究極のペペロンチーノの作り方

こんにちは。

自宅待機となり一週間が経ちました。世間は慌ただしい喧噪の真っただ中ですが、私自身も政府の動向を注視しながらできる限り自宅で過ごすようにしています。

突然ですが私はパスタが大好物です。寿司や焼肉よりもお手頃なのに、味も食べ応えも抜群で、何よりコスパが良い。一人暮らしの私にとっては救世主となる存在であり、私の身体の少なくとも2割はパスタでできていると言っても過言ではありません。

以前からひとりでご飯を食べるときはパスタを作って食べていたのですが、ある日ふと思いました。


「店で食べてる時の味と全然違う・・・」


私は某鎌〇パスタや某五〇衛門パスタに会社帰りによく立ち寄るのですが、そこで食べているパスタと私が作るパスタは明らかに味が異なるのです。レシピの手順に沿っていてもです(素人だから当たり前なんですが、それでもここまで差があることに驚愕します)。

どうしてこんなに深みのある味が出るのか、何故こんなにもにんにくと唐辛子の旨味がオイルと絡み合っているのか。

食材の問題なのか、調理器具の問題なのか、それとも・・・。私が今挙げた2つは、多少は出来栄えに関与しているものの、根本的な問題は他にありました。

根本的な問題は、1つ1つの工程でなぜその作業をするのか、ということについて考えることを疎かにしていたためです。これはパスタだけでなく、料理全般に言えると思いますが、非常に重要なことだと感じました。

確かに、以前はなんとなくレシピの手順に従って、工程について特に考えることもしておらず、いかに自分が今まで雑に作っていたのか、ということが今更分かったのです。

そこで、自分が大好きなパスタを本格的なお店の味に近づけるため、研究しようと思いたどり着いたのがこの動画でした(たどり着いたというほどでもなくYouTubeでペペロンチーノと検索したら一番最初にヒットする)。

https://youtu.be/N95-YMauxM8

この投稿者の方は東京の西調布に店を構える有名イタリアンレストランの方で、この動画の再生回数は167万再生、高評価は2.5万となっています(4/21時点)

なぜその工程が重要なのかを非常にわかりやすく伝えてくれています。人柄の良さも滲み出ています。

急いでいる方のために、ポイントをまとめます。

①パスタを茹でる塩の量は、水に対して1.4%

パスタを茹でる際、びびって溶かす塩の量が少なくなっていませんか?私もそうでした。塩の量が少ないとパスタに味が移らず、食感もあまり良くなくなってしまうそうです。私はここが完全に盲点でした。

例えば水3.0Lに対して必要な塩の量は、40g~50gです。40g~50gって結構な量ですよね。でもこの方曰く、びびらずこれくらいの量を突っ込むことが重要とのこと。

②オリーブオイルはたっぷり入れる

オリーブオイルもギトギトになるイメージがあるのか今まであまり入れてませんでしたが、そもそもペペロンチーノとはにんにくととうがらしの旨味を取り入れた”オイル”を楽しむためのパスタのため、多くて然るべきとのこと。一人前で大体30ccくらい。エキストラバージンオイル、ピュアオイル、どちらを使うかという点ですが、どちらでも美味しくできるとのこと。ただし、エキストラは若干クセが出る可能性があるため、ピュアを使うことが多いそう。

③にんにくは一片使う。半分はスライス、半分はみじん切り

スライスした半分のにんにくを、”火にかけていない”フライパンに投入し、オリーブオイルと混ぜる。最初から加熱してしまうと、にんにくが先に焦げまずみや苦みが出てしまうため。スライスしたにんにくから小さな気泡が出始めたころから、みじん切りしたにんにくと唐辛子を混ぜていきます。この辺りも、なぜその工程を経るのか、理由が明らかになっていて、なんとなくやっているのとは雲泥の差が生まれると感じます。

他にも細かい点は様々あるのですが、特に重要な点をまとめました。私自身は水に溶かす塩の量が目からうろこでした。そんなに溶かすのですね・・・。

細かい点は動画をご覧になっていただければと思います。パスタの基本はペペロンチーノを極めることから。私はこの動画との出会いによって一人暮らしの充実度が若干上がった気がします。

自分が食べても、人に食べてもらっても、納得のパスタを作れるように精進していきたいですね。

最後まで読んでいただきありがとうごさいました。


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