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Episode 2: " Valsport "

"Valsportを愛したレジェンドたち"

2020年にブランド100周年を迎えたValsport。今まで紹介してこなかったブランドの内側をnoteにて公開。Episode 2は「"Valsportを愛したレジェンドたち"」。イタリアスポーツシーンと共に歩んできたValsportの歴史をご紹介します。ぜひご覧ください。

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▼ 世代を超えて語り継がれる名シーン


名門や老舗と呼ばれるブランドは世界中に数多く点在している。Valsportは100年の歴史の中で、イタリアスポーツ界と最も親密な関係性を築いてきた。イタリアのスポーツシーンには数々の伝説がある。人はほとんどの事をわすれてしまう生き物だ。しかしイタリアスポーツ史に残る名シーンは世代を超えて語り継がれている。その名シーンの1つを紹介したい。

▼ 無名の学生が世界を手にした瞬間

1960年のローマオリンピック。トリノ出身の Livio Berruti (リビオ・ベルッチ)は、Valsportのランニング シューズを着用して陸上200mで金メダルを受賞。今のオリンピックに出場するアスリートたちと待遇や環境は少しちがう。 Livio Berruti は学校で化学を学ぶ21歳の学生だ。Livio Berruti はオリンピック準決勝で世界記録に並ぶ20秒5をたたき出した。決勝でも20秒5を出し金メダルを獲得。それまで無名の学生が世界を手にした瞬間だった。4年後の東京オリンピックにも Livio Berruti は出場している。

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Valsportはイタリアサッカーの名門ユヴェントス・フットボール・クラブにユニフォーム、スパイク、 ボール、バッグを提供する初めての公式サポーターだった。Valsportのサッカースパイクを伝説のサッカー選手たちが着用し数々の栄光を手に入れた。90年代Valsportを着用するレジェンドに憧れ、Valsportのサッカースパイクを求めたサッカーキッズは多かった。

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▼ Valsportを着用したサッカー選手たち

■ José Altafin
(ホセ・アルタフィーニ)
ブラジル出身、1960年代〜70年代にかけてイタリアのACミランとユヴェントスのフォワードとして活躍。セリエAで216ゴールを挙げたストライカー。

■ Fabio Capello
(ファビオ・カペッロ)
ローマ、ユヴェントス、ACミランに在籍しイタリア代表としても活躍。引退後はレアル・マドリードの監督や、イングランドなどの代表監督を歴任。指揮を執ったすべてのクラブをリーグ優勝に導いた名将。選手として監督しても成功したイタリアサッカーのレジェンド。

■ Mauro Tassotti
(マウロ・タソッティ)、
ACミランの黄金期を支えた1人。優勝トロフィーを掲げた時に履いていたのはValsportのスパイクだ。現役引退後もACミランの発展に貢献し退団。2016年にはウクライナ代表のアシスタントコーチにも就任。

■ Alessandro Costacurta
(アレッサンドロ・コスタクルタ)
サッカー史上最強のディフェンス陣と評されたミランディフェンダーの中で最も注目された選手。3度のUEFAチャンピオンズカップ優勝を果たす。現在はイタリアサッカー連盟副会長を務める。


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その他にもイタリア代表として歴代最多ゴールを挙げた Luigi Riva(ルイジ・リーヴァ)など、多くの選手がValsportと共に栄光を手に入れた。長い歴史を持つイタリアシューズブランドは他にも存在するが、これほどイタリアスポーツシーンと密な関係を築いてきたブランドはない。イタリアサッカーと共にValsportはブランドとしての価値を築き上げたのだ。

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サッカーだけでなく、陸上など多くのスポーツを支えてきたValsport。各界のレジェンドから愛された理由は言うまでもない、クオリティー、ディテール、デザインだ。MADE IN ITALYにこだわり1920年から続く確かなモノづくり。アスリートの大事な瞬間を支えてきた。Valsportの技術は今も受け継がれ、現在はファッションスニーカーとして体現している。ヨーロッパを舞台に活躍する著名人や、多くのファッションニスタに今も愛され続けている。日本ではコンバース、ナイキなどスニーカーはアメリカという印象は確かにある。しかしイタリアのシューズブランドの歴史は深く、ライフスタイルとスポーツシーンに密着してイタリアで生きる人々を支えてきた。ファッション大国イタリアで100年の歴史をもつValsport。このブランドを紹介したいのは、ただのイタリア老舗スニーカーブランドではないからだ。


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"時代を超えて。Valsportの今"


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