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3分で読める!! 記憶の書き換えは日常的に起こってる!?


乙です!ヨコです。
今回は「記憶の書き換えは日常的に起こってる!?」というテーマで役立つ本のエッセンスや実践方法を3分でご紹介します!

<自己紹介>
ビジネス書が大好きでここ4年間毎年100冊以上本を読む本好きです!!その中で特に良かった本のエッセンスや実践方法を紹介しているので、あなたの日々が少しでも良くなるお手伝いが出来たら嬉しいです!

どんな人におすすめか

  • 過去のミスを気にしすぎてしまい、よく自己嫌悪にしている。。

  • 人のちょっとした記憶違いがいつも気になってしまい、しんどい。。

  • 人のネガティブな部分ばかり気になり、いつもイライラしている。。

自分も上記のような悩み抱えてました。。特に、過去のミスに囚われることが多く、気にしてもしょうがないミスをいつまでも気にしている事がよくありました。でも、ある本を読んで悩む事が激減しました。

その本とは「認知バイアス 心に潜むふしぎな働き」です!

著者の鈴木宏昭さんは東京大学大学院で認知科学を学ばれ、日本の認知科学を牽引する研究者でした。今年の3月に亡くなるまで青山学院大学の教授も務められていました。そんな鈴木さんがバイアスをメインテーマに書かれたのがこの本になります。

記憶の書き換えは日常的に起こってる!?

この本では心理学・認知科学の様々な実験が紹介されているのですが、特に印象に残った実験と実生活への自分なりの活かし方を紹介します。

紹介する実験は被験者に自動車事故の映像をみせ、自動車のスピードを尋ねるというシンプルな実験です。尋ね方を下記のように変えています。

【衝突グループ】
自動車が衝突した時、時速何kmくらいのスピードでしたか?

【激突グループ】
自動車が激突した時、時速何kmくらいのスピードでしたか?

【激突グループ】の回答は15kmも多めに見積もる事が分かっています。さらに「窓ガラスが割れましたか?」と尋ねると、実際には割れていないのに【激突グループ】の約3分の1が割れたと回答してしまうのです。
(【衝突グループ】の場合、約10分の1)

ここで面白いのは、被験者は聞かれ方や聞かれた内容という映像をみた後の出来事によって過去の記憶を書き換えているという点です。

過去の出来事は変えられないと思いがちですが、その切り取り方・後の出来事によって意味づけや記憶自体を書き換えているのです。

この辺りは

上記の記事で紹介した嫌われる勇気の「過去など存在しない」と主張されている部分と繋がっているように思います。人間の記憶・認知は曖昧だからこそ自分の望む形へ方向づけすることが出来ると思うのです。

具体的な実践方法としては

上記の記事で紹介した精神科医が見つけた 3つの幸福で詳しく紹介されています。特に実践して効果があると感じているのは「3行ポジティブ日記」です。やり方はとても簡単で「毎日寝る前に3行くらいのポジティブな日記を書く」というもの。

「今日良かったことは何かな??誰かに感謝したいことはなんだろう??」とポジティブな問いを自分にする事で最初に紹介した実験と同じようにその日に起こったポジティブな出来事をより鮮明に記憶する事ができます

「日記を書こう!」と意気込みすぎてしまうと、三日坊主になってしまうので、スマホのメモ帳や手帳など日常的に使っているもので手軽に実践できるようにする事がおすすめです。私もこれをするようになってから毎日良い気持ちで1日を終える事ができるようになりました

まとめ

人の記憶はとても曖昧その後の出来事で記憶を書き換える事すらある。逆に、曖昧だからこそ、過去の記憶に縛られる事なく日々の良い側面を意識すれば、日々をポジティブに生きることも出来る

最後まで読んでいただきありがとうございました!かなりポイントだけ要約したのですが、実際の本ではもっといろんな考え方やテクニックが紹介されているので、ぜひご興味あれば読んでみてください!

今後も毎週【月・木】に本のエッセンスや実践方法を投稿する予定なので、少しでも面白いと思ったら、フォロー・スキしていただけると励みになります!!

今日がみなさんにとって良い1日になりますように!引き続きよろしくお願いします✨

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