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先輩から学ぶ就活(2) 価値観の合う企業と出会うまで 【就活インタビュー】


はじめに

先行きのわからない就職活動を進めていると、誰しもが悩みや不安を抱えがち。

そんな就活生の皆さんに向けて、先輩就活生のリアルな体験談をお届けします。

今回は、コンサル業界の大手企業の内定を獲得し、現在も入社に向けて積極的に学び続ける先輩就活生Bさんに、これまでの就活についてお話を伺いました。

企業選びでは、企業の価値観や実態に迫りたい

ーでは早速ですが、どうやって企業を選びましたか?

実は、結構コロコロ変わってました!

元々長期インターンに参加していて、企業をより良くしていくために人ってすごく重要だなって感じていたんです。

それで人材に興味があって、色々な企業を受けていました。

ただ、様々な企業と関わっていく中で、「人を変えたら、企業や組織も良くなっていくのか」と考えると、必ずしもそうではないことに気がつきました。
 
そこで、人材だけではなく、組織についてもアプローチできるコンサルティングの企業を選びました。

ー同じ分野でも、多くの企業がありますよね。
 企業を選ぶ際に特に重要視したことはなんですか?

感覚的なものになってしまうのですが、人の個性を尊重する企業かどうかという点ですね。

実は、自分自身の個性やアイデンティティについてかなり悩んでいたことがあったので、企業選びではその点を重要視していました。

ー企業の価値観といったソフトな面って、働く上で特に大事ですよね。
 なかなか確かめにくい部分ですが、どうやって確かめたのですか?

自分の場合は、特にOB訪問を通じて確かめていました。

表面的なことを聞くだけで終わってしまわないように、自分の中で仮説を用意したりして、事前にかなり準備してやってましたね。

やっぱり、「その仕事をどういう気持ちでやっているのか」を知りたいなって思うので。

表面上は綺麗な理念を並べたりしていても、実際のところはどうなのかはわからないので、OB・OGの方には実体験を伺うことが多かったです。

面接とかのやり取りでも、なんとなくの雰囲気で伝わりますよね。

ー企業の面接とかで話していると、なんか合わないなって感じることはありますよね。

そうですよね。
ただ、その人と合わないだけなのかもしれない部分もあるかなって思います。

企業の面接では、企業としての理念や考え方が自分と合うのかどうかを重視していましたが、一方で面接の方と自分が合わないだけかもしれないという可能性も考えて、即決しないようにしていました。

ー確かに。その面接官と合わないのか、その企業と合わないのかというのは考慮する必要がありそうですね。

最悪な経験をした面接から、内定承諾した企業に出会うまで

ーどのように、内定を承諾した企業に出会ったんですか?

実は、山あり谷ありという感じでした。

元々、内定承諾した企業は候補になく、他にかなり志望度の高い企業があったんです。

ただ、その志望度の高い企業ですごく嫌な経験をしてしまって。

ー何があったんですか?

最終面接に近い段階の面接なのに、一人の面接官に面接中に寝られてしまったんです。

他の面接官は聞いてくださっていたんですけど、自分が熱く語っているのに、一人の面接官がずっと寝ていて。

すごく落ち込みましたし、もう2度とこの企業は受けない、他の企業に就職して見返してやる!って思っていました。

最悪な面接でしたね。

ーそんなことが...。学生に対してとても失礼ですね。

ただ、そこの企業の社員の方から謝罪していただき、「もし良かったら関連の企業を受けてみませんか」というお誘いを受けたんです。

そこで紹介された企業が、今内定を承諾した企業です。

ー最悪な面接から、新たな出会いがあったんですね!

かなり特殊な出会い方ですので、一般には参考にならないかもしれませんが(笑)

初めは紹介していただいた企業は、自分には合わないのではないかなと思っていました。
面接での体験もあって、「関連の企業でもちょっと...」という思いもありました。

ただ、せっかく誘ってくださったからと、メンターの方とお話しするうちに、徐々に惹かれていきました。

ーメンターの方とはどれくらいお話ししていたんですか?

社員の方がメンターを担当してくださっていたんですけど、1・2ヶ月ほど、毎週10時間ほど話していました。

ーええ!1週間に10時間を1・2ヶ月も続けていたんですか?

すごいですよね。

コンサルティングの企業で、自社の社員の育成に力を入れているということを掲げている企業なのですが、就活生にもしっかりと時間をとってくれることに、本当に人を大切にしているんだなと感じたんです。

これからどうなりたいのか、これまでのどんな経験が私を作り上げているのかといったことを、メンターの方と一つずつ掘り起こしていく作業を一緒にしていきました。

本当に手厚くサポートしていただいたなと感じています。

ー内定をもらって、すぐに現在の企業に決めたという感じでしたか?

複数社から内定をいただいていたので、少し迷いました。

就活の中では個性の重視という点についてこだわっていたのですが、最終的に内定をいただいた企業の様々な面を比較しました。

特に、それぞれの企業で働いている社員の雰囲気や、その環境で自分の視座を高められるのかといった基準でもう1度考え直しましたね。

就活では避けられない“カテゴライズ”

ー最後に、就活に関連して、何か伝えたいことはありますか?

まず、やっぱり企業の面接ですね。圧迫面接はやめてほしいです(笑)。
そして、企業には多様な学生に歩み寄ってほしいなって思います。

例えば、今ですと、学生が自由に選考フローを選べる企業もあったりしますよね。

人によって向き不向きがあるからこそ、全ての学生に対して一律に選考していくと、学生の一面しか評価していなかったり、学生の別の良さに気づかなかったりといったことも起こってしまうのかなって。

私のように、充実したサポートがあると嬉しいと思う人もいるし、ちょっと嫌だなと思う人もいますよね。

面接でフランクに話すと学生が喜んでくれたから、他の学生の面接の時にもフランクに話そうとしても、もしかしたら別の学生は怖いって思うかもしれないですし。

もちろん、企業の面接官も多くの学生と接しているのでよくご存知だとは思いますが、学生は人生の重要な選択をするという覚悟で面接に臨んでいるので、その気持ちに対して少しでも寄り添って、一人一人の学生に接してほしいなって思います。

それに、「この子は帰国子女だから」、「体育会系だから」、「留学経験があるから」といった先入観もあまり持ってほしくないですよね。

ー確かに。学生も無意識のうちに「自分は帰国子女」、「自分は体育会系」をアピールしようとして、本来の自分じゃない自分を見せてしまいますよね。

そうなんですよね。

就活生の皆さんも、こうやって振る舞えば評価されるだろうという姿勢で内定を獲得した企業ではなく、できる限りありのままの自分を受け入れてくれる企業と出会い、内定を獲得できればなと思います。

おわりに

就活は、まさに山あり谷あり。でも、落ち込んだ後に、思いがけない出会いがあるかもしれません。

諦めずに、OB訪問を行い、メンターの方と相談したりする中で、自分の価値観に合う企業ときっと出会えます。

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次回もお楽しみにしてください!!

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