「夜の天使くんは舞い降りない」紹介記事(BL小説)

2017年9月に配信が開始した「夜の天使くんは舞い降りない」についての記事です。

わたし「ぬる」が「犬童ヌル」名義で執筆しました。
ネットワーク出版より販売中です。

イラストは「卯陀喜ぴんぽん先生」に描いていただいています。

夜の天使くんは舞い降りない

夜の天使くんは舞い降りない とは

西園寺秋尊（さいおんじあきたか）は資産家の忘れ形見でひきこもり歴十年の大ベテランになっていた。
二十六歳の誕生日も嬉々として自作パソコンと戯れている。
しかしその日を境に、秋尊のひきこもりライフは侵食されていくことになる。
ある日突然現れた天使みたいな男娼、伊藤蓮（いとうれん）。
幼馴染みでもある執事の雨宮総（あまみやそう）に好意を持たれていると知った秋尊のとった行動とは！？
決して交わることのない職種（？）の三人が織り成すほのぼのオタクラブストーリー！

ひきこもりの秋尊が着ているアレは着る毛布的なアレです。
過去にあった出来事を機にひきこもるようになってしまった秋尊は、執事として居続けてくれている総に対してすら興味も持てず心を閉ざしています。
秋尊の前にひょんなことから姿を現した蓮を秋尊は拾います。
総ですら長年部屋に入れたことのない年季の入ったひきこもりが、知らない男と生活をともにして行きます。
蓮は男娼なのであの手この手で籠絡しようとしますが、心を閉ざしたベテランヒッキーには通用しません。
歪な関係から始まる甘々ラブストーリーです。

登場人物

西園寺秋尊

26歳。
職業ひきこもり。
身長173cm。
9月2日生まれ。
繊細で聡明で愛想がよく情熱的で自立心旺盛だがすぐに欲求不満になりやすく失望も感じやすい、極端な性格。
実は人と一緒にいるのが好き。
髪は伸びっぱなしで無造作にくくっている。 
黒髪でくりっとした目をし、鼻は少し高く、口は大きい。
眉は細い。
意外と頑固。
興味あるもの意外全て無頓着。
自信がなく罪悪感を抱えて生きている。
怖いものが多い。
あと4年で魔法使いになれる。

伊藤蓮

20歳。
職業男娼。
163cm。
2月14日生まれ。
真面目で几帳面なので、何事にも手を抜かない。
 論理的。
自分本位で自己中心的。
純粋な心の持ち主で、素直に他人の声に耳を傾けるが、自分がこれだと納得した目標に対しては異常なほど執着する。
 小さいながらプロポーションのとれた体型。
目は二重。 
眉は細く口は大きい。
女顔。
自分の思い通りにならないことが多いため、出来る限り理想に近づけたい思いがある。
色々と諦め気味。
秋尊には自分の色仕掛けが効かず、自分の知らないタイプだと興味津々。
基本全裸。

雨宮総

26歳。
職業執事。
180cm。
8月11日生まれ。
高い理想を持ち地に足もついている。
しかし頑固。
人のために何かをしたいという欲求を満たすことに最も満足を感じるが、卑屈さと自信過剰が混在。
がっちりした体格に黒の短髪、目は奥二重。
眉は太く口は小さめ。
燕尾服ではなく取り立てて特徴のないスーツを愛用。
カフスボタンは執事を継いだ時に秋尊がくれたものを使用。
ネクタイはそれに合わせている。
秋尊を脅かす蓮をどうにか排除しないとと日夜奮闘。
でも蓮の分の食事も用意してあげる優しさが彼の持ち味。

ぬるの一言

二作目となるBL小説です。
これはストーリーに関しては割とアドバイスを受けることなく自由に書いたものです。
ただ文章が稚拙な為、件の先輩作家に酷評を受けました。
世界観は実は「双子でサンドイッチラブ！」と同じです。
杏二が冒頭で見ている桜は、秋尊の住む屋敷の近くの桜並木と同一だったりします。
ひきこもりを題材に書きたかったのと男娼ものを書きたかったこともあり、掛け算しちゃいました。
続編をとても書きたい作品でもあり、やりきれなかったことが多い作品でもあります。

今作もイラストは卯陀喜ぴんぽん先生に描いていただいています。
秋尊がイメージにぴったりすぎて鼻血モノなのと、蓮の性格がとてもあらわれているキャラデザに感動した記憶がまざまざと蘇ります。
絵が描けない私としましては、絵で命を吹き込むことが出来る人たちは無条件で尊敬対象です。本当に素敵です。
予定している三作目では異種族×人間族といった感じでプロットを練っています。
皆様にお届けできるよう力の限り書いてまいります。
改めて、お目にしていただき、いつもありがとうございます！

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