子会社を任せていただけるように成長していました。
創業者である社長と近い距離で働けたこと、優秀な先輩方に指導を頂けたのは、非常に良い経験になりました。

-その後、転職も経験されたとか。

もともと将来的に起業を視野に入れていたこと、よりITに深く関わることを考えており、自動車のオークションプラットフォーム会社に転職しました。

同社ではWebサービスが基幹事業ということもあり、様々なWeb関連の新規プロジェクトやサービス開発、フィリピンの現地法人の責任者を任され、事業立上げ、拡大を経験させていただきました。
2社での経験を振り返ると、30ヶ国以上の国で、Webに携わってきましたね。

-なぜインターマキシス株式会社に?

代表の前田とは10年以上の付き合いになりますが、お互いのビジネスの話をしている中で、インターマキシス、協力会社でのエンジニアの課題や人材不足の話を聞いていました。
これは業界全体、ひいては日本の課題であると感じていました。
自分に何ができるのか模索した結果、自分がやろう、それが私の答えでした。

これがきっかけです。

-起業への興味もあったのでしょうか?

社会人になってからずっと起業はしたいと思っていて、サラリーマン時代はその準備期間だと考えていました。
既存の事業の成長よりは、ゼロイチの新規事業が私の強みだと考えています。
これまでの経験もレールがない道をずっと来てきていましたので、起業という選択肢がしっくりきました。

そして、前職を通して日本企業のグローバル市場の強み弱点も目の当たりにしてきました。

弱点を改善して強みを活かす、そして新しい価値を生みだす、それがインターマキシスで実現できると考えてジョインすることを決めました。


-日本企業の強みと弱点について、どうお考えですか?

これまで、Webサイト・サービスを活用して国内外の企業と一緒に仕事をしていく中で、日本のIT業界の課題を最前線で痛感していました。

アジアを中心とした多くの発展途上国の圧倒的な成長スピードを目の当たりにして、それは余計に感じました。

とは言え、
日本企業やエンジニアの方々の技術レベルは高いと思います。
そして真面目である。
大抵の場合は計画通りに進めていただけます。
当たり前のことを当たり前以上のレベルでやる、それが最大の強みだと思います。
私の経験した海外の多くの国では、計画とか納期は、遅れるのが普通でしたね。しかも悪いと思っていない。(笑)
一方、弱みは企業としての意思決定や動きが遅い、グローバル市場での競争力という視点が少なく、色々な側面でガラパゴス化しています。
日本独自の嗜好やトレンドが多く、国際的に連携するにしても競争するにしても、このガラパゴス化はデメリットでしかないと思いました。

さらに、これらが複合的に絡み合って慢性的な人材不足にも繋がっているのではないかと感じました。

-今後の展開を教えてください!

今日、多くのビジネスでWebの活用は不可欠になってきています。今後は、ますますその動きが加速していくでしょう。
その結果、我々としての競争優位性も生み出せると見込んでいます。
日本企業が世界で戦う基盤作りのためにもWeb制作のエキスパートが必要になります。私の強みを生かすのはここだ! と感じています。
企業をサポートする伴走型のWeb制作会社です。それが新会社設立の想いです。
インターマキシス株式会社には有形無形、人的、環境的な資源や財産が多くあります。これらをスムーズに、かつ有効に使う仕組み作りができればグループ全体での成長できると見越しています。


-インターマキシス社の魅力は?

弊社は、企業規模の拡大よりもクライアント様に寄り添うことを最重要と考えています。それは代表の前田が掲げる理念でもあります。
クライアント様の潜在需要を掘り起こし、提案型の協働制作ができる精鋭部隊でありたい。常にそう思って活動しています。

-新会社について伺わせてください?

新会社では、グループの強みを生かしながら、Web業務をより深く、内部で凝縮・熟成する流れを作りたいと思っています。
クライアント様へは、技術的な可能性もふまえつつ多岐にわたる提案が可能になると思います。攻めの姿勢の提案型制作会社を目指します。

-海外経験を生かしながらということになりますか?

私のホームグラウンドは「海外」ですから新会社としてもそこをセールスポイントとして前面に出したいです。
海外の市場は日本と比較してもかなり大きく、Web案件も豊富にあります。
インターマキシス株式会社の実績や事例の中には海外でこそ活用できる経験や資源がたくさんあると感じています。
「日本にいながら海外のWeb案件に関われる」。そんな環境が実現すれば社員にとっても大きな魅力となるでしょう。
仕事を通して得られる経験やスキルは間違いなく社員自身の武器になるはずです。
グループ会社としての組織力を活用しながら、連携によって生み出される新しい価値を創っていきたいと思っています。


-先見性のある取り組みだと感じました!

今後、メタバースやデータサイエンス等新たな事業領域の重要性が増していくでしょう。グループとしてこれらの事業への参入も計画していますし、弊社の知見や強みを活かしながら、ターゲット市場も日本から世界に移していきたいと思っています。
さらに先のビジョンとしては、グローバルレベルのエンジニアの育成を行い、世界にワクワクを届け、世界に資する企業になることを目指しています!

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