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公演を終えて〜高校演劇部での指導〜

2023年2月6日
指導に行っている高校演劇部の公演の幕が降りた。

舞台の上の学生達は感極まって泣いていた。
これから卒業して地元を離れる者、地元で進学する者。そして先輩達の跡を継いでいく者。
同じメンバーが揃うことはもう無い。
最後の舞台。

指導は基本的に私の考えを押し付けるのではなく、生徒達が内から湧いてくるものを待った。湧くための問いかけや刺激は与えたが、とにかく自分達の身体が感じる事を引き出し続けた。

稽古時間が合わないので、月に数回しか指導に行けない。行けない間に自らが考え伸びていく為には、指導者が押し付けるのではなく、生徒自らが動くように仕向けた。そうでなければ無為に時間が過ぎてしまう。

自分達で考える力を付けていった。

その甲斐があり稽古に行く度、生徒達は変化し続けた。そして、新たに疑問を持ち、再び課題を与えて次の稽古までにそれをこなしてもらった。

そして本番。

幾つも舞台を観てきている知人が
「ここ最近見た中で一番良かった」と言い
芝居仲間は
「号泣してマスクの中ぐしょぐしょだ」と鼻をかみ
芝居の師匠は
「あの点を解消できていたら良かったな」
と次への課題を告げ

私は多くのダメ出しを書き込んで劇場を後にした。

また来年に向けて頑張っていこう。

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