男性社員の育休インタビュー【前編】育休取得のきっかけは?
2022年に育児・介護休業法の改正があり、育休の周知と意向確認の義務化、産後パパ育休制度の創設などがされました。個々の状況に応じて育休取得ができるようになったこと、また個別での制度案内などに後押しされたのか、男性の育休取得は年々増えています。(※詳細は本記事後半にて)
インターリンクでも、2023年は育休取得対象となる男性社員が4名いた中で、3名の男性社員が育児休業を取得しました。
初めて育児にのぞむ場合、育休を取得するイメージができない方も多いと思います。
今回は、実際に育休を取得した男性社員に「育休を取得した経緯」や「育休をとってよかったこと」、「育休取得時の過ごし方」などについてインタビューしました。
将来的に育休をとろうか迷っている男性はもちろん、お子さんはいないものの会社に育児中の方がいるので理解を深めてみたい方、育児中の方にもご自身の振り返りの機会にぜひ読んでいただきたいです。(配偶者に育休を取得してもらうか迷っている方には、記事を一緒に読んでいただくのもおすすめです!)
前編となる今回は「育休を取得した経緯」について聞きました。
育休を取得した経緯
ーまずは簡単に自己紹介をお願いします。
ICTサービス事業部 企画制作部 ディレクション課所属の掛橋(かけはし)です。
2007年に中途採用で入社して現在は17年目になります。入社当初はコーダーでしたが、現在は事業部での次長という役職を拝命しており、自組織内の計画や方針の決定などを行う一方で、クライアント先へ常駐し、システム開発横断グループの一員として、顧客の課題解決のために日々奮闘しております。
趣味はオンラインゲームや格ゲー、麻雀、飲み会などインドア系多めですが、テニスとかフットサルも好きだったりします。
コロナも落ち着いたので、またインターリンクの部活を活性化していきたいところですが、今は息子に夢中です(笑)
ー育休を取得しようと思ったきっかけを教えてください。
どっちから言い出したんだったかな…?妻はやっぱり「育休とってくれた方がありがたい」とは言っていた気がします。
自分自身も取得したいとは思っていました。妻のストレスが増えて関係が悪くなるのも嫌だし(笑)
ー産後クライシス(妻の出産後のさまざまな変化により夫婦仲に亀裂が生じてしまうこと)は最近よく聞きますよね。夫婦関係を考えての育休でもあったんですね。
あとは、女性は自分の身体を痛めて産むから最初から愛情があるなんてよく聞きますが、テレビに出ていたコメンテーターが「男性は3年くらい経たないと愛情なんて芽生えないよ」と言っていて。周りから入ってくる情報で、ちょっと不安を感じている部分もありました。あとは、自分の子どもへの接し方が下手なんじゃないか?という不安もあって(笑)
3人家族になる、その第一歩を妻に任せきりにするのも何か違うなと。家族を大切にするということを第一に考えました。
ー素敵ですね。もちろん夫婦によって選択は様々だと思いますが、奥様も育休を希望されていたとしたらその言葉はとても頼もしいですよね。
金銭的な部分は少し考えてしまいますよね。これはどこの家庭もそうかなと思うんですけど。育児休業給付金があるのと、貯金的な不安は少しあったけど、一時的なものと考えたら平気かな?と考えました。
インターリンクの場合は副業がOKなので、こういう時に副業があると心強いかもしれないですね。
ー確かに選択の幅は広がるかもしれないですね。ありがとうございました。インタビューは後日公開する【後編】へ続きます!
【参考記事:副業インタビュー】
男性の育休取得状況について
冒頭で2022年の具体的な施策について触れましたが、国の取り組みや企業の努力によって男性の育休取得は増えているようです。
調査の対象とする企業によっても数値は異なりますが、それでも全体的に取得率が上昇していると言えそうなデータが見られます。
重ねてになりますが、インターリンクでも2023年は育休取得対象となる男性社員が4名いた中で、3名の男性社員が育児休業を取得しました。
時代の変化に伴い、男性の育児参加も増えてきました。もちろん、各ご家庭の方針や考え方もありますが、インターリンクでは社員の希望にあわせた柔軟な育休取得や働き方を実現できるよう、制度見直しなどの取り組みを続け支援していきます。