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プライベートのハードル

文責:すずき(企業内デザイナー)

 2ヶ月ほど前ですが、半日予定が空いた時に1人で新宿に行ってきました。伊勢丹のインテリアフロアをぐるっと見て回ったり、映画館に行っていい映画がやっていないか見に行ったり(結局何も見なかったのですが)、パチンコに行ったり、ゲームセンターに行ったり・・・。そんなことをフラフラとやった日の夜、ふと考え込んでしまいました。

「休日らしい過ごし方をしたはずなのに、あまり楽しくなかったな・・・」

そんな話を、部のおおやなぎくんに話してみたところ、

「すずきくんは、ノりきれないんじゃない?」

と言われました。確かにそうだなと。何か1つのことや1つの分野を好きになってのめり込んで行く感覚が薄い気がします。
寄席は好きだから年に数回行くけれど、落語や噺家さんに詳しいわけではない。相撲も好きで、今年の大阪場所もすごく楽しんでいたけれど、細かいルールや力士に詳しいわけでもない。日本語ラップも好きだけれど、幅広く聞くわけでもないし、日本語ラップの歴史や韻のかかり方にも疎いのです。

「休みの日は何をしていますか?」「ご趣味はなんですか?」といった質問に答える時、いつも困ってしまいます。自信を持って答えられないのです。

新入社員の研修で自己紹介をする時に困った私は、

「趣味は、散歩とラジオを聴くことです。」

と言って、全体の雰囲気が「???」となってしまいました(笑)

なんだか、プライベートのハードルが高いなあと感じるこの頃です。

スポーツもしないし、音楽も読書もそんなにしないし、休みの日は本当にぼんやりと生きています。

最近は、一人暮らしの部屋に置く家具や家電を少しこだわっているので、「暮らし」を趣味と言ってみようかなと思います。

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