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妊娠初期の血糖コントロール
妊娠がわかって間もない頃、
今まで以上に血糖コントロールをしっかりしなきゃ!
と意気込んだ記憶があります。
インスリンの自己分泌が枯渇して何年もインスリン治療を続けていると
食後2時間の血糖値が200を超えてしまうのは当たり前になってしまっています。
妊娠初期の高血糖はお腹の赤ちゃんの成長に影響する、と産科の医師から説明を受け、
食後の高血糖が当たり前になっててはいけない!と
気持ちを新たにコントロール頑張ろうとしました。
そんな矢先に、頻発する低血糖。
頑張ろうと決意したあまりインスリン打ちすぎた?と最初は思いました。
でも、食前のインスリンの効果が切れた後に低血糖になったり、
夜寝てると低血糖になったり、
それまで低血糖にならなかったタイミングでも低血糖がよく起こるんです。
低血糖の症状がひどいと、補食しすぎてしまってその後急激に高血糖になる、なんてこともよくありますが、
この時期は「あっ、補食しすぎた!」と思っても全然高くない、むしろまた低血糖になる、なんてこともよくありました。
どうやら、インスリンの効きに関係するのは胎盤のようで
胎盤が未完成な妊娠初期は、むしろ低血糖になりやすいようです。
妊娠初期は、つわりで食事が摂れないこともあるかもしれません。
一時的に基礎の量を減らしておいたり、
つわりでも口にできる糖質がある場合は、いつでも口にできるように用意しておいたり、
万が一食事が摂れなかった場合にも低血糖にならないように
あらかじめ対応策を用意しておくといいかもしれません。
妊娠中の血糖コントロールは、胎盤機能に大きく左右されます。
胎盤が完成してない初期は、低血糖になりやすく、
胎盤が完成する中期から後期にかけてはインスリン抵抗性はどんどん上がっていきます。
そして出産が間近に迫って、胎盤機能が落ち始める頃、再び低血糖注意の時期が来ます。
(私の場合、低血糖多いなーと感じた2〜3日に陣痛が来ました)
とは言っても、個人差が大きいと思いますので、
あくまでそういう傾向がある、程度に参考にしてみてください。
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