読書記録📚#2

『コンサルが最初の3年間で学ぶこと』高松智史著 を読んで


はじめに

この本は、元BCGの著者がコンサルという特殊な環境に身を置いて得た仕事術をVS形式でまとめた本。

私はこの3年間振り返りつつ、〇×テストのように「これはできてる!」「知らなかった・間違えてた・・」などと診断感覚で楽しみながら一読しました。ひとつひとつの場面がとても具体的なので、すぐに実行できておすすめです!

こんな方におすすめ

・仕事がなぜかうまくいかない、楽しくない
・自分の仕事やり方に自信が持てない
・後輩の指導担当だが、どう教えたらいいか困っている

*今後意識したいTOP3*

著書の中では、年次ごとに全99つ記載されていますが、ここでは最も心に刺さった3選をご紹介。

1. 論点マネジメント vs タスクマネジメント

論点→サブ論点→TASK→スケジュール→作業→アウトプット

高松智史著『コンサルが最初の3年間で学ぶこと』

アウトプットまでの流れは必ず論点に立ち戻ってねという話。
答えのないタスクに対して、タスクがなかなか進まないのはタスクマネジメントをしていたからかと痛感しました。
いきなり作業とりかかったり、いきなりタスク整理から入ってしまうこともあるけれど、「目的は?」「この依頼で重要なポイントは?」など論点に必ず立ち返ることが大事。
特にOJTの際は、アウトプットイメージに齟齬が起きがち。そのため、とにかく論点を先にすり合わせておくことが重要。

2. あれどうなった?前 vs あれどうなった?

いかにスピード感もってやるか+自分から進捗共有するかで仕事への評価が雲泥の差になるよという話。「あれやっておきました」精神をポリシーにしたい。

3. 詰められた時こそ接近戦=距離を詰める vs 遠距離戦=距離をとる

資料作成のFBなどでお叱りを受けた時こそ、いじけるのではなく、自分から距離を詰める。更なるアドバイスを求めに行く。
距離をとってしまうとより高いレベル感・アウトプットが必要になり自分の首を絞める・・そうならないよう、余計な感情を捨てとにかくもう一歩踏み込んでいくことを心掛けたい。 

高松さんのユーモアに富んだ言語化力に魅了されました・・
気軽に読めるのに中身が濃厚で、仕事術のバイブルにしたい一冊。
次は、『コンサルが「マネージャー時代」に学ぶコト 知るだけでビジネスモンスターになれる79のスキル/思考と矜持』も読んでみたいと思います!

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